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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → イル・マット フィオレロ

/*

孤児院の生活は質素な市民の最低限は確保されているようです。
その他支援などで時折豪華な食事が出たり、誕生日と祝日は祝いの食事会もあります。
若いうちにに仕事を斡旋し、荒事が得意そうな子腕っ節がある人材をアソシエーテとしてファミリーに引き抜くことを目標としています。
『人の言葉を信じるな自分のみたものだけを信じろ』、と表向きも内面も健全な子供を育てて闇の世界に連れ込んでいます。前科は問いません。

当孤児院の設定自体は、あくどい虐待などはなく柔軟に社会の歯車になるべく育てられています。
何処かの重役になれば業界や政府との縁になる為です。

悪辣な環境があるとすれば、外部組織からの嫌がらせが主になるでしょう。
あるいはまた別の孤児院の出自で、こちらの施設とも何度か交流があった等で面識が持てるかも知れません。

孤児院の設定だけ固まっていますが、都合が良いところだけ活用してやって下さい。
またなにかあれば都度連絡ください。どうぞよろしくお願い致します。
(-13) toumi_ 2022/08/08(Mon) 21:48:04

【秘】 情報屋 ロッシ → デッドヘッド ヴェネリオ


ふわり、ふわり。

意識が曖昧な夢の中、誰かに何かを問われたような気がする。
──そんな夢を見たことを、あなたは覚えてもいないのだけれども 


/*
御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。

朝はパン様のPCの役職は何になりましたか?
決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに
一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね!

運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。
この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。
なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜!
(-34) 66111 2022/08/08(Mon) 22:55:07

【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 花で語るは ソニー

/*
ご質問ありがとうございます、
プロフィールにあることは大抵知っていても構いません。
アルバでも恨み言かはどうかわかりませんが、あることないこと噂にされているかもしれないですね。

ソニーさんとはノッテファミリーとして関わろうとはせず、多少のことは踏み込まれても甘く見ていそうです。
外に出ることが多く、一人で酒場や喫煙所等大衆のいる場所に出没することも少なくありません。

・表の顔はどのように振舞っていますか?
 大きなくくりでは人材サービス業、人材派遣業界に勤務しています。調べればその会社もノッテファミリーの傘下です。

・ノッテの所属であることや重役であることについては知っていても構いませんか?
 構いません、軽く調べたり、人から話が聞くことができます。
 20年以上前から先代に拾われ、ノッテに長く滞在しています。

・孤児院内でお菓子を振る舞ったことはありますか?
 あります。誕生月にはケーキを、祝祭にはおもちゃを用意してくれたりなどしました。

・ご結婚されていますか?
 未婚で、それらしい噂は立っていません。

・ソニーにはどれくらいの警戒度で接していますか?
 本心はともかく、あえて無用心に近いです。古くからの友人のように。
 ファミリーの話を出しても、敵のようには接さず話を静かに聞いているだけでしょう。

返答が遅くなりすみませんでした!
他に知りたい内容などがあれば答えられるものはおこたえします。
(-48) toumi_ 2022/08/08(Mon) 23:26:58

【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ

/*
ご回答いただきありがとうございました。
土壇場でワッと秘話を浴びせかけたにも関わらずお付き合いいただきありがとうございます。
いただいたお答えを加味して、ゲーム中は接させていただこうかと思います。
ひとまず一日目も始まりましたので、のちの質問はおいおいやっていこうかと。
そちらからも何かご質問等あればいつでもお申し付けください。

