人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

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【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



ファーストキスだった時点で察しはついていたが
本当に限界暴走したとはいえ、あんなに丁寧に、
なおかつ痛くないよう最大限努力したのは初めてだった。
けれど、彼女はその痛みさえも乗り越えて今、
何をしても快感を覚えるようになっている。
それは多分、宿に泊まるたびに
彼女をベッドに寝かせるようになったから、か。
本当のところはわからないが、
魔力補給のキスを超えたものを求めているのは
お互いに確実であると見る。


(+0) anzu_kin_ 2022/05/19(Thu) 11:59:55

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



『違うこともしたい』


そう耳に入ればまだ朝で良かったと心底思う。
口付けが止むこともなければ、
彼女に与える弱い刺激が強くなることもない。
けれどもそれに我慢できず彼女の手が
己の手に重なったのなら、
手を逆転させ、彼女の手を使って胸を触る。
なんて淫らだろうかと思うけれど、
そうなってしまったのはテンガン自身のせい。



(+1) anzu_kin_ 2022/05/19(Thu) 12:00:36

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



そろそろかと膝での刺激をやめ、
彼女の片脚を横へ向けると下着に触れて
ぐっと中指を押し付けてみた。
太ももでは感じ取れなかった湿りが
押し付けた指には直に感じ取れ、
彼女の感度の良さに平伏しそうだ。
何度か指を押し付けたのち、ツゥっと秘裂をなぞり
彼女の様子を見ながら更に指を動かすのだった。*


(+2) anzu_kin_ 2022/05/19(Thu) 12:01:29

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



ファーストキスのやり直しは違うのかと
彼女の様子を見て、困惑するもの、
ダメならば断られるだろうと顔を近づけた。>>0:185

結果としてはNOを突きつけられ、
口づけを交わしたのは彼女の手のひら。>>0:186
顔を離して彼女の表情を見てみるが、
どこか自分の中で確信を得ているような表情だった。


「…………分かった。
 俺との行為はカウントしないでほしいと
 言いたいところだが、女性はそうとはいかないだろう。
 けれど、魔力補給という治癒行為だとおもってほしい。

 そうすれば、誰か好きな人ができた時に
 きちんとしたファーストキスになるんじゃないか」


体を離して、誠意ある言葉で返されると、
テンガンもそう言ってみる他ない。>>0:189
彼女とキスをしたいとは言ったが、
それは行為に慣れて効率よく魔力を分けてもらうため。
好きだからというわけではなかった。


(9) anzu_kin_ 2022/05/19(Thu) 12:13:05

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



──────── いいバディ


そう言われると不思議な感覚にもなったが、
彼女が解消する気がないのなら湖で少し休憩して
次の街へと歩き始めて行った。
歩く速さが違って何度もテンガンが立ち止まる。
それだけはまだ暫く変わらなかった。



(10) anzu_kin_ 2022/05/19(Thu) 12:13:55

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



それからというもの、魔力が底をついていなくても
すぐに彼女を呼んで魔力補給をねだった。
高頻度になったそれが、徐々にそれだけでは
済まなくなっていくのは容易に想像できる。
バディを組んで暫く経った頃。
1つベッドを提案するもう少し前。
慣れてきた彼女と長い補給をしていたときに、
彼は彼女の腰に手を回し、
その柔らかな腰を撫でながら補給をねだっていた。*



(11) anzu_kin_ 2022/05/19(Thu) 12:14:41

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック




彼女の手は一回りほど小さいだろうか。
そんな彼女の手を使って彼女の感度を上げるというのは
なかなかやれるものでもなく少し優越を感じる。
優越とは違うのかもしれないが、
こういうことを彼女の体でできる男、できた男が
テンガン以外にいないということは
ある種の優越だと言えるのだろう。


(+5) anzu_kin_ 2022/05/19(Thu) 22:38:18

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



シャツを脱がせても良かったけれど、
そこはやはり大きいものを着せているからか
脱がせない方がいいような気がし始め、
そうするくらいなら、と片方の胸を執拗に触っていき、
彼女が自分で触るようになってくれたら
彼女の手から離れ、もう片方の胸に彼女の手とは
しなやかさも太さも違う彼の手が這う。
耳に届いてくる小さな声にテンガンの熱も上がる。>>+3


