人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

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【独】 フィアンメッタ

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カイル君宛ては〆です、お話ありがとうございます。長いのはお互い様なので気にしないでください…
(-92) 2022/05/28(Sat) 23:48:46

【独】 フィアンメッタ

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ウーヴェさんへのお返事も書きたかったのですが箱前に座っていられる時間をすぎてしまったので朝にお返し出来たら…〆でいいようにするつもりです。
(-96) 2022/05/29(Sun) 1:26:13

【独】 フィアンメッタ

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次のロルで店内の軸一区切りにする予定ですが本日は離席します。
改めて、多角の中でもご対応くださったゴーストの皆様ありがとうございました。本当に感謝しかありません…**
(-97) 2022/05/29(Sun) 1:44:00

【人】 フィアンメッタ



   「……まるで自分が
されたみたいな。
    そんな言い方をするんですね。

          
それとも、ただの例え話?」



  首を微かに傾げて。
  私の気の所為だとしても、そう聞こえたから。
  知っている人に見つけて欲しい
  忘れないでいて欲しい。

  それは、この人の願いにも聞こえて。
  もし、そうならば。
  叶えたいと思うのに、
  きっとそれは私じゃない誰かの役目で

 
(150) 2022/05/29(Sun) 19:41:23

【人】 フィアンメッタ


  誰も冥福を祈ってくれる人が居なかったと
  そういう声はどこか寂し気に響いた気がして
  ゆらり、と瞳が揺らめく。
  貴方の大切な人も……
  祈ってくれなかったのか、と言いかけて、
  私の声は酒場の賑やかさにかき消された。
  届いたとしても、聞こえなかったと
  誤魔化せそうなくらいの、声だったから。
  

  
「縁のある人しか……出来ない……。」


  
(151) 2022/05/29(Sun) 19:42:18

【人】 フィアンメッタ



  今からでもまだ、届くのなら。

          ―――――願いたい。


     「……!やっぱ、り……。
      願いって何処に向かって投げるの…?
      空、とか……?」



  一人のゴーストさんの意見を聞いて
  私は悩みながらも。
  最後に付け加えられた一言に
  ムッとした顔をしてしまったはず。
 
(152) 2022/05/29(Sun) 19:43:11

【人】 フィアンメッタ




   
「食べて大きくなるような歳じゃない!」



 
(153) 2022/05/29(Sun) 19:43:31

【人】 フィアンメッタ



  頼んだピザは一人で……食べられなくはないけれど
  分けるつもりでいたから。
  ハバネロなんて入っていたとしたら
  激辛ピザを食べることになったのは
  私だけではないはずだけれど。



        「……優しいですよ。
         ハバネロまみれになってても。」


    
(154) 2022/05/29(Sun) 19:44:07

【赤】 フィアンメッタ



  セシリーが殺されたと聞かされた時
  私は涙を
流さなかった。

      
流せなかった。


  絶望に心が麻痺したから、とかならよかったのに。
  どこか、受け入れてしまった私のせいで
  私は泣けなかったの。  

  
            セシリーはもういない。
            何処にも、いない。
            目をそむけたくなるほどの
            残酷な現実。


  
(*14) 2022/05/29(Sun) 19:44:46

【赤】 フィアンメッタ



  涙ひとつ見せず。
  その時、教えてくれた兵士に向かって
  微かに
いさえした私は、
  間違っても妹になんて見えなかっただろう。

         
泣いたのは夢の中でだけ。


 
(*15) 2022/05/29(Sun) 19:45:14

【人】 フィアンメッタ



  だから―――――。
  ハバネロまみれのピザが来たとして。
  私は彼を優しいと、思ってしまう。

  辛い辛い、って何の躊躇いもなく泣けるでしょう?