お互いいつ死ぬかもわからない状態ですが、よろしくお願いしますね、先生。
(-54) redhaguki 2022/08/08(Mon) 23:46:00

【人】 デッドヘッド ヴェネリオ

【街中】

酒場から飲んだくれた男が一人、ふらついた体を石の壁に寄りかからせ目を閉じる。
部下に連絡をしたその手で、続けて別の人間へと電話を掛けた。

「チャオ、今時間あるかぁ……あ?
 『子供達を寝かしつけてるからすぐに切る』、だと
 お前この俺っちと子供どっちが大事なんだよ、おい!」

「本当に切りやがった……」

まさかこのくたびれた男がマフィアであるとは、日常に住む多くの人間達は知らず。
もっとも一部には有名であり隠してもない素性は、過激派の多いノッテファミリーの幹部であることに違いない。

「……あ"ー頭いてぇな、近くのカフェは何処だ」

男は約束の時間まで暇を潰す。こつ、こつ。
石畳には靴の裏に残っていた僅かな赤がうつって続くことはなかった。
(12) toumi_ 2022/08/08(Mon) 23:58:47

【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ

……孤児院の敷地内に、配達車が泊まったのはその日の夕方頃だった。
学校に通うのを許されている子達は帰ってきて、もと居る子達も遊び疲れてくる頃。
花を満載したミニバンが入ってきて、祭りに合わせた色の花を搬入する。
運び込んだ花をあっち、こっちと指示を受けて置いたりして。
もっと複雑にカットして整えるようなものなんかは、また後日人手だけくるのだろう。

作業もそこそこにバンの中に上半身を突っ込む。
それだけで察した目ざとい子供なんかは、我先にと車に群がり始めた。
手には屋台から持ってきたのだろう、両手いっぱいになるくらいの包み。
外の陽気を、ここまで運び込んできたのだろう。

「ほら、パネッレ・エ・クロッケだぞ。ちょい冷めちったけど。
 小遣いないやつにもちゃんと分けてやれよな! 一個ずつ食えよ〜」

揚げ物をくるんだ小さな屋台料理を、ちょうど居合わせた子どもたちに配り始める。
そういう特別扱いは良くない側面もあるのだろうけど、みな悪いことをしてる顔をして。
ほんのちょっとの楽しみを、それぞれに享受し始める。

貴方と鉢合わせたのはそういう慣れたような戯れをしている最中か、
それともそれを終えてたまたま街路の向こうに姿が見えたのを呼び止めたか、
はたまたまだ建物の中にいたのだか。

「先生も、食う? おいしいよ」

とにかく男は仕事のほうもそこそこに、貴方の顔を見にやってくるだろう。
片手に、塩気を感じるおやつを持って。
(-59) redhaguki 2022/08/09(Tue) 0:16:39

【秘】 イル・マット フィオレロ → デッドヘッド ヴェネリオ

/*
詳細、ご丁寧にありがとうございます。
十分幸せに暮らせているようで、その様子にフィオレロも大して嫉妬も見せないいつもの変わらない顔で喜んでいたかと。

となると、こちらは相当悪徳孤児院の部類だった為、交流を持ってもそちらが得られるものが特にない気もするため……
あったとして、諸々の理由でノッテに潰された……などどうでしょうか。

元々悪徳孤児院から飛び出してノッテに就職したんですが、その詳細自体は決めてなかったので動機の一つにさせてもらえるかなと。

勿論こちらの孤児院を放置して頂いても、その内勝手に育って勝手にノッテに所属しますので、上記のどれもがそちらの設定に違和感がなければ、のお話程度で。
(-65) poru 2022/08/09(Tue) 0:38:08

