人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

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到着:入院中 阿出川 瑠威

【人】 入院中 阿出川 瑠威

[あと一歩。
いつだってあと一歩の勇気か何かが足りなくて
それで死に損なってきた。

べつに死にたい訳じゃない。
けれどもう生きているのに疲れてしまって。
あと一歩、踏み外したら
それで楽になれる筈だった。

もう楽になろうと、そう決めていたのに。

ある日、突然、なかなか愉快なことが起きた。 ]
(58) yahiro 2022/05/17(Tue) 23:38:38

【人】 入院中 阿出川 瑠威

[目の前には、代わりに踏み外した男が、ひとり。


​─────さて、
囚われているのは果たしてどちらか……*]
(59) yahiro 2022/05/17(Tue) 23:40:08

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞

[ お互い膝を折って向かい合い湯船に浸かる男二人。
 なかなかにシュールな光景だ。
 しかも一人は思い切り勃起してるし。
 ちょっとおもしろすぎる。

 けど湯船に浸かって温まってる間に落ち着いてしまいそうで
 それは少しつまらないなと思うから、
 伸びた足が悪戯を仕掛ける。

 親指と人差し指の間に挟み込むようにして
 そろりと撫で上げたり軽く踏みつけて足裏で擦ったり
 浴槽の淵に頬杖をついてニヤニヤ笑いで様子を伺う。

 単純明快に文字通り『洗われ』て内臓までふやけていそうな
 壮絶な尻の違和感は健在だったから
 気をそらしたかったのもあるし
 彼一人平然としているのが気に入らなかったのもある。 ]
(-19) yahiro 2022/05/18(Wed) 1:15:00

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞



 ……そりゃあ……圧し折れるよね。
 ばっきばきに。

 だって。
 これからせんせぇーのちんぽで、
 俺、女の子にされちゃうんでしょ?

 平気な方がどうかしてる。


[ 悪戯を咎めてか、封じるためか移動を促され素直に応じた。
 背中を彼の胸に預けて伸びをする。
 ………なんかわりと平気な気がしてきてるけど
 そう正直に話すのは流石にまだ少し抵抗があった。

 抱く気だと聞かされた瞬間は
 5階から飛び降りるよりも上の葛藤を感じてたのに
 嫌ではないんだよなぁって気付いてしまったので。 ]
(-20) yahiro 2022/05/18(Wed) 1:16:12

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞

[ ずっと好きだった人とセックスできるんだから
 どっちでもいいって完全に割り切れた訳ではないけれど
 そりゃ抱く方がいいし今からでも抱きたいけど
 それでも手馴れているのは完全に彼の方なのはわかる。

 だから納得はしている。
 あと一歩の勇気が足りないだけで。
 ちょっと優しくしてくれりゃあその気にもなるだろうに
 耳の後ろで彼が物騒なことを言い出すから
 思わず若干吹いたし軽く蒸せた。]


 まって。俺処女。
 ……いや、男でも処女であってる?わかんないけど。
 兎も角はじめてです。もっかい言うよ?はじめてです。

 なのでお手柔らかにお願いしたいんですけど……?


[ 死にたくなるほどのハードなことする気なの?
 安全性を考慮して抱かれる側を受け入れようとしていたのに。

 本当にすると思っていないからこそ
 そうツッコミたくて堪らなくて、笑えてくる。
 彼が酷い事なんかする筈ない、って
 なぜだか信じきっていた。無防備なくらいに。

 無自覚だけれど、多分それこそが
 彼になら『なにをされてもいい』って
 心の表れだったのかもしれない。 ]
(-21) yahiro 2022/05/18(Wed) 1:17:18

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞

[ 『今から、君は私のものになるんだから』
 その言葉に圧し折れる予定だった筈の心臓が震える。

 うん、って短い返事を返して
 背後の彼に向き直って、唇を重ねた。

 彼の心を同じだけ震わせられる上手い言葉は
 経験値不足の俺の頭からは生憎でてこないから

 せめてこの気持ちを伝えるために
 恋人同士で交わすみたいな、
 雰囲気ばかりが甘ったるい口付けを。 ]
(-23) yahiro 2022/05/18(Wed) 1:18:27

