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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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視点:


【見】 郵便切手 フラン

【バー:アマラント】

「ぐぅ……」

満腹にアルコールが入り眠気を誘ったのか、
隅っこのテーブルで突っ伏して寝ている。
何とも無防備で仕方がないが、
幸い貴重品を盗られることなく放置されていた。

器用に帽子だけは落とさず眠りこける青年を横に、
店の主が空いたグラスを片付けたりしていただろう。
(@0) dome 2022/08/12(Fri) 11:40:29

【見】 郵便切手 フラン

>>14 ヴィオレッタ
【バー:アマラント】

「………ぅ。
 ね、寝てません社長」

目を閉じたまま間の抜けた返事がされる。
揺さぶるとやっと瞼が上がり、のそりと身体を起こした。
血色の悪いところはなく、"顔色"に聡いディーラーであれば単純に寝ていたと判るかもしれないし、人の体