【秘】 ”昼行灯” テンゴ → デッドヘッド ヴェネリオ

【街中】

からん、ころん
石畳の上を小気味の良い音を立てて下駄が動く。

どこかで飲んだくれているかもしれない友を探して、煙管を片手に歩くカラス面の男はどう見たって目立っている。

時折袖口から零れる小さなガラス玉が、まるでどこかの童話のように男の歩いた後を示している。

どうにもアンバランスで間抜けな光景だが、さて。
探し人は居るだろうか。
(-85) ぴんじぃ 2022/08/09(Tue) 3:00:34

【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 情報屋 ロッシ

夢の中にまで誰かが来るなんて、とんだお伽話みたいなこった。
どうせ見るなら、ボスが生きて喧しかった頃の思いででも見せてくれりゃあいいのに。

「残酷だよな、時代の移り変わりは。
 そんな変化を俺は愛さなきゃなんねぇ。探さなきゃなんねぇ」

争いなどなくならないこの世界で、血を見続けることがこの衝動を抑えるための最大手だ。

/*

死之商人になりました〜。知らせてやるんですか。
考えてませんでした、できるだけ早く決めてやりますね。
(-87) toumi_ 2022/08/09(Tue) 3:14:22

【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 花で語るは ソニー

「ボナセーラ、ソニー。また今日も餌付けしてるのか?
 このままじゃ俺よりも、みんなその手の虜になっちまうよ」

レンズ越しに夕陽を乗せた花籠を見やる。
施設の中にいた男は聞き慣れた声に、
今し方自分の身なりに問題が無いのを確認して準備を整えた。

近寄ってきた貴方へと片手をあげれば、その手に持たれたバンズを腰を折り曲げつつ食んで食す。
何度か頷くように器用にかみ切って、安物の石けんの香りが残る髪を揺らした。

「……うん! このパネッレ旨いなあ。祭りも馬鹿に出来ねえ」

「さては、祭りに浮かれて仕事を疎かにしているんじゃないか?
 お前は花には真面目だが、時々そういうところがあるからな」
(-91) toumi_ 2022/08/09(Tue) 3:58:20

【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → ”昼行灯” テンゴ

【街中】

「よお、兄弟こんなところで何をしている」

大通りから外れた路地、壁に背を預けながらくつろいでる姿の男が一人。香る酒の香りと煙の匂いから酒場に居たことはすぐにわかるだろう。
こんな日は一日二日ではない、ボスが亡くなってからのヴェネリオは連日この有様だ。

「相変わらず目立つなあ、車も走らせないでどうした。
 何か俺に急用か」
(-94) toumi_ 2022/08/09(Tue) 4:05:50

【人】 デッドヘッド ヴェネリオ

>>14 リカルド

【街中】
「よぉリック、お使いは済んだか。
 小言がうるせぇぞ……頭に響いてかなわん」

きつい酒に混ざった煙の香り、
どこをとってもまとめ役には的さない役満を着飾って頭をかく。
実際のところファミリーの人間には数多の功績を知られているし、一言で話を聞かせられる。今更面倒を見るのはほんの一握りだ。

懐から取り出した煙草を咥えつつ、部下にもう一本を差し出してやる。時間潰しも大概である。

「帰っても良いことがあるもんか。
 優秀な部下をもつ俺はご老体に大人気なんだよ」

「……あと30分……いや1時間。
 今いっても会議に死人の名前を増やしておやすみなさいだ。
 眠気冷ましにお前が選んだ店でも連れて行け」
(19) toumi_ 2022/08/09(Tue) 4:09:35

【神】 デッドヘッド ヴェネリオ

【ノッテアジト】

「遅くなったなあ、探しもんをしてたら犬に懐かれちまって。
 しっかり餌をやって、お家に返してやってたんだ。」

少女の咳き込む声(>>G8)に続いて口を開いて。
足音を鳴らさずに会議室に入っていたヴェネリオは椅子に深く座り込んだ。
会議に遅刻したことを悪びれもなく一同を見やり。