 
(155) 2022/05/29(Sun) 19:45:31

【人】 フィアンメッタ

***


  夜が明ける。霧夜の終わり、
  私は席を立って外を見た。
  うっすら明るくなっていて、今なら帰れそうで。

  結局自分が飲み食いした分のお金は
  席に置いて、立ち上がった。
  ……夜が終わりを告げたからかな。
  
私にはすでに、ゴーストが見えなくなっていたから。



   「ごちそうさまでした。
    
……お料理、どれも美味しかった。」



  シーフードピザも、分けてもらった船盛も
  唐揚げも、海の色みたいなカクテルも。
  ありがとう、と小さく呟いて。

 
(156) 2022/05/29(Sun) 19:46:06

【人】 フィアンメッタ



  それから、懐の中から一枚、
  タロットカードを取り出す。
  無造作に取り出した一枚は、なんでだろう。
  未来を見たわけでもないのに予想がついていた。

  
 
   「決めました。
    逃げてきたあるべき場所へと
    一度戻ることにします。

    残してもらった物の意味を考えるために
    他にもないか、探すために
    
……後悔を、忘れないために。」


 
(157) 2022/05/29(Sun) 19:46:43

【人】 フィアンメッタ



  手に握られているのは、愚者のカード
  数字を振るなら0。

  可能性を示すカード。
  タロットは、愚者が旅する軌跡とも言われるし
  旅の最後に愚者は世界を手にするのだとか。

  ……世界は要らないけれど
  私にとっての正しい答えせかいを、手にしたいから。
  きっとこれは始まりのしるし。

 
(158) 2022/05/29(Sun) 19:48:16

【人】 フィアンメッタ



   
「最後に……祈っていてもいいですか?」


 
(159) 2022/05/29(Sun) 19:48:46

【人】 フィアンメッタ



   「次来た時に、
    貴方達がここに
居ない
ことを。」

  
(160) 2022/05/29(Sun) 19:49:46

【秘】 フィアンメッタ → ウーヴェ




   
「貴方にも審判が訪れることを。>>75



 
(-137) 2022/05/29(Sun) 19:50:09

【人】 フィアンメッタ



  遠回しで、素直な言い方じゃない祈り。
  願わくば、ここに留まる魂たちの想いが
  果たされますように、と。


  それがどう取られていたとしても
  私はもう、見ることが出来ない。

  ブレスレットを付けてから微笑って。

  私は店を後にした。**
  
 
(161) 2022/05/29(Sun) 19:51:13

【独】 フィアンメッタ

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拾いたいところ沢山あったはずなのに全然拾えなくて申し訳ないです……後ほど時間作ってその後をかけたら……(と言いつつ〆でもいいようにしました
(-138) 2022/05/29(Sun) 19:53:27

【人】 フィアンメッタ


  お会計はエアハートが奢ってくれる、>>188
  そういう話だったのは覚えてたけど……
  話を聞いてくれたゴーストさんたちのために
  私も少しでも、と思ったから。

  だから、余計に払った分は
  心付けとして置いておきたいなと思ったけれど…
  ダメそうなら無理には置いていかなかった。



  酒場を出た後、一度自室に戻って
  故郷へと戻るための用意をしてから
  ギルドへとキンウに渡してもらうつもりの手紙を
  持っていった。
 
(320) 2022/05/30(Mon) 23:48:21

【人】 フィアンメッタ


  酒場で聞いた彼女の話は
  夜が明けてもちゃんと覚えている。
  ひとつの場所に留まれない理由も
  吹き矢なんて物騒なものが飛ばされる理由も。
  大変だったんだ、とか月並みなことしか
  言えなかった気がする。
  非力だから、キンウの力にも…
  あんまりなれないだろうし、ね。