「は、……可愛い……何でそんなに可愛いの」


唇を離せば彼女から漏れる反応。
両手がそれぞれ彼女の弱い場所を攻めているからか、
反応も可愛く、体の動きも良く、好きが溜まる。
目を伏せている姿も良く、可愛いと呟きながら
下着を撫でていた指を横に動かして、
彼女の大切な場所を隠すその布をずらし、
指を押し付けていたその秘裂を直接撫でていくことに。>>+4


(+6) anzu_kin_ 2022/05/19(Thu) 22:39:03

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



驚きの方が勝って、唇と手のひらが触れ合った時は
少しだけ固まってしまった。
けれども、離れるしかないと判断をして
彼女から無言で距離を置き少しして発声すると、
彼女が安堵しているように思えた。>>12


そして、お辞儀をされてしまうと
テンガンは困った顔になってしまった。
こうやってお辞儀をされることには慣れていない。
ひとまず顔を上げてほしいと伝え、
片手を差し出し握手を求め、手を握ってもらえたなら
テンガンの表情も少し綻んでいただろう。


(19) anzu_kin_ 2022/05/19(Thu) 22:39:46

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「いや、………どうなんだろう。
 そういう関係はいたことがないからな……。
 君も、もし気になる相手ができたなら
 遠慮なく言ってほしい。
 バディ解消も進んでやるから。」


この頃はまだ彼女に恋情を抱いていなかったので
バディ解消の話を平気で口にした。>>15 >>16
訪れなくて良かったと思うことのひとつ。
これが起きていたのなら、タイミングが悪ければ
彼女を離さないようにしてしまった可能性がある。


(20) anzu_kin_ 2022/05/19(Thu) 22:41:21

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



唇を重ねるだけでは補給が足りない。>>17
分かっていたから最初の頃はポーションをまだ持っていた。
けれども補給の仕方をさらに深めたら、
ポーションを持つ必要がなくなってきた。
ありがたいと思いながら、彼女の気持ちが動けばと
木陰だったり、人目につきにくい場所だったり、
彼女が喜びそうな場所で補給をお願いしていた。


「ん、………ね、ここじゃなくていい。
 もっと……ミンのことほしい。
 ………効率がいいんだ。……ダメ?」


腰を撫でていると彼女の目がとても見開いた。
落ち着いて唇を離し、彼女の腰をそのまま撫で、
少し前までとは違う声でお願いをしてみた。>>18
効率がいいのは後付けの理由でしかない。
ただ、彼女がほしい。
彼女に好きと言っても伝わらないだろうからと
言葉にしていないせいで誤解されるかもしれない。
けれども、彼女のことをもっと知りたい。
そんな欲求だけが今のテンガンの頭の中を占めていた。*


(21) anzu_kin_ 2022/05/19(Thu) 22:41:41

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「熱い?だってミンが可愛いから。
 まだ、もっと熱感じられるでしょ?」


彼女の胸を可愛がっていると熱いと言われ、
優しい眼差しで指を使い硬くなってきた先端を撫でた。
そうしていると、気持ちよくなっている彼女が
体をそらして、反応し始めていた。>>+7
視覚的にわかる彼女の感じ方が魅力的で仕方ない。
頬をピンクに染めているところもまた、
彼女が純粋で、男をテンガン以外に知らないことを
示しているのではないかと思うほどに可愛らしい。


(+9) anzu_kin_ 2022/05/20(Fri) 0:17:02

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「ダメなの?だって、ミンはここにもっと熱いのが
 ほしいって思ってるんでしょ?
 聞こえてくるよ、ミンが受け入れてくれる音。
 いいよ、いい。……ほら、指がすんなり入る。」


ダメ、と弱く言う彼女にそう囁いて、
ゆっくり撫でていた中指を時折くいっと挿れ、
最後はくちゅりと音を立てて指の付け根まで
挿れてしまえば、可愛いよと囁き、
顔中に口づけを落としていった。>>+8