「揃いも揃って上は
遊び
呆けてる。
 仕方ない、報告したいことがあるやつから口を開けろ。
 なければ無駄話は終わりだ。」

散らばる紙を拾って目を通し、見慣れた名前ばかりに眉間にシワがよってしまったものだから丁寧に指でほぐして戻してやる。

「死人の名前以外に聞きたいことはあるか。
 指示なんぞお前たち兄弟には必要ないだろ?」

ファミリーの敵は殺せ。
そう、静かにいい放って。

「金や武器がほしいなら他の幹部に当たってくれ。
 俺は酒を飲むのに……忙しいんだ。」
(G9) toumi_ 2022/08/09(Tue) 7:52:37

【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ

「大丈夫だよ先生、しょっぱいものの後は甘いもの食べたくなるものだし。
 ねえ、今日は様子を見にきただけ? やっぱり・・・・、いそがしい?」

寂しがるように子供みたいな声をあげて、慣れ親しんだ人の顔を見遣る。童顔のせいか背丈のせいか、実際の年齢よりもずっと顔つきは幼気が濃い。
すぐそばにひょいと寄ってきた頭に視線を寄せて、しばらく固まって。やけに長いこと、少しだらしのない頭を見ていた気がする。
我に帰ったように半身返して、揚げ物の匂いにつられて列を作っていた子供たちにパネッレは寄越されてしまった。

そうして微笑ましい会話の中であるのに、短い言葉のアクセントは明らかに昨今の騒動を指していた。
相手がどんな立場の人かを知っている。己がどう振舞うべきかも知っている。
であるからにこそ、未だ下手人や遣り口の明るみにされていない殺人事件についての動きは前置きをしておかなくてはならないわけで。

「オレはちゃんとやってるよ! どこもかしこも花が足りないってんで忙しいんだい。
 祭りでも人手は足りないってんで駆り出されるし、ああでも! 先生が言うならいつでも体は空けられるから」

立場の違う、今や属するところさえ違えた人間同士。貴方が従える群勢のように遣われることなんてのはありもしない。
それでも会えばこうして言葉を交わしてくれることを、なんとも嬉しそうにコロコロと表情を変える。
花屋のソニーとしての顔ともまた違う、無意味に背伸びしたような子供みたいな顔だ。
(-99) redhaguki 2022/08/09(Tue) 8:17:56

【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 花で語るは ソニー

「俺はいつでも仕事とその帰りに酒を飲むので忙しいんだ。
 この間なんて裏路地を通ったらお気に入りの靴を野良犬に汚されちまって参っちまったよ」

言い慣れていそうな子供でもわかる誤魔化しを混ぜて、わざとらしく口角を上げる。事実が混ざった嘘も、嘘だと気づかせるためについていた。
男が夜の酒場や、怪しい繁華街から出てくる姿もいつも一人。
帰るときには一人になって
出ていく、それが常でありここ数日続いている。

「いっちょ前にお花やさんをしてんな……
 そうか。この時期は尚更盛況か、
 通りにもやけに花があると思った。偉いぞソニー」

ふ、と視線を下げて考え事をするようにメガネのつるを触る。

「ここでお前さんに会わなかったらよかったのになあ」


風に小さな言葉が連れ拐われ。
幼い子供に言い聞かせるように、丁寧に続きは紡がれた。

「……今日は、暫くここには来れねえって伝えに来たんだ。
 早くて数ヶ月、長くて、わからねえ。
 融資については代わりのやつを寄越す、若い男だ。
 菓子の種類も記念日も叩き込んでやって、だから、

 しばらく会う機会もなくなっちまいそうなんだ」



「せっかくだから食事でも奢ってやろうか。
 まともな
就職祝い
、してやってなかっただろう」
(-104) toumi_ 2022/08/09(Tue) 9:17:33

【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 銀の弾丸 リカルド

>>22

二つ並んだ煙の糸。ほとんど上司のために使われてしまっている贈り物のジッポ。もう買い換えたかは知らない。
いつもの光景にいつもの仕草、それに終わりが来ようとしている。

