人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

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【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「俺も、今は……ミンのこと独り占めしたい。

 一緒の気持ちだなんて嬉しいことだ。
 でもちゃんと、将来のことは考えてるから。
 やっぱりこの世界で1番好きだよ、ミン。」


穏やかな朝。最愛の人と愛を伝え合うことの幸せは
旅をしているからなのか、最上とも言える。
いつどちらかがかけてしまってもおかしくない。
そんな状態だからこそ、この時間はかけがえのないもの。
それ故に、可能な限りは深く交わっていたいと
彼女を見てしまうといつも願ってしまう。


(+0) anzu_kin_ 2022/05/25(Wed) 21:05:41

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



彼女が好きという気持ちはあの時から微塵も変わらない。
寧ろその気持ちは更に強固に、深みを増している。>>2:+27
初めの頃は勢い余っていたと言えるし、
その話を引き合いに出されたらたじたじになる未来しかない。
もしいつか、彼女に質問をするとしたら、
あの頃よりも彼の愛情表現は上手くなったか、と
聞いたみたい気持ちがある。


「やっぱり知られてた。
 でも嬉しいからいいんだ。

 いれていくよ、ゆっくり」


彼女のことを見つめながら宣言通りゆっくりと
腰を深くまで繋ぎ合わせていく。>>2:+28
シーツを握る彼女の手に彼の手を重ねて
奥まで到達したなら、きたよ、と囁いた。


(+1) anzu_kin_ 2022/05/25(Wed) 21:06:25

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「やっぱりさっきと違う。
 全身でミンを感じている気分になってるよ」


肌と肌が触れ合っているのだから、
当たり前かもしれないが、それでも伝えずにはいられない。
彼女の呼吸をみながら、まずはゆっくりとまた中を擦って
更なる熱を生み出していく。


(+2) anzu_kin_ 2022/05/25(Wed) 21:06:51

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



彼女の叫びを聞くと、一瞬彼は固まった。
何度か瞬きをすると笑いが込み上げ、
改めて彼女に対してごめんね、と呟く。>>2:117


「そうだね、けど返事は変わらないよ。
 俺のいうことを聞くってことはなんでもやるんだ。
 簡単にそういう風に聞いちゃダメ。
 もう少ししたら外してあげるから、
 そんなに暴れようとしないで。

 ミンがなんでも聞いてくれるって言うなら
 ずっと一緒にいてって言おうかななんて
 考えてたからそう言う話を引き合いにだしただけ。」


最終的に彼女が諦めたような感じで
肩の力が抜けてしまったようだったので
彼は彼女を拘束する力を少しだけ緩めた。>>2:118
緊張が走る場面だと言うのに、
どうしてこうなってしまうのだろう。
それは多分、彼が生真面目でありながらも
短慮なところがあるからだと言える。
そういうところも少し残念な男である。


(0) anzu_kin_ 2022/05/25(Wed) 21:08:52

【秘】 魔導騎士 テンガン・カルシャック → 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



「ミンって、元気だよねいつでも。
 ……返事としてはおかしいかもしれないけど、
 好きな子の裸は見たいんだよ。

 話じゃ、わからないことも知ってほしい。
 だって俺はミンの全てを知りたいんだ。」


少ししてから、両腕を拘束していた触手を外し、
彼はソファから立ち上がってジャケットとワイシャツを
脱いで肌着の状態でベッドに近づく。
股の間を動く触手が、ゆるりゆるりと動き続ければ
彼女の声は彼に話かける声から、
たまに聞いたことのあった女性らしい声に変わってきた。
ベッドに乗って彼女の背後を取ると、
両脚を拘束していた触手も離してあげて、
代わりに彼がぎゅっと彼女を抱きしめる。


