人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 偽冒険者 キンウ

[日輪の国は
真名を呼ばれると魔に引き込まれるという言い伝えがあり
(真偽の程はさだかではない)

幼い頃は幼名で呼ばれ、元服すれば“あざな”をもらう。
元服とは、里では一人前の“シノビ”になることと同義。
元服の年齢には幅があるが
天才は11才で月兎ギョクトの名を負った。
ギョクトは影忍ではなく陽忍に配属されたので
もしかしたら外国とつくにの記録にも彼の功績(あるいは悪行)を
遺しているかもしれない。
ただし、あったとしてその記録は、22才で止まっているだろう。


ギョクトは後輩の育成係も請け負った。
落ちこぼれとみなされていた自分が
14才で黒点キンウの名をもらえたのも
彼のおかげだ。

配属されたのは影忍で
残念ながら部隊こそ違ったものの
話す機会もあれば共闘する場面もあり
そのままずっと
彼の背中を追いかけていくのだと思っていた
]
(189) rin 2022/05/21(Sat) 13:31:09