「リック。酔っ払いの戯れ事だ、耳かっぽじってよおく聞けよ」

酔い醒ましと言われ走らされている車の中。
車内でも窓の外から視線ははずさず、ヴェネリオは口を開いた。

「お前はノッテに永遠の忠誠を誓っているな?」

冗談でいっている口ぶりでは無い。
張り詰めたノッテファミリーの現状で溢した、僅かな弱味。
これまで培ってきた縁への絶対的な拒絶と信頼の文言を唱える。

「酔っぱらいだから都合悪いことは聞こえねえ。
 リカルド・フェリーニ、お前の命は誰のものだ」

「良いから、言え。お前からの言葉がねえとイライラする」
(-106) toumi_ 2022/08/09(Tue) 9:57:42

【秘】 銀の弾丸 リカルド → デッドヘッド ヴェネリオ

長年オイルを継ぎ足し使っている貴方からもらったジッポ。
大事に使っているんだろう、質が良いで新しい物で揃えた身の回りの物の中にあれば古臭く見えるかもしれないが、この男はこれだけは変える気がないようだ。

「―――はい」

運転をしなあがらもその耳は貴方の一言一言を漏らさぬよう集中して、その”忠誠”の二文字を胸に刻む。
ノッテの忠犬と言われるほど忠義に厚い男である事は貴方も知っているはずで、だからこそ、それはきっと言われずとも答えはわかっていることだろう。

だから真に答えるべきは、弱みとも取れそうな最後の問い。

今までであれば少しだけ迷ったかもしれない。
リカルドは貴方につくとともに、最上に位置するボスも正しく敬愛していた。

だけどボスはもう居ない。

信号が変わり、ブレーキを踏んで静かに停車すると小さくその口は開かれる。
これから始まるであろう跡目の奪い合いには辟易するが、リカルドにとってのボスはもう、一人しか存在しないのだ。

「俺の命は、デッドヘッド……貴方だけのものですよ」


ミラー越しに貴方を見つめる瞳には、僅かたりとも笑みはなかった。
(-120) eve_1224 2022/08/09(Tue) 12:48:49

【秘】 情報屋 ロッシ → デッドヘッド ヴェネリオ

/*
ままならない世の中だぜ…。
はいなよろしくお願いします、確認しましたありがとう〜!
海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao!
(-128) 66111 2022/08/09(Tue) 13:46:17

【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 銀の弾丸 リカルド

「ははっ
……、はははは!!

 Ti amo死に急ぐなよリック、これから始まるのは
最高のフェスティバル
だ」

額を押さえながら豪快に笑って。愉快そうに、これからの未来が見えているかのような言葉を吐けば後ろから体を乗り出してハンドルに手を伸ばす。

「行き先変更しろ!! お前に
俺と同じ景色
を見せてやる。
 俺の家、…女っけのある方に寄っていけ!」

隠れ家もとい、いくつかの寝床を持っているヴェネリオだがここまで乗り気で招いたこともない。
何かを今日にすると決めていたのか、家の中にいた時間は約五分。
その間だけで彼はひとつのUSBを持ってきてあなたに渡した。

「失くしたりしたら殺す。
 そこには俺が築いてきた全てが収まってるんだ」

まだ中を覗ける媒体も準備もない。
だがその一つが相当なものであることは、冗談だらけの上司の態度でも一目瞭然であった。
(-132) toumi_ 2022/08/09(Tue) 14:39:29

【秘】 ”昼行灯” テンゴ → デッドヘッド ヴェネリオ

【街中】

声を掛けられれば、足が止まり。
探していた姿を目に留めれば軽く手を上げて見せた。

ころん。
ガラス玉が袖から零れ落ちる。

「やあ。やっぱり飲んでいたな。」
「急ぎも急ぎだよ、ヴェネリオ殿。」

「駄菓子を買わないかい?」


どう聞いても急ぎとは思えない用件を口にして。
男は貴方に対峙した。
いつもと変わらぬ締まりのなさだ。それはボスが死んだ後も変わりないらしい。
(-133) ぴんじぃ 2022/08/09(Tue) 14:42:14

【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 銀の弾丸 リカルド

/*

ロール中に失礼します。
対象を伴う役職の通知をしに参りました。
こちらの職業が死之商人の為、絆先にリカルドさんを指名する予定です。
RPは変更はありませんが、役職に伴うものになっており何か不都合があれば気兼ねなくお知らせください。
(-134) toumi_ 2022/08/09(Tue) 14:43:26

【秘】 銀の弾丸 リカルド → デッドヘッド ヴェネリオ

「……っちょ、
 
行き先が正反対じゃないですか!