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞

[ 向き直って、彼の膝に乗り上げて、唇を何度も柔らかく食んで
 隙間なく触れ合うように平らな胸をすり合わせる。
 まだ硬いままの彼のと、いまいち反応しきれてない俺のを
 重ねて、こすり合わせて、一緒に扱いて……
 口付けの合間に溢す感じ入った吐息の音が
 浴室に湿って響いて………

 ねぇ?完全におっぱじめる雰囲気と流れ作ったよね?俺。

 これっぽっちも流されなかった冷静な彼に聞こえるように
 これもよがしに零した溜息は、熱さの所為とみなされたのか
 のぼせていないか心配された。違う、そうじゃない。

 ちょっとくらいその気になれよ。我を忘れたりしろよ。
 こっちはちんぽ咥えるまでしたんだぞ?

 上がって速攻もつれ込むかとおもいきや
 バスタオルとか渡されるし。いや必要だけども。
 そうじゃないだろ?

 ちょっとふてくされながら体を拭いてたら
 子供扱いするみたいに髪を拭かれてもう諦めた。

 諦めたのに。 ]
(-24) yahiro 2022/05/18(Wed) 1:19:46

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞

[ 雰囲気を?大事に?してるんだ?
 なるほどね??????

 髪を乾かすか心底真面目に問う彼の言葉に
 なんかちょっと頭を抱えたくなった。

 いや何もなるほどじゃないな。
 なんもわからんわ。

 二度目のため息をこれ以上ないくらい長く深く零して
 湿ったバスタオルを雑に床に落とした。
 そうして空けた手を伸ばして彼の顎を捕まえて
 もう一度、風呂場でやったのを、やり直し。

 多少雑なのは大目にみろよ。
 誘うのは二度目なんだよ、一応。これでも。 ]


 べつに……いい、どうせすぐ汗だくになるんだし。


[ でしょ?って同意を求めて目を細めて笑う。
 もう一度、何度も、唇を重ねて、
 口付けが深くなる一歩手前で離し。 ]
(-25) yahiro 2022/05/18(Wed) 1:21:52

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞



 ……​───、……
 ね。ベッド、行こ……?


[ 甘ったるい吐息の音を響かせたあとに、
 簡素な誘いの言葉を、
 とびきり性的な声色に聞こえるよう紡ぐ。

 絡めた視線に恍惚を灯して細め、
 最後に名残惜しむようもう一度
 ちゅ、と可愛らしい音を立てて啄んだ。

 これでちょっとくらいその気になればいいんだけど……

 どうせ変わらず冷静なんだろうなぁって、
 若干達観しかけながらその手を取って、
 素っ裸のまま彼の手を引いて、ベッドまで…… * ]
(-26) yahiro 2022/05/18(Wed) 1:23:38

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞

[ これから彼の女にされるんだとしても
 女のように振る舞う気は更々なかったから。

 ベッドに押し倒してやろうとしたのに
 それよりもひと呼吸だけ早く手を握り締められる。
 どうかしたかと振り返った先
 
 紡がれた言葉には心が灯って聞こえるのに
 真剣な顔はどうしたって仏頂面にみえてしまって。

 なるほど、どんな時でもその顔なのか。
 さっきまでちっとも誘われやしない彼に焦れていたけど
 案外、実際はそうでもなかったのかもしれないと思い直す。

 ただ本当に、自分の欲より俺の体を心配していたんだとしたら
 真偽はわからないが悪い気はしなかった。
 そのポーカーフェイスでは気付けなくとも仕方あるまい。

 「好きだ」なんてたった三文字。
 その短い一言だけで全て差し出してしまいたくなる。
 どうせ捨てるつもりだったのだから安いものだ。

 無理やり拾ってきたくせに今になって
 奪うでも押し付けるでもなく懇願してくるのが可笑しくって

 あの頃と変わらず、かわいいなぁ、と思ってしまうから。
 しょうがないんだ。
 好きな人に、大切に扱われて
 不快に思うほど性癖は歪んでない。 ]
(-50) yahiro 2022/05/18(Wed) 17:27:09

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞



 いいよ。……せんせぇーになら、幾らでも。


[ 差し出された舌先を唇で柔く食んで
 熱の篭った口内で、舌先で触れて、擽る。

 促されるままベッドの上に腰を下ろして
 繋いだままの彼の手を引いてベッドの上に誘った。

 探り合うような、じゃれあうような
 浅い口付けを何度も交わしては、
 合間に継ぐ息に鼻から溢れる穏やかな笑い声が交じる。

 幾らでも、欲しいまま、好きにしたらいい。
 優しくでも、乱暴にでも、どうだってよかった。 ]
(-51) yahiro 2022/05/18(Wed) 17:27:48