(+10) anzu_kin_ 2022/05/20(Fri) 0:17:31

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



握手をした時の表情は鮮明に覚えている。
初めて彼女の表情にときめいたときだから。
好きを自覚するときではなかったが、
可愛い女性だとは思った。>>27
けれども、その握手のまま上下に振られて
どうしたんだろうかと思えば思考はそちらに流れて。>>28
彼女がバディ解消の件でもやっとしていたとは知らずに。


(35) anzu_kin_ 2022/05/20(Fri) 0:18:04

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



そう、はたからみればこれは男女のキスシーン。
本人たちはいたって真剣な状況下ではある。
けれども実の所、10回中4回くらいはただのキスだった。
序盤の方は彼女に慣れてもらうため。
彼女が慣れてきた後は、
もっと深いやり方に慣れてもらうため。
眺めの良い場所を街にいる間に聞いたり
道中カップルがちらりと見えたなら
出てきた道のほうに誘ってみたり。
デートとまでは言えないが、
単なる移動というには遠回りになっていた。>>29
この頃には彼女の歩幅に合わせて歩き、
彼女をミンナからミンと呼ぶようになった。


(36) anzu_kin_ 2022/05/20(Fri) 0:18:53

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「…………………実際のところ、
 これは、………バディだからじゃない。
 1人の男として、…………。
 ……ミン、君が………
 俺が、君を
好き
と言ったら信じてくれる?」


彼女から与えられた魔力のおかげで、
立てるようなっているので、
逆に体から力が抜けた彼女を優しく抱きとめる。>>30
腰を撫でたまま、歯切れ悪くも耳元で呟いてみたが
今までの態度から信じては貰えないだろうと
思っていて、少し諦め気味に。*


(37) anzu_kin_ 2022/05/20(Fri) 0:20:23

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



執拗に障れば触るほど良い反応を見せる。
それは彼女が自分で触ることを疎かにしてしまうほど。
熱い吐息と視線が物語る彼女の熟れ方。>>+11
すぐにでもかじりついてしまいたいけれど
まだまだ、と言い聞かせて止まることなく可愛がる。


「ミン、自分で服脱げそう?」

もっと深く繋がろうと思った時、
邪魔になってくるかもとやっぱり思い始めて、
恥ずかしがりながらも感じている彼女に尋ねる。
彼女自身が体を曝け出す行為が恐らく淫靡。
無理やりとは言わないので、彼女が脱いでくれたなら
よくできました、と褒めてあげよう。


(+13) anzu_kin_ 2022/05/20(Fri) 9:10:13

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



秘裂を撫でる行為の中でその中に隠れる秘芽も一緒に撫で。
くにっとくる反動がもっと触りたいと思わせる
不思議な箇所ではあるが、追々でも可愛がれると思い
彼の指はそのまま下へと移動していった。


「音がやだ?……それならこれでやめておこうか。
 素直になってくれたと思ったんだけど、
 俺の思い過ごしだったみたいだね。
 まだゆっくり出来るからお休み?」


彼女の言葉はそういうことではないと分かっていながらも
素直になってくれなかったことへの意地悪を。>>+12
勿論中から指は抜かれて、胸を可愛がっていた手も
そこから離れていくし、よしよしと頭を撫でたら
ベッドから抜け出そうかと体を動かしたはず。



(+14) anzu_kin_ 2022/05/20(Fri) 9:10:45

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



初めの頃はたしかに本当に足りていなかった。
けれども無理をさせても一緒と思い
なれてもらうことを優先していた。
とはいえ、彼女が慣れてきたと思えば
しっかりと補給のために長い時間をかけた。
彼女の力が抜ける理由が魔力補給のせいか
はたまた違う理由なのか、
察してはいたものの、全て前者の理由と
彼女に聞かれても伝えていた。>>38

余裕がある時だけだったかもしれないが
導入の部分にも気を払っていた。
雰囲気というのは大事だそうだったから。


(43) anzu_kin_ 2022/05/20(Fri) 9:11:22

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「そう。………信じてもらえないなら、
 それでいい。……聞かなかったことにして。」