車を走らせた拍子にハンドルを取られ、急な路線変更にUターンを重ねれば流石のマフィアも一瞬ひやりとしてしまう。

「全く。死ぬなと言いながら殺す気ですか?
 向かいますから大人しくしててくださいよ」

数ある寝床も全て頭の中に叩き込んであるから迷うことはないだろう。
興奮冷めやらぬ様子を見ているのは嫌な気分はしない。ましてや、敬愛する上司に同じ景色を見せてもらえるというのであればこちらも嬉しくなるというものだ。

貴方ほど態度には出さないが、逸る気持ちは胸に秘め差し出されたUSBを受け取った。

「ハハッ……!
 これは貴方の
相当大事な物
という訳で……。
 託していただけるのは有り難く、えぇ、墓場まで死守いたしますとも」

一体中に何が隠されているというのやら。
築いてきたもの全てというのであれば、言葉以上の重みを持つのは確かだろう。
生憎今は端末を持ってきてはいないし、見るには何か特別な準備が必要のように聞こえるが、元より一蓮托生の上司である。
何が隠されていようとその恩義に反することをするつもりは全く無かった。
(-138) eve_1224 2022/08/09(Tue) 16:03:52

【秘】 銀の弾丸 リカルド → デッドヘッド ヴェネリオ

/*
死之商人さんでしたか。
なるほど、初日から命を握ってくるわけですね。
役職上の問題は色々調べてみましたが全く問題ありません。
イエス、ボス。どこまでも貴方について行きますよ。
(-139) eve_1224 2022/08/09(Tue) 16:06:20

【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ

/*
現状とは無関係ですが、プロローグで追加されたので業務連絡以下コピペです。
ソニーは腰の右辺り、下着で隠れる位置にアーモンドの花のタトゥーがあるようです。
花言葉は『希望』です。
どういう経緯で知る事になったかはお任せいたします。こちらで考えてもいいですがよければご随意に……
(-143) redhaguki 2022/08/09(Tue) 18:22:38

【神】 デッドヘッド ヴェネリオ

【ノッテアジト】

「Benvenuto,ツィオ。新装開店した花屋は如何かね。
 麗しの毒花たちがお出迎えだ、間違えて背中を見せようなら…さて」

血の気が多い部下たちや、喧しい重役。
責任や指揮の話は耳にタコが生えるぐらい聞こえて来たが無視をする。時間が湯水のように溢れているわけでもない。

「生きてる価値が無い奴と洒落こみたいのか。
 頭に銃を突きつけても、引き金を引けなかったらただの愚図。
 悪魔と朝まで躍り明かそうものならドタマぶち抜くだけだ、方法ぐらい好きにするんだな」

守る面子も残ってやしない。抗争の火種は、確実に埋められた。
どうせ、この先ノッテはよくも悪くもこの若者達が引っ張っていく。
古きは淘汰され、望んでもない新しい変化が訪れる。
目を瞑りながらひらりと片手だけコルヴォへと向け、これから掴まるのであろう老体からの小言の弾丸を想像しため息をついた。

「足元は常にきれいにしておけよ。
 身嗜みを整えないとこんな風になめられるからな」
(G20) toumi_ 2022/08/09(Tue) 20:46:21

【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → ”昼行灯” テンゴ

「駄菓子だあ?」

「真面目に金に困ってるのか茶を飲みたいのかわかんねえ。
 目は覚めるかもしれないな、やけにぱちぱちするおかしなもんも多かったし、貰ってやるよ。持ってる分寄越せ」

適当にぽっけを漁って紙幣を投げつける。
受けとるしぐさや周りに警戒を怠らないこの酔っぱらいは、紅潮している顔に相反して全ての行動に一切の支障がない。万全の時と体調も変わらない反特異体質だ。