(-22) anzu_kin_ 2022/05/25(Wed) 21:09:33

【秘】 魔導騎士 テンガン・カルシャック → 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ


こんなことしてごめんね、ミン



許されるとは思っていなかったが、
彼女の耳元で囁いて、許しを乞う。
脚の間にいた触手は少し距離を置いて
近くにいるのだけれども。*


(-23) anzu_kin_ 2022/05/25(Wed) 21:11:11

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



ミンナと言う人物はとても優しく、
けれどもきちんとすべき時は臆せず物を言い、
ただただ守られるだけのお姫様ではない。
お姫様でも十分可愛いけれど、
それでいて冒険者であると言うポイントもある。
そうなれば魅力が満載で人目をひく。


「ん……そんなに締まって、…恥ずかしいの?」


震えた声で教えてくれる彼女。
それと一緒に、中が締まり体で更に教えてくれると
口が綻んでしまい、可愛すぎてちゅ、っと
唇を重ねてしまった。>>+3


(+5) anzu_kin_ 2022/05/25(Wed) 23:56:10

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



ゆっくりと動いているせいか、
動くたびにぬちゅ、っと音が立ち、
ぱちゅん、っと肌が触れ合う。
柔らかい体にぶつかる硬い体が受け入れられる。
都度、彼女の可愛い声が聞こえてしまって
徐々に腰の動く速さが上がっていく。


「可愛い……。可愛いよ、ミン、っ……」


絡まれた彼女の指が強くなる頃、
彼の方も少しずつ吐息が漏れはじめ、
彼女が気持ちよく感じる箇所を感じ取った気がした。
体勢を変えようかと彼女を抱きしめ、
座る体勢にするために体を起こしてあげれば
体重が乗ることもあり彼女の奥に届いたのではないだろうか。


(+6) anzu_kin_ 2022/05/25(Wed) 23:56:41

【秘】 魔導騎士 テンガン・カルシャック → 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



機嫌は少し悪かったが彼女の反応のおかげで
まともに戻ってきている状態だった。
すぐに離さなかったのはやっぱり、
己が使役魔のおかげとはいえ服が溶けて
淫らに見えてしまったからだろう。


「………とりあえずは、一緒に旅ができれば
 今のところは満足ではないけれどいいかな。」


付き合ってもいない相手にそれを促すことがおかしい。
そう思って、逃げるような答えを彼女に告げる。
そして顔を赤くして恥ずかしそうな反応を見せられると
可愛いと思うと同時に、こんなやり方で知ってほしくない、
と言われてしまうとそれもそうか、と
彼の方は更に落ち着きを取り戻しながら滾っていく。


(-35) anzu_kin_ 2022/05/25(Wed) 23:57:52

【秘】 魔導騎士 テンガン・カルシャック → 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



「テンガンくん、じゃなくてテンガン、って
 呼んでくれるようになったね。
 不安な気持ちにさせてごめん。
 服は新しいやつ街に着いたら買ってあげる……
 荷物の中に替えの服ある?
 俺の服でよければ貸しておくよ。」


下から見上げられると言うのは
なかなかない経験でとても可愛いと思った。
服を溶かしてしまったことは深く反省している。
欲望にのまれて彼女を不安にさせては
よくないことだと今の状態を見て思う。
そっと彼女の髪を撫で、ぎゅっとしっかり、
彼女のことを抱きしめて呼吸が整うのを待った。*


(-36) anzu_kin_ 2022/05/25(Wed) 23:58:26

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



見てわかることをあえて口にするのは、
そのほうが彼女の体がとても反応するから。>>+8
本当は聞かされたくないとわかっていても、
良い反応を示すのを知ってしまうと、
ついつい状況を説明して、改めて彼女に問うてしまう。
やりすぎはよくないと思っていても、
これはどうしてかやめられなくなっている。

恥ずかしいと体現するように蠢く中は、
彼女の感情1つで更に絡みついて離れない。
いわないで、と言われると言いたくなる。
けれどもそれをごまかすように口づけを交わし
彼女の細い喘ぎはすぐに受け止める。
全てがいとおしいから、彼女の言葉ひとつも
飲み込んでしまいたいという欲望が湧いて出る。