腕の中で彼女の目がみるみるうちに大きく開き、
目蓋が上下に通常の倍程度の速さで動き、
呼吸も落ち着きを知らず、終いには袖を握られた。
現状を受け入れられていないだけなのか
予測がつかない彼女の動き。>>39
受け入れられるわけもないと、
落ち着いたら移動しようと告げるのだった。*


(44) anzu_kin_ 2022/05/20(Fri) 9:11:55

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「綺麗だよ、ミン。痕つけてもいい?」


彼女が恥じらいを持って脱いだシャツから
露わになったのは白くてキャンバスのような
艶のいい肌とふっくら丸く育った胸。
高頻度ではないにせよ、時折彼女に聞いてから
彼女が見えるところや見えないところに、
赤くて暫く残るような痕をつける。
ここ最近はつけていなかったので、
彼女が許可してくれたなら、赤い証がいくつか付くよう。

それは彼女への愛の証でもあり、
彼女以外の人間への牽制の証でもある。>>+15
可愛くて愛嬌のある彼女に興味を示す男を
数多く見てきて、そのたびに不快な顔をしていただろう。
彼女が恋人でないときは仕方なかったが、
恋人となった今では躊躇いもなく彼女の盾になる。


(+17) anzu_kin_ 2022/05/21(Sat) 0:19:51

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「……だって、ミンがダメって言うから。
 俺はミンが嫌がることはあんまりしたくない。
 もっと欲しいときは、どう言わなきゃいけない?
 これも教えてきたはずなんだけどな。

 言えないのなら、キスで終わりかな。」


ベッドから出るつもりもなかったが、
袖を引っ張られると彼女の方を振り向いて、
どうされたいのか言って、と囁きながら
過去を近づければ唇を重ねる。>>+16
やだとダメが続けば止めるしかない。
それはわかっているだろうから、
彼女にきちんと促してみるのだった。


(+18) anzu_kin_ 2022/05/21(Sat) 0:20:36

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



すぐに態度を変えたのは、
冷静に物事を考えられるからのように見えるが
自己解釈も大いにあった上で、
勝手に諦めてしまっているから態度を変えた。
本来であれば熱い眼差しで本気であると
伝えるべきなんだろうが、そうともいけない。
彼女が腕から離れて落ち着いたところを見れば
回復が早くてよかった、とホッとする。


「驚くと言うことは、……
 君はそんなに俺に興味がなかったってことだな。
 それなら尚更、聞いてないことにしてくれ。」


興味がなかった、というのは些か強い言い方だろう。
けれども、それ程に彼の動きには兆候もなく
彼女に好意が伝わっていなかったと思えば
実際興味を持たれていなかったと考えるしかない。>>76
内心はかなりといっていいほど落ち込んでいる。
とはいえ、それを表情に出しては
同情を得たいと思われたくない。
故に、あっさりしているように見えたのかもしれない。


(87) anzu_kin_ 2022/05/21(Sat) 0:22:03

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「……………嘘を言ってどうするんだ?
 いつの頃から君が好きだったよ。
 自覚するには少し時間がかかったけど……。」


彼女が改めて聞いてきたので、
顔が赤くなるような気がして彼女のことは見ず、
少し上を見てそう答える。>>77
誠意がないとも思えるが、告白した後なのだから
まともでいられるわけがない。

彼女からの返答を聞く体勢になっていないと
彼は改めて己の状態を分析した。*


(88) anzu_kin_ 2022/05/21(Sat) 0:23:18

【独】 魔導騎士 テンガン・カルシャック

/*

『お座りなさい』

……………

『おっ?怒られると思ってる?』

……………

『話は明日な。おやすみ』

ちょ……?!