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞

[ 彼に求められるのなら、彼に与えられるのなら
 なんでもよかった。なんだって。
 あの日からずっとそうだった。

 彼のことが、ずっと…… ]


 すき……、俺も、……っはぁ、…すきだった。ずっと。

 せんせぇのこと……


[ 言葉にして、吐き出してしまえば、
 一気に抑えが効かなくなったのは俺の方だった。

 ずっと好きだった人と素っ裸でベッドの上にいて
 興奮せずにいられる程まだ枯れていなかったらしい。

 ここ暫くすっかりどこかに留守にしていた性欲が
 纏めて帰ってきた心地だなんて
 頭の片隅で他人事のように考えながら
 覚えたての頃みたいな凶暴な衝動を持て余す。

 傷のある腕を気遣う余裕も失せて、
 掻き抱いたまだ湿った背を弄りながら
 口付けが舌を深くねじ込んで絡め合わせる
 深い交わりへと性急に移ろいでゆく。
 吸い上げ、啜った唾液の音が
 なかなかに汚くて、余計に興奮を煽る。 ]
(-52) yahiro 2022/05/18(Wed) 17:31:22

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞

[ も、すぐにぶち込んでがんがん腰振ってやりたい。
 いれたい。

 いや、いれられるの俺だけど。
 わかってるんだけどさ頭では。

 それでも…… ]


 おれも、…っ、はやくほしい。せんせぇのこと。


[ 抱きたいの気分のままに譫言みたいに強請る。
 全然抱かれる女々しさのない、男臭い顔をしていても
 無意識にどこか甘ったれた声になるのは
 昔築いた関係性のせいだろう。

 行儀悪く足を絡めて抱き寄せた腰を
 押し付ければすっかり勃ち上がったのと彼のが触れて
 その一瞬の心地よさがもっと欲しくて
 淫らに腰をくねらせ摺り寄せる。

 立場が立場なんだから、同じ言葉でも
 抱かれたいの意味でも受け取れる
 いれて欲しいと強請ったようなものだ。

 ……なんて、そんなこと
 今は考えられるだけの余裕がなかった。* ]
(-53) yahiro 2022/05/18(Wed) 17:33:09

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞

[ ほんとそれ。少しじゃなく真面目に悔いて。
 思ったけど責め立てる気もなければ
 笑い話をする気分でもないから黙っておく。

 随分と遠回りを強いられたけどもう過ぎた話で
 なんでこんなことになったのかはわからないままだけど
 今こうして目の前にいてくれるからそれでいい。

 細かいことをごちゃごちゃ悩むには俺の頭は
 まだ疲れきったままだったから、却って丁度良かった。

 あの時応えてくれていたら、どうなっていただろう。
 そんなふうに考えるのも、今でなくていい。
 今はもう、今目の前のことしか考えられなかった。

 理性なんてもうすっかり焼ききれてしまっていた。 ]
(-78) yahiro 2022/05/19(Thu) 2:36:39

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞

[ どっちのかわからないけどもうずるずる滑って
 風呂場でしたみたいにこすり合わせようと手を伸ばしたら
 肌を滑った彼のものがあらぬ方向にずるりと滑った。

 そっちじゃないって思ってから、
 いや、そこで正解なのかと思い直す。

 これから抱かれる実感はまだ全くない。
 尚も意味がわからないと思ってるくらいで。
 なんなら頭が沸騰しそうな程に挿入れたいと思っているし。

 けれど。
 自分と同じだけ、抱きたくてたまらないって顔をしながら
 ぎりぎりの理性で気遣う言葉を紡ぐのを聞いたら
 一気に気が変わった。

 その気遣いが嬉しいのに、腹が立って。

 伸ばした手を、ふたつの肉茎を重ねるためじゃなくて
 彼のに添えて、擦り付けてくる場所に切っ先を固定する。
 柔くふやけた場所は思ってたより抵抗なく
 まるい先端を浅く食んで
 その異物をなかに欲しがるみたいにひくつくから