(+10) anzu_kin_ 2022/05/26(Thu) 19:36:51

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「好きだよ、ミン……は、っ……

 大丈夫?きつかったら、ン……いうんだよ?」


絡まっていた指がほどかれていき、
彼女の手が離れれば抱きしめ体勢を変えて。
突然のことで肩をつかんできた彼女の頭を
そっとなで、無理はしないように伝えたが、
時すでに遅しのようで、彼女の体が固まり、>>+8
中だけが蠢き動いているような状態になる。


(+11) anzu_kin_ 2022/05/26(Thu) 19:38:11

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「もう少しだけって思ったけど、
 そんなに感じてしまってるなら……」


ちゅ、っと頬に口づけを落とせば、
背後を確認して今度は彼が寝ころんだ。
つまりは、彼女は彼に跨っているような
そんな体勢に変えられてしまった。
もしかしたら、先ほどまでよりも
もっと奥まで届いてしまうかもしれない。>>+9
その時の表情はどんなときよりも、
多分綺麗で見惚れてしまうことだろう。


(+12) anzu_kin_ 2022/05/26(Thu) 19:38:40

【秘】 魔導騎士 テンガン・カルシャック → 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



「でも、いつかは一緒に将来の話がしたい。
 ミンが俺のことを嫌わない限り。

 大丈夫、もうこんなことはしないよ。
 
…………多分だけど。



視線を逸らされてしまうと、
少し眉が下がった表情で彼女を見つめるが
お互いの熱量の違いはどうしようもない。
嫌われない限りは旅を一緒にできるのだから、
それ以上は今は望まなければいいだけ。
けれども、望んでしまったから現状はこうやって
彼女を困らせてしまっている。


(-50) anzu_kin_ 2022/05/26(Thu) 19:39:29

【秘】 魔導騎士 テンガン・カルシャック → 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



「………本当、ごめん。

 ミンに好きって伝えた後も接し方変わらないし、
 寧ろなんだか距離感近くなった気がして……。

 今日はすごく、ダメだった。
 雨に濡れた状態で男にあんな風にくっつくの?
 いや、言い方が悪いな。
 恋人関係になっていない、告白されたバディに、
 あんな風にくっついて、俺に我慢を強いたかった?」


彼女の背後でぶつぶつとつぶやきながら、
腕の中の彼女の状態をもう一度一瞥した。
淫らとまではいかずとも、フェティシズムを
くすぐるような格好にさせてしまっていたよう。
彼はそっと手を伸ばして露わになっているらしい
下乳に触れてみる。勿論、彼女にとがめられたなら
すぐに触るのをやめるが、そうでないなら、
もう少しだけ、と言って暫く触ってしまうのだった。*


(-51) anzu_kin_ 2022/05/26(Thu) 19:40:16

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



彼女の
吐息


    彼女の


         彼女の



すべてで彼女の様子が落ち着いてきたと思う頃、
体内が奥へ奥へと誘われていく。
蠢く肉壁は熱を取り込むように絡みつき、
彼はそれに合わせるようにぎゅっと抱きしめて。
だからこそ寝ころびやすかった。
彼女は驚いたような、理解が追い付いていないような
声をあげながら顔を上げて、すごくかわいい。


(+15) anzu_kin_ 2022/05/27(Fri) 10:27:57

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「ダメ?でも気持ちいいって思ったけど……
 もう少し、感じてもいいんだよ?」


彼女と視線が合うとき、彼は彼女の腰に
手を添えてぐっと、何度か奥を突いていた。
不安そうにしていたなら、
おいで、と声をかけて彼の上に寝そべるよう促してみる。
彼女の体が密着したなら、先ほどまでと変わらず
ぎゅっと抱きしめて下から突き上げて。
彼女が本格的にいやいやをしてきたら、
どうしようかと考えながら、髪を整えるように撫でて。


(+16) anzu_kin_ 2022/05/27(Fri) 10:28:26

【秘】 魔導騎士 テンガン・カルシャック → 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



確約ができないのは、恋人でもない関係が
いつまで続くのかにもよるという理由があるから。
けれども、彼女を傷つけたくてやったわけではなく
一瞬上がって、すぐに急降下する感情を
落ち着かせられなかった彼の責任。