「……にしても相変わらず暑苦しいな、見た目ぐらい変えたらどうだ」
(-169) toumi_ 2022/08/09(Tue) 23:36:55

【秘】 ”昼行灯” テンゴ → デッドヘッド ヴェネリオ

「どちらでも良いだろう?」

それが本来の用ではないのだから、と当然のように言うのはこの男の常だ。紙幣を受け取れば、持ちやすいように一枚布で包まれた駄菓子たちを投げて寄越す。男なら小脇に抱えられるほどの大きさだ。

ちゃらんぽらんの、昼行灯。
親友の前ですら、その態度は変わらない。

「お勧めはブドウ味のガムだ。3つの内どれかが当たりって奴でね。酔い覚ましにもちょうど良いだろうよ。」

なんて勧めてみた。
当たりは酸っぱい為、食べると酔いが吹っ飛ぶかもしれない。

「さて、これはこれで気に入っているものでね。それに案外、風通しも良い。どうしてもやめろというのなら、見繕ってくれても構わないぞ。」

両腕を広げて見せる。
羽の装飾がどう足掻いても暑苦しそうだが、本人は涼しい顔をしている辺りを見れば然程ではないのかもしれない。

視界には間違いなく暑苦しい。
(-179) ぴんじぃ 2022/08/10(Wed) 1:12:46

【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → イル・マット フィオレロ

会議も一段落すればまばらに人は散っていく。
貴方も席を立ったところで、老人に捕まっていたヴェネリオが、ふと視線を向けた。

くい。っと親指を余所に寄越し。
『部屋で待っていろ』

何か話があるのには相違ない。
嫌々か、はたまた。大人しく待っていればノックの音と共に入ってくる上司の姿があるだろう。

「フィオレロ、仕事の話だ」
(-182) toumi_ 2022/08/10(Wed) 2:06:24

【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ


その日のいつかの時間、何処かでの事。

「ヴェネリオさんは今何処に?ああ、そうですか…」

アジトで適当な構成員に問うのは、ある上司の所在。
準構成員が幹部にそう会えるものでもないだろう。
仕事に関する要件でなければ、なおのこと。

都合が合わなければ、日を改める事になる。
運良く出会す事ができたなら、要件は簡潔に告げられる。


「──あんたの持ち込んだ死体について、
 聞きたい事があります。とはいえ…」

「掃除屋が依頼主に『ゴミ』の出処や詳しいわけを聞く事が
 ご法度だってのは、俺だって弁えてはいます」

「つまるところ、あんたがコルヴォ・ロッソ カラスども 
 これからも所以の怪しい死体の始末に使うつもりなら。
 まあ、俺は止めやしないって事です」

その死体が、アルバの者ではない事・・・・・・・・・・に思う所があっただけだ。
場合によっては掃除屋の立場に関わる事ではあるけれど、
こうして出向いた理由は、実に個人的なものに他ならない。

つまり、あなたが黙秘を選ぶなら、この話はそこで終わりだ。
(-184) unforg00 2022/08/10(Wed) 2:53:21

【秘】 イル・マット フィオレロ → デッドヘッド ヴェネリオ

『えぇー』だのの抗議の口パクを律儀に返し、
待機場所にもいつでも出られるように
車のキー含め用意済の顔で、
しかし「どーして俺なんですかぁ…」なんて、
しっかり小言も決めたセットで準備は万端だ。

「今日はどうしたんですか?」

と、出るならいつでもとばかりに鍵を振っている。
(-185) poru 2022/08/10(Wed) 3:10:45