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人狼物語 三日月国


125 【身内】実波シークレットパラダイス【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 懲りない 雑司ヶ谷 累


「あ〜花火?いいんじゃない?
 ただ火の不始末には気を付けた方がいいよ?
 山火事なんか起こしたらここに居る奴らそりゃブチ切れるぜ」

ここに居る奴ら、というのはまあ人間以外の何やかや。
人間よりも先にお山に棲んでいたあらゆるもの。
それが動物か妖怪か神に近いものかはご想像にお任せするけど。

「っていうかやっぱ結局俺達の陣営三人共……三人?
 ある意味似た者同士だったわけだ?ウケる」
(25) 2022/02/04(Fri) 22:51:23

【人】 懲りない 雑司ヶ谷 累


「お〜殊勝な心がけだ棗ちゃん。えらいえらい」

子どもを雑に褒める時みたいな言い方をする。
適当な奴は特に準備を手伝う素振りも無いけれど、
まあ何かやるなら参加はするつもりなんじゃないかな。多分。
(29) 2022/02/04(Fri) 23:02:39

【人】 懲りない 雑司ヶ谷 累


「なるほど人以外なら良いってこと?」

花火を持ちし者達からスッと距離を取った。
(32) 2022/02/04(Fri) 23:10:17

【人】 懲りない 雑司ヶ谷 累


「人間諸氏も同じくらいめんどくさいで〜す」

ああ言えばこう言う神、わるい。

「綺麗か綺麗じゃないかは俺は存じ上げない事だけど
 絵面がいかにも大はしゃぎ人間ですよって感じで面白いな」

大はしゃぎ花火両手三本人間をスマホで撮っている。
(37) 2022/02/04(Fri) 23:24:13

【人】 懲りない 雑司ヶ谷 累


「ああそういやこんだけ秘密バレてんのに慣れちまうと
 帰ってからうっかりボロ出しそうだな〜」

まあ今は考えない事にしておこう。
そもそもの話、この迷惑極まりない神は
結局は秘密がバレてもそんなに困りやしないけど。
(44) 2022/02/04(Fri) 23:34:18

【人】 懲りない 雑司ヶ谷 累


「この辺の人間諸氏が元気してる間に
 使えるようになれりゃいいね狐火を」

口で言うほどは思ってなさそう。
単なる……なにか……煽りのようなものを仕掛けています。
(49) 2022/02/04(Fri) 23:55:28

【人】 懲りない 雑司ヶ谷 累


「おっす鷗助ちゃん。良きに計らえ」

ドマイナー神は撮影フリーです。
ばっちり見えてる翼や光輪には特に驚く事もない。聞いてたし。
(54) 2022/02/05(Sat) 0:43:52
雑司ヶ谷 累は、いえーいピース。
(a20) 2022/02/05(Sat) 0:47:04

【秘】 懲りない 雑司ヶ谷 累 → 異星人 夜川 彗


これはまだ今には至らない、他愛無くて平穏などこかの一時の話。
あてどもなく揺蕩っては消える湯気をあなたと同じに目で追って、
漂う言葉の残滓をほんのちょっと、気が向いただけ拝借して。

「俺からすればどうしようもない構造的欠陥だね。
 苦痛を覚える余地のある側からしても不要と感じるようだし?
 ま、そういう感覚が無いとわからない事もあるかもだけど?
 たとえば餓えという概念が存在しない生き物が居るとして。
 そいつは恐らくきっと一生をずっと、
 腹が満たされた時の感覚だって知らずに過ごすわけだ」

そうして返すのは、やっぱりどこまでも他人事の感想だ。
つまりは結局、"無い"が存在しないなら"有る"も認識できない。
満たされない感覚を知っているから満たされた事がわかる。
苦しみから安らぎへ移り変わる瞬間の感情のコントラスト。
それらの美しさや喜びを知る為に苦しみがあるのかもね。
或いはこの世界ってやつの単なる意地悪なのかも。
なんてのは結局、根拠も無い与太話でしかないのだけど。