 排泄の為に無条件に心地よさを感じる入口が、
 擦れる単純な快感に
 まぁいいか、とあと一歩、迷ってた気持ちが定まった。 ]
(-79) yahiro 2022/05/19(Thu) 2:38:30

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞




 ……ふ、……っ…がまん、できないくせに。


[ あと一歩を踏み外せずに戸惑ってる彼を
 口元を優しく嗜虐的に歪ませて唆すように嘲笑う。

 首裏に腕を回して抱き寄せて、唇を寄せた耳元を
 興奮に弾む熱い吐息で擽りながら
 いーからはやく、と吐息で急かした。

 はやく、おなじだけ馬鹿になってしまえばいい。

 俺の体を気遣ってぎりぎりで踏み留まれている彼が
 自分よりも夢中になっていないみたいに思えてしまうのが
 寂しくて、腹立たしくて。 ]
(-80) yahiro 2022/05/19(Thu) 2:38:57

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞

[ あと一言、言ってしまえば彼だってもう迷わないだろう。
 「挿入れて欲しい」って。

 でも抱く側を譲ってやる以上
 俺が抱きたいと思ってるのと同じだけ
 抱きたいと思われたかったから
 その先は彼の意思で進めて欲しくて言い渋る。

 焦らされたのはほんの短い間だっただろう。
 なのに永遠にすら感じて、
 直接的な言葉で強請りそうになってしまう
 唇が何度か無意味に戦慄いた。

 くだらない意地は捨てて、もう、言ってしまおうか。
 敗北感を受け入れようとした寸前のところで
 漸く彼が腰を進めてくる。

 待ちわびた瞬間に……、…… ]
(-81) yahiro 2022/05/19(Thu) 2:39:43

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞

[
あ、これ無理だわ。

 思い切り我に帰った。無理だ。絶対。物理的に、むり。

 内臓を内側からぎりぎりまで
 ……否、ぎりぎり無理なとこまで
 押し広げられる圧迫感に思わず息を呑んだから
 拒絶の言葉は喉の奥に張り付いて咄嗟に出てこなかった。

 背中に冷えた嫌な汗がにじむ。
 苦しくて苦しくて堪らないのに
 息の吐き方が解らなくて文句を言う余裕がない。

 そうしている間に今まで意識したこともない内側を
 逞しい侵入者がじりじりと押し開いてゆく。 

 ごめんほんとむり。
 ここでやめろとかそっちも無理なのはわかるけど
 ぜったいむりだってこれ
 はいっちゃいけないとこはいってる。

 今更まともに機能し始めたねぼすけの恐怖感が
 どっと押し寄せてきて、体が強ばれば
 腹の奥に変に力が入って
 勝手に畝った熱い内側の粘膜が彼の切っ先を
 きつく包み込むように纏わり付いただろう。

 過呼吸になりそうな下手くそな息継ぎを繰り返して
 漸く吐き出そうとした制止の類の言葉は
 彼の声に遮られて、結局また飲み込んだ。 ]
(-82) yahiro 2022/05/19(Thu) 2:41:29

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞

[ 散々強請った二文字だった。
 すっかり感じ入って欲の滲んだ男臭い声だったのに
 腰がぐずぐずにとろけそうなくらいに甘く響いて、
 なんか、もう、ダメになった。
 馬鹿になってしまったんだと思う。
 散々焦らされた二文字は、そのくらいの衝撃と
 訳がわからないくらいの中毒性があった。

 俺の名前だ。彼の声が紡いだその名に、漸く
 思いが通じ合った今への実感が湧き上がってきて
 泣き出しそうなくらいの幸福感に胸が苦しくなる。 ]


 せんせぇ……、っ

 、……は、っ。…ぁ、 …せんせ、もっと​────…


[ もっと呼んで。そう強請りたいのに。
 突然襲ってきた訳のわからない法悦に
 甘く震えてしまった内側が彼を締め付けるせいで
 丁度気持ちよかったみたいになって
 少し前まで止めさせようとしていたこの行為を
 強請ったみたいな声になった。

 馬鹿になった頭でも今度は気付いたけど、
 なんかもうそれでよかった。
 そしたらもっと呼んでくれる気がしたから。
 それでよかった。* ]
(-83) yahiro 2022/05/19(Thu) 2:45:50
 




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