「……嫌いになってほしくない。
 俺が、………独りよがりは良くないから、
 ちゃんと自制する。…………

 次の街についたら、別行動しようか。」


年頃というか、血気あふれる青年であることに変わりなく
彼女が嫌いではないという言葉を口にすると、
好きではないのか、と思ってしまう。
嫌いではない、ではなくて、好き、という言葉が
彼女の口から欲しいのに、そこに至っていない事実が
ひどくもどかしくて、歯がゆい。
そういう感情を爆発させて彼女を怖がらせた事実も
大変不愉快極まりないと彼は己に嫌悪を抱く。


(-58) anzu_kin_ 2022/05/27(Fri) 10:29:26

【秘】 魔導騎士 テンガン・カルシャック → 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



ゆえに次の街に行ったら娼館へ赴くべきかと
少し考えてしまい、別行動の提案をする。
彼女とは正式な恋人関係ではないし、
行ってとがめられる理由もないといえばない。
彼女を傷つけてしまうくらいなら、
そうやって自制をかけていくのも一歩だと感じる。


(-59) anzu_kin_ 2022/05/27(Fri) 10:30:30

【秘】 魔導騎士 テンガン・カルシャック → 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



腕に手を添える彼女の肌はとても柔らかく、
もっと触っていたいと思わせる。
彼女の言い分はもっともで、
どうしたものかと思ってしまう。
けれども、不用意でいては冒険者は続けられない。


「俺だから、……いや暴走した時点で俺もダメか。
 でも、世の中にはもっと蛮族的な人間がいる。
 パーティーメンバーが優しいとは限らない。

 だから、恋人以外にはそうしないほうがいい。
 言ってくれたら助ける。
 君を守っていくのは今の俺の仕事でもあるんだ」


(-60) anzu_kin_ 2022/05/27(Fri) 10:31:09

【秘】 魔導騎士 テンガン・カルシャック → 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



おばけが苦手な彼女が暗がりを怖がるというのは
よくわかる話でもあり、納得するに値する。
けれども、やはりそうといっても
あれだけ密着されてしまうと落ち着くに落ち着けない。

小さく反応する彼女の体がかわいいと感じ、
彼女の弱い咎めも含めて、もっと聞きたいと感じた。
けれども本当に嫌かもしれないので、
胸を優しく触り続けるだけにして、
暫くしたらソファに置いてきた服でも取ってくると
彼女の背中側から一旦離れるだろう。*


(-61) anzu_kin_ 2022/05/27(Fri) 10:31:58

【独】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



/*


時間できたから続きやっぞぉまだプロローグやねん



(-66) anzu_kin_ 2022/05/27(Fri) 15:02:54

【独】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



/*

>>0:28 「冒険者といえど女の子ではあるから、
身だしなみには気をつけるようにしている。」

はい100点。女の子だからと気にかけてくれて
可愛い可愛いいうやつが隣にいるから
更に可愛くなってくれていると思うと
好き以外の何者でもない。


>>0:29 「薄っすらと覗き見るように、臥した瞳を覗かせれば、
桃色の瞳がテンガンを捉える。」

昇天。桃色の瞳がとても可愛い……。
覗き見るようにチラッと見る姿が天使。
ミンちゃんは生粋の恥ずかしがり屋と覚えた。
恥ずかしいって分かってるのに聞きたくなる……。



(-67) anzu_kin_ 2022/05/27(Fri) 15:13:48

【独】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



/*

>>0:30 「だからこそ、斡旋場でテンガンを紹介された時は、この人だ!と思ってバディを組んだ。」

この人だ!って思ってもらえたのって
多分あれよね、魔力補給が主な条件だったからよね。
誤解したままにならなくてよかった……。(ちょっと違う)
ファーストキス奪ってしまうとは想像してなかったらしいけど。


>>0:31 「合わさった唇からは呼吸が出来ず、
鼻先から息をして呼気を吐き出して、とろりと瞳が蕩けていく。」

優しく声かけてくれたミンちゃんのファーストキスを
何も考えずに奪ってしまった男です。
この日までの間に話すことをしなかったのかねぇ。
やっぱり思い込みはダメですね……。
ここでもすれ違いが始まってるやん…?