「切っ掛けは好奇心、大体何だってそんなもんじゃない?
 そこからどう行動するかは個人差だろうけどね?
 まあその理屈で行くとここに集められた人間人外諸氏は
 概ね毎日わくわくして過ごせたって事になるんだろうね」

何せあらゆる未知が手を伸ばせばすぐそこにあったんだから。
それにしても愛、愛ってなんだろうな。
この人のカタチをしたものはあなたのそれを、
およそ隣人愛に近い何かと認識して愛と表現したけれど、結局。
友愛、愛玩、兎角愛の概念や定義ってのは人それぞれだからね。
(-39) 2022/02/05(Sat) 20:26:40

【秘】 懲りない 雑司ヶ谷 累 → 異星人 夜川 彗


「ん〜……さあどうだろうね?
 身動き取れなくなった奴を誰かが助けようとしたって、
 助けられる側が差し伸べた手を取ってくれなきゃ意味ないし。
 助かろうとしない奴は誰にも救えないんだよ、結局。

 神だって請われれば気分次第で応えるけど、
 願いもしない奴は救わない、そういうものだし?
 ここには願いもしないし手も取ろうとしない、或いは。
 自分は今のままで良いんだと思い込もうとしてるような奴が
 それなりちらほら居るように見えて仕方ないんだな」

実際の所は、まったくそれで良いのかもしれないけど。
或いは、多少強引でも首根っこ掴んでいく奴も居るのかも。
ともあれそれら全てがどういった筋書きに繋がるかなんて、
結局は結果論、その時になってみなければわからない事。
だからそのように願う事はきっと無意味ではないけれど。
今ここで話している事にはそれ以上の意味も無いんだろう。

「まあ俺はどうせ誰のものでもないってなら
 気兼ねなく手を出すつもりではあるけどね?
 何せ彗ちゃん曰く俺は人を取って食いそうらしいし?」

チェシャ猫は人を取って食いやしないだろうになあ、なんて。
童話の猫に擬えられた神はあいも変わらず愉快そうに笑うだけ。
愉快犯的な狂言回しでも、人を取って食う神でも。
或いはただの気さくな友達だって。
誰かがそのように思うなら、これはそのようにあるんだろう。
逆もまた然り。何せこの神ってものはそういうものなんだ。
(-40) 2022/02/05(Sat) 20:30:15

【秘】 異星人 夜川 彗 → 懲りない 雑司ヶ谷 累

「眠いという感覚がなければベッドに転がろうと思わないし、
 まどろみも夢も知ることはない。そういう話だ?
 なら……どちらかと言えば、人間が苦痛を感じた時にさ、
 楽しいとか幸せとかの感覚に変換できれば解決かな?
 ほんのちょっと苦痛を感じるようにして、他はそうして、
 そんな具合に脳をいじれば今よりもっと幸せじゃない?
 ぼくはまっぴらごめんだけど…なあ累くん、脳はヒトと同じ?」

「実は僕、敏腕のお医者さんなんだ。脳を切り取るのが得意。
 君の脳でどうなるか試しちゃうのってアリじゃない?」

けらけら笑って君の頭を指差す。
とは言えども今のこの時空では机上の空論でしかなく、
本当に出来るかどうかなんてちっとも定かじゃない話。
コントラストの為に苦痛が存在するのならば、
苦痛を少し残して他を幸せだと感じるようにすれば …
なんて、本気かどうかはさて置いて。
美談とか愛とか。曖昧な定義の話は続く。
概ね毎日わくわくした話については保留し、
頬杖をした指で頬を叩き、時折揺れ ――

「きみはひとを物凄く自我があるものだと捉えていて、
 ぼくはひとを物凄く曖昧なものだと捉えているのかも。
 三日坊主とか明日やろうは馬鹿野郎とか色々あるけど、
 それと同じで思い込みも長続きしない、と。思ってるかな。」

