人狼物語 三日月国

124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】


【赤】 “観測者” 処暑

 
[ 彼女が彼を頼ったかはともかくとして、
 その苦言は、その“お願い事”にも掛かっていたのかもしれない。>>2:*102 ]


 「 ……分かっては、いるつもりなんですけど 」


[ 言われた彼は、痛いところを突かれた、とばかりに苦笑するだろう。
 分かっているつもりで本当に分かっていないということまで、彼には自覚がある。 ]


 「 ごめんなさい、ご心配をお掛けしてますね
   ……気を付けます 」


[ 小柄な身体の頭に手を置いて撫でようとする。
 自戒を伴った言葉。自分の姿を見て、彼女は余計に思うこともあるのだろう、と。

 しかし彼は、民を目の前にすればそれに寄り添おうとしたし――そうして、悲劇は繰り返す。

 彼女に、幸せを願われていることも、知らぬまま。>>2:*101
* ]
 
(*98) hoshine_k 2022/01/24(Mon) 20:56:18