  真名を聞いた時、私は確かこういった。>>315


   「貴女によく似合ってる名前だね。

    貴女の笑顔、太陽みたいだったから。」



  お酒が入った勢いはあるけど、これは本心。
  そして教えてくれてありがとう、
  とその時はお礼を言ったんだったかな。

 
(322) 2022/05/30(Mon) 23:50:06

【人】 フィアンメッタ


  パーティを組みたい、といった
  私の誘いは反故にするつもりはなかったから
  ギルドに残した手紙には
  
  「暫く所用でプロテアを離れるけれど
   必ず戻ってくる。
   戻ってきたときは、一緒にダンジョンに行こう」


  なんて、書いて。
  それを見てから彼女が私を追いかけることは…
  タイミングがよければ、出来たかもしれないけれど。
  でも、私の知らない所で隠れ家を譲ってもらったり
  色々あったみたいだから……どうだろう。

  
(323) 2022/05/30(Mon) 23:50:53

【人】 フィアンメッタ

***

  故郷にある外れの森にセシリーのお墓はあった。
  殺されたと、里の皆に知られたようで。
  寂しい場所に、弔われていた。
  セシリーが生きた証は……
  もう、残っていなかった。

  セシリーの死の原因は、何処からか
  里の皆にも伝わってしまったらしい。
  セシリーは里の恥だと、
  生きていた時に好かれていたのが嘘だったみたいに、
  
好意の全てが反転したかのように
嫌われていて。

  貴女に純粋な好き、を向けられなかった私なのに
  哀しいな、と思ってしまうのはなぜ……?

  
(325) 2022/05/30(Mon) 23:51:53

【赤】 フィアンメッタ



   「セシリー……ごめんなさい。
    私にとっての正解は、選べなかった。

    
世界にとっての正解を、選んでしまった。」



  ずっと、後悔していた。
  それでも、
  そんな私が祈っていいのなら、届くのなら…。

 
(*34) 2022/05/30(Mon) 23:52:27

【赤】 フィアンメッタ



   「貴女にとって、どうだったのかは…
    今度会えた時に、教えてよ。

    恨んでくれていて構わないから…。
    貴女が……セシリーが、何処かで
    笑っていてくれますように。」


  何処にいるか分からないセシリーに届いてほしいと。
  彼女のお墓の前で、小さく呟いて。
 
(*35) 2022/05/30(Mon) 23:52:45

【人】 フィアンメッタ

  

  「さよなら、セシリー。」


  
頬を伝う涙はそのままに、
里を後にした。
(326) 2022/05/30(Mon) 23:53:03

【秘】 フィアンメッタ → 冒険者 キンウ



  プロテアに戻ったら、その時は―――――。

       太陽みたいな子に改めて言おう。

  
私とパーティを組まないか、
ってね。

  
(-225) 2022/05/30(Mon) 23:53:31

【人】 フィアンメッタ



   そして、また霧の夜が来たのなら。 
   私は、またあの酒場を訪れることになるだろう。
   もういない店員がいると知れたなら
   その人の行く末を思って。
   
   変わらず酒場にいる人、
   以前は見なかった人に対しては……
   どうだろう、占いでもどう?なんて。
   言って見たかもしれない。

   それは、行ってみなければわからないけれど。

   いつかは来るだろう霧夜の前日に
   流れる噂を耳にした私は、きっとこう言う。


    
「私が行った中で一番素敵な酒場だった。」**


  
(327) 2022/05/30(Mon) 23:54:09

【秘】 冒険者 キンウ → フィアンメッタ


 パーティー、いいね!
 こちらこそ、是非!よろしくっ!
(-226) 2022/05/30(Mon) 23:56:11

【独】 フィアンメッタ

/*
という事で。
キンウさんサンドすみません、と言いつつ〆です。

この度は素敵な村に参加させて頂きありがとうございました。翠さんは村建てお疲れ様です。
私の動きやロルは拙い点も多かったと思いますし、ご迷惑もおかけしてしまって申し訳ないです。そんな中でも優しく対応くださったゴーストの皆さんには改めて感謝です。本当にありがとうございました。

またどこかでお会いしたときはよろしくお願いします。
(-227) 2022/05/30(Mon) 23:57:02