(-56) 2022/02/06(Sun) 20:49:05

【秘】 異星人 夜川 彗 → 懲りない 雑司ヶ谷 累

「願わないし手を取らないひとだとしても、いつかはきっと。
 結構意思が薄弱なものなんじゃないかなって考えちゃう。
 だからいずれ全て丸く収まって美談になっておしまいだ。
 ……きみが人を食いそうに見えるの、そういうとこ〜!」

気兼ねなく手を出すつもり。そこなんだよなそこ。
まあ実際チェシャ猫は人間を頭からバリバリとはやらんので
今迄の話と殆ど同じ。例え話か曖昧か、その辺りなのだろう。
神様だとか猫だとか、愉快犯だとか。色々な印象はあるが、
一先ずはここで知り合った楽しいひとの隣で、
すっかり肉まんを合間に食べ終えたのが、

「かさねこくん、結構素直にひねくれてるねえ。なんか意外だ。
 もしかしてここで誰かに手を取ってもらえなかったりしたの?
 それとも今までの生活かな。そうなら慰めてやるぜ〜、僕!
 君を撫でに撫でて、もっちゃもっちゃにしてさ、
 毛を逆立てられるぐらいまで構っちゃう!」

話を繋ぎながら、肉まんの下のあの紙を摘まんで広げ
折り紙なんかをしはじめた。へにゃへにゃで頗る折りにくい。
(-57) 2022/02/06(Sun) 20:51:17

【秘】 懲りない 雑司ヶ谷 累 → 異星人 夜川 彗


「試してみる?外科手術で神を幸福な人間にするなんて冒涜をさ」
(-62) 2022/02/07(Mon) 5:48:37

【秘】 懲りない 雑司ヶ谷 累 → 異星人 夜川 彗


「なーんてのは冗談だけどさあ。」

へらっと笑ってそう続けるのは。
あなたの言う所では、悪戯好きの猫みたいなもののまま。
一先ず今この場では。なので冗談めかした調子のまま、
指された頭、自分の蟀谷の辺りを指先でとんとんと叩いた。

「確かに概ね人間と同じモノが入っちゃいると思うよ?
 ただそれが記憶や思考、感情なんかと正しく結び付いてるか
 その辺りの事には期待できないんじゃないかと俺は思うけどね。

 つまり俺は人間やその他の生き物ほど、
 自我ってやつを脳に依存してないんじゃないかって事。
 だって本来これは俺には存在しない器官なわけでさあ?
 それを弄った所で人間と同じに作用するとは考え難いわけだ」

たとえば他人から手足を拝借して自分にくっつけたとして。
神経が繋がっていない場合、それを傷付けた際に痛みを感じるか。
当然、何かに触れているという感覚すら無いんじゃないだろうか。
つまりはそういう話になるんだろう。
結論から言えば、残念ながらこれは実験台には向いてないみたい。

「強いて言うなら俺の脳にあたる部位、自我を依存する先は。
 案外お前達観測者がそれにあたるのかもね。
 カタチだけ似せた脳なんか弄るまでもなく、
 俺を観測する側が"そういうもの"だと思い込み続ければ。
 100年もすれば"そういうもの"になってるかもしれないよ?
 だってさあ、」
(-63) 2022/02/07(Mon) 5:49:02

【秘】 懲りない 雑司ヶ谷 累 → 異星人 夜川 彗


「そりゃそうでしょ。
 だって俺って人間の流言から生まれたと言えなくもないし?
 ああ勿論厳密な所は俺だって知った事じゃないけど?
 実際は俺達が居たからそういう話が生まれたのかもしれないし、
 そんな流言飛語があったから俺達が生まれたのかも。」

何せ気付いた時にはそこに居たようなものだから。
もっとちゃんとした神様なら知っているかもしれないけれど
訊きに行こうなんて思う事は今までもこれからも無いに違いない。
だってそんな事には興味なんて無いからね。