(-55) anzu_kin_ 2022/05/21(Sat) 1:38:01

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



ダメと言われたとしても、たぶんつけていたと思う。
嫌がることはしないといいながら、
彼女が本当に嫌がるのならそれがにじみ出るから。
元々はきれいな肌に痕を残すなんて行為、
頭の中に思い浮かびもしなかったけれど、
徐々に距離が縮まっていったとき、
街中で彼女がほかの男に触られるということが
あまりにも嫌なことだと思い、
誰か相手がいることをどこかに証明できれば、
と思うようになり、まずは彼女からは見えないけれど
他者からは見えるかもしれない背面につけ始め、
それからいつの頃からか、彼女が見えるところへも
いくつもつけるようになっていた。>>+19


(+21) anzu_kin_ 2022/05/21(Sat) 10:09:36

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「好き?……俺も凄く好き。
 ミン、とても奇麗だよ。目が離せない」

いくつかつけて満足すると、
ふっと笑って彼女の頬を軽く撫でる。
今はこうやって好き、と口にしているが
それは昔からではなかったので、
進歩したんだ、と思う時がある。


(+22) anzu_kin_ 2022/05/21(Sat) 10:10:27

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



彼女がいつも以上に恥ずかしがっていく姿が
かわいらしく、いつまでも見ていられると思って
意地悪をしてしまった自覚がある以上、
細い声で聴きたい言葉を聞くと、
それに全力で応えようと体が動いてしまう。
袖を引く力が強くなった気がして、
彼女と唇を改めて重ねながら、
もう一度さっきまでの体勢に戻っていく。

「ごめんね、意地悪しちゃった。
 ……もうやめないから、ね?
 いやっていっても、ダメって言っても、
 ミンが気持ちよさそうな声出してたら
 沢山愛していくから。」


彼女の脚の間に入り込めば、
また一番長い指が奥まで挿入される。
彼女を見つめながら、ゆっくりと動いて、
様子を見ながらもう1本増やせば、
一度絶頂を促してもいいものかと思考がよぎる。
双丘の頂に口づけを落とし、
舌での愛撫を加えながら、いじわるの分だけ
彼女を快楽の海へと誘っていくのだった。>>+20


(+23) anzu_kin_ 2022/05/21(Sat) 10:11:29

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック


いつもはおとなしい彼女が、
こんなにも捲し上げるように話すのかと
驚きのあまり、テンガンの目も彼女のように
大きく見開いて丸くなっていった。
今、彼は彼女に怒られている。
身勝手なことを言っていたという自覚はまだなく
どうしてそう怒るのだろうかと
彼女の言葉の続きをまってみることにする。
けれど、最後の『聞かなかったことにしていいのか』
という問いかけに関して、自分からお願いしているのに
どこか、ダメだと言いそうになっていた。>>90>>91

実際のところ、流れで告白をしてしまったことは
聞かなかったことにしてほしくないし、
意識してほしいと思っていたはず。
けれども彼女との旅が終わってしまうかもと思うと
そう簡単にはいかないと思ってか、
聞かなかったことにしていいなどと言ってしまった。


「い、や……それは……」

自分が身勝手だったとようやく自覚した上で、
彼女へきちんと言葉にして伝えようと
言葉を発するものの、彼女の百面相のような
表情の移り変わりを一瞬だけみると、また空を見上げた。


(101) anzu_kin_ 2022/05/21(Sat) 10:13:34

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「…………………
 今はまだ、答えはいらない。
 大事なパートナーと思ってもらっているだけで
 今の俺には十分、ではないけれど、
 お互いの関係性を考えれば満足がいく。

 いつか、分かった時に教えてほしい。
 気持ちを表現していなくてすまなかった。」


小さな声で彼女の言葉が紡がれる。>>95
好きの違いというものは大いにあるため
今ここでの返答はもう求めない。>>95
彼女の声が聞こえたときに視線をおろせば
隠れていない右の頬はいたく赤くて
今までにないくらいかわいく見えた。
手を伸ばしてそっと撫でてしまおうかと思ったが
告白したばかりの身でありながら、
そういうことをするのは差し出がましいのかと
思ってしまい、見つめるだけにしてしまった。

それで彼女を怖がらせてしまったのなら、
少し慌てた様子でごめん、と口にするようだった。*


(102) anzu_kin_ 2022/05/21(Sat) 10:14:57