(-68) anzu_kin_ 2022/05/27(Fri) 15:22:26

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



下から眺める彼女の姿が艶やかで、
もっと眺めていたいと切に思う。>>+17
否、何度も、何度も眺めたいが正しい。
羞恥心を感じている顔はいつもの彼女と違い、
それでいていつもと変わらず視線を離せない。


「俺もきもち、いい。………可愛い……」


彼女が腹部に手をついて体を震わせている姿は
胸が寄せられて更に淫靡に見え、
欲が抑えられなくなっていく。
だから彼女が体をくっつけてくれたなら、
何度か胸が擦れ合い、もっと彼女の声が聞こえる。
不意に起こる接触はとても感じてしまうのか、
彼も少しだけ声が出たことだろう。


(+19) anzu_kin_ 2022/05/27(Fri) 22:52:52

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「もっとしてあげる。っ…ふ……
 あとは、いつもの体勢にしよっか」


達してしまいそうな彼女の腰をしっかりと抱え、
少し腰を上げて、彼女の奥を突いた。
彼女が達してしまうのを促せたなら、
絶頂を越えるまでその体勢を止めることはなく。
それが落ち着いてしまえば、また最初の体勢に
戻そうと彼女を抱きしめて起き上がるのだった。


(+20) anzu_kin_ 2022/05/27(Fri) 22:53:19

【秘】 魔導騎士 テンガン・カルシャック → 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



自制するという発言を受けてか、
彼女が首を縦に振ってくれると少し心が落ち着いた。
ひとつ残していた触手のことが気になったのか
彼女が布地を引っ張ったのが見え、
ごめん、と呟いて触手を彼女の前から全部消す。
彼の提案にどこか驚いたような彼女を感じられた。
彼よりも小さな手が、腕の中で動いたような気がして。


(-96) anzu_kin_ 2022/05/27(Fri) 22:54:12

【秘】 魔導騎士 テンガン・カルシャック → 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



だからなのか、彼女に別行動を提案したことは
あまり良い判断ではなかったのか、と少しだけ考えたが、
どうしてそんな反応なのかのほうに考えが行って
妙に勘ぐってしまった。


「いや、………あぁ。
 ミンが嫌じゃなきゃ、だけど。
 最近ずっと一緒にいたから、
 偶にはひとりもいいと思うんだ。
 また後で決めよう。」


気が変わるかもしれないし、と添えて。
この後の展開次第と彼の中では感じていたから。
彼女との関係がもしこの後変わることがあれば
別行動なんてする必要もないし、
少なくとも仲直りがきちんとできたなら、
別行動をしなくても頑張れるだろうから。


(-98) anzu_kin_ 2022/05/27(Fri) 22:54:50

【秘】 魔導騎士 テンガン・カルシャック → 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



それ、って………



彼女を諭していると、小さな声で反論があり
その内容は、勘違いをしてしまいそうになる。
下手なことを言わないように、
ぐっと唇を噛んで今は黙って
彼女の口からきちんと彼女のその感情が
何であるのか聞かなければと、思ってしまった。
だからこそ、彼女の肌に触れるのはそこそこに
一度彼女に服を着せたいと思いシャツを取りに離れた。



(-99) anzu_kin_ 2022/05/27(Fri) 22:56:23

【秘】 魔導騎士 テンガン・カルシャック → 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



「ひとまず、これ着て。

 …..ミン、触りながらになるけど話をしよう。
 さっきさ、俺だから頼ってくれるって
 言ってたと思うんだけど、
 それってさ、……
どういう意味
?」


彼女にシャツを差し出して着てくれたなら、
また背後を陣取ってギュッと抱きしめる。
服の上からか、直接か、彼女の胸を撫で、
さっきの続きをするかの如く優しく触っていく。
耳元で囁くように尋ねて、
少しでも彼女の本心が聞けたらと思った。
分からない、と言われても彼女の感情を噛み砕くように
何度も何度も質問を重ねただろう。


(-100) anzu_kin_ 2022/05/27(Fri) 22:59:05
 




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