「まあその辺の答えは今は重要じゃなくて。
 観測する側の定義、或いは信仰によって形を変え得るものだ。
 少なくとも俺は俺をそういうものだと認識しているわけで。
 あああれだ、ある意味『信仰が神を創る』ってやつ?
 なら人間をそこそこ意思の強いものだと思うのも道理でしょ?」

一度、あなたの手元でくにゃくにゃと形を変える薄紙を見遣って。
流行り廃り、時代で主流が変わる程度気にしやしないけど。
いつかは考えを変え、遷り変わる意思があると同時に
たとえ一過性でも、自分達のようなものに形を与えるくらいには強固なものもある、とこれは思っているわけだ。

「俺は災害だとか失踪だとか、その他諸々。
 山の中で人間が観測するあらゆる理不尽な出来事や不都合。
 そういうものに理屈を付ける為に"ある"事になったもの」

「だから人間からは何もしないでくれ、見逃してくれって
 "助けてくれ"ってお願いされるのが当たり前だったんだよな。
 今はそこで人間ってものにギャップ感じてるだけ。多分ね?」
(-64) 2022/02/07(Mon) 5:50:26
雑司ヶ谷 累は、いいよ〜。
(a49) 2022/02/07(Mon) 19:00:27

雑司ヶ谷 累は、ついでに今の内にサイン貰っておこうかなとか思った。
(a50) 2022/02/07(Mon) 19:00:57

【秘】 異星人 夜川 彗 → 懲りない 雑司ヶ谷 累

「冒涜?僕には誰がどんなものかなんて関係ないから。
 やりたい理由があるとき、僕は何事も好きにやるだろう」
(-70) 2022/02/07(Mon) 20:07:57

【秘】 異星人 夜川 彗 → 懲りない 雑司ヶ谷 累

自分がやってみたいと思ったのならば、
目の前の君が人間でも神様でも同胞でも関係ないということ。
でも結局これらは今のところ冗談めいたやり取りに過ぎない。
こちらも君の調子に合わせるように手をひらひら揺らして、
び。と君の頭を指差す事になったのだろう。きっとそうだ。

君の話と説明を聞く最中に、額へは触れずにちょきちょき。
指を動かして君の額をまっすぐに切り開くみたいに滑らせてた。
どうにもこの先の脳を弄っても意味はないらしい。
君が言うところでは脳はその他大勢であるらしい。
だから ならば、君の脳を弄るよりは ――

「君の傍や君が住む近辺、あるいは日本中のひとびとの脳。
 これらを先程の通りに弄ったら君の意識も変わるってこと?
 じゃあじゃあ、ぼくはきみの新しい一面とか新鮮さが欲しい時
 医者らしい素早さで真っ先にそういうことをしちゃおうかな。
 君が猫のようだと思い込ませるようにみんなの脳を弄ったり、
 君が僕ととても仲良しだと思わせたり… あっ話題が蛇行〜。
 リセットリセット。あぶないとこだったあぶないとこだった〜」

そういう結論になったが蛇行にも程があるのだ。
ちゃっちゃと自分の中では一旦区切って 紙を折り、
へなへな状態の折り鶴を作ろうと試みる。作業は絶賛難航中だ。
(-71) 2022/02/07(Mon) 20:09:03

【秘】 異星人 夜川 彗 → 懲りない 雑司ヶ谷 累

「信仰とか意志の強さ、僕が反論したりご意見する隙はなさそう。
 君がそのように思っているのならばきっとそうだろうし。
 何よりこれって自己紹介みたいなものなんだろうね。
 きっとかさねこくんは意志が強くて、僕は揺らぎやすい。
 感情のあるものは自分に近い方を支持したくなるらしいから。
 ま、実際はどうだかぼくのしったこっちゃないんだけど……」

鶴の羽を広げさせようとして、ちょっと破けて、
嫌になって紙を途中放棄。ぎゅっと手で握ってグチャグチャ。
手元に残るのは、何が何だか分からない状態のただのごみ。

「災害、失踪、ふんふん……
 キャトルミューティレーション?アブダクション?」

そんなごみを丸めて、ゴミ箱へとシュートした。

「…………ん?」

「かさねこくん。
 それって美談で手を取る云々じゃなくって
 生命のピンチだから藁にも縋ってるやつ?
 思ってたより規模がでかいな。百倍ぐらいはでかい」
(-72) 2022/02/07(Mon) 20:12:42

【秘】 懲りない 雑司ヶ谷 累 → 異星人 夜川 彗


「ひゅう、おっかないね。
 こうして神秘は解き明かされて、理屈で説明の付くものになって
 単なる物理現象になっていくわけだ。
 誰かの好奇心で死ぬのはそう、結局は俺達の方なんだよな。」

なんて言ってはみても、これも単なる軽口の範疇。
あなたはそういうつもりでそのような発言をしたわけではない…
少なくとも今は。それは理解しているつもり。

仮にいつかそうなったとしても、これは気にはしないだろうし。
でも所謂信心深い人間にとってはちょっと冒涜的かも。
そのように認識しているからそう表現した、それだけの話。

「そんで理屈の上で言うならそうだろうな〜。
 多くの生き物が俺をふわふわの猫だと思えば"そう"なるし、
 恐ろしい怪物だと思えば以下同文だ。

 昔はそんなふうに人間からの見方が色々変わってた気がするし?
 とはいえ曲がりなりにも今は人間のカタチを借りてるわけで、
 そこからあまり逸脱した事にはならないかもだけど?」

それこそ大昔は犬猫狐に狸にその他諸々。
お山に住まう何某かの姿をしているとされてもいたんだろうな。
脱線し始めた話には何とも曖昧な答えとも付かない何かを返し、
鶴になりそこなった紙ごみの末路を見送った。
(-80) 2022/02/08(Tue) 17:41:24

【秘】 懲りない 雑司ヶ谷 累 → 異星人 夜川 彗


「そりゃ規模もでかくなるっしょ。
 一応俺ってローカルでも地主で神様で人類にとっては脅威だぜ?
 おまけに別に人の話聞くような神様方と違ってお優しくないし?
 概ね人間にとってそう都合の良いものでもない以上、
 何かしてくれって神頼みだとかされるようなもんでもないし。

 序でに俺に感情があるかって言うとちょっと怪しい気もするけど
 まああると思うならあるんだろうな。何せそういうものだしさ」

少なくとも周囲を引っ掻き回せば愉快と思いはするのだし、
人間で言う所の『お気に入り』にあたる概念もあるらしい。
となればまあ、今は多少の感情はあるのかも。
そう感じる余地は否定しないまま。
緩慢に席を立って、気付けばそれなりに話し込んでいたからと
ぐっと伸びをしながら続けるのは、

「ん〜……どっちも同じようなものじゃない?
 生命の危機でも、すぐさま解決せずとも死にやしないにしても
 頼れそうな奴は頼っといた方が得じゃんね」

やっぱり神様目線の、大雑把で傲慢で乱暴な感想でしかない。
(-81) 2022/02/08(Tue) 17:42:52

【秘】 異星人 夜川 彗 → 懲りない 雑司ヶ谷 累

「脳を掻っ捌いたぐらいで神秘性が失われてしまうの?
 結局の所君の脳を弄ったところで意味はなさそうだから、
 僕は君の脳を弄らずに周囲の人の脳を弄ることにしちゃうけど。
 それなら君の神秘性は失われないぜ。ふふ、ぼくってば天才!
 人間の形から変わらないなら今よりもーっとかわいくなるとか、
 そういう方向性でいこーね。ね、いつかをたのしみにしててね」

君の過去のかたちは人間以外のこともあったのかな。
そんな事に思いを馳せながらゴミ箱にゴミをシュート。
無事にすぽんと投げ込めたので自分で拍手なんかもしたかもね。
脳の話は半分本気、半分冗談、もう半分ぐらいに好奇心。
君の脳ではなく周囲の脳を弄った時君がどういう顔をするのか。
他にもやまほど。気になって仕方のない事の群れみたいなもの。
君の話が分かり易く、尚且つ気になる事ばかりだからなのだろう。

「言い続ければ君が変質するってやつを今から実践するね。
 僕から見た君は愉快犯的な気質を持ってはいるけれど、
 こうしてぼくとなかよくしてくれるような、優しいひとだよ。
 優しいというより面倒見がよくって、気さくで、楽しい」

(-98) 2022/02/09(Wed) 19:25:21

【秘】 異星人 夜川 彗 → 懲りない 雑司ヶ谷 累

「そしてぼくからは感情があるようにみえるよ。
 あり方の問題かもしれないけれど、本当に脅威であるならば
 例えば僕が人類の敵の侵略者みたいなごっこ遊びをするのなら
 助けの声とか手を取るとか取らないとか縋るとか気にしないし。
 今のきみはずいぶんとやさしい災害だね。ぼくそういうの好き。
 ―― どう?かさねこくん、何か変わった?毎日のがいい?」

そんなに直ぐに変わるものじゃないというのは薄々。
けれども物は試しだ、と、異星人様目線な褒め言葉。
所々失礼にあたる台詞になりがちなのは、
未だに地球に馴染めていない証拠。

ぐっぐと真似るように伸びをしたら、欠伸。
食べ終わったらすぐ眠い。こんなところばかりが人間らしかった。
気侭な何かは君の傍から離れて、手をヒラヒラ。幾度か横に振り、

「僕は人間と違って三日坊主にならないから。
 また君に話し掛けに来るし、その度に君を褒めちぎる。
 感情豊かで優しくて楽しい友達のかさねこくん、またな〜」

会話に満足して上機嫌にその場から去って行く。
どうにも自由というよりも身勝手で、好き勝手な奴だった。

お話してくれてありがとう!
ここから出たらいつか君を褒めちぎりにいくから覚悟しといてね
(-99) 2022/02/09(Wed) 19:28:32

【置】 懲りない 雑司ヶ谷 累


かたちはすぐには変わらない。
神も人も、それ以外も。
きっと何一つとして無意味な事なんて無いけれど
とはいえそれが確かな形になるまでは、
遠い星の光が届くまでの時間、くらい気の長い話にはなるのかも。

だからこの人のかたちをしたものが今考えるのだって、
なんだか帰り支度をするのが今から面倒臭いな、なんてものぐさな遠出の常。
それから、後は何をして遊ぶかな、なんて何ら変わりない思考。
どうせなら面倒な事より楽しい事を考えていた方がずっと良い。
なのでまあ、今はまだ遊ぶ事だけ考えている事にしよう。

度々サボっていたツケの事を思えば、
遊び呆けていられる時間はあとどれだけだろうな、という感じではあるけども。
曰く、帰るまでが遠足、なんてのはよく言ったもので。
帰り路でだって巫山戯て遊ぶ事は幾らでもできるのだし、
何なら帰ってからだって気儘に誰ぞにちょっかいを掛けに行こう。
何せ神ってものは傍若無人なものだからね。

「祝の事もな〜……ま、誰か説得してくれるっしょ」

帰った後、その先の事を考えて、つられるように。
不意に過ぎった懸念事項もほんの少し考えたのちにブン投げた。
楽しい事が最優先で、面倒な事は他の誰かやいつかの自分、
つまりは今の自分以外に丸投げだ。

何せ雑司ヶ谷 累とは怠惰で享楽的で無責任なものなので。
そしてきっと、これからもそうあるものなので。
(L7) 2022/02/09(Wed) 20:55:32
公開: 2022/02/09(Wed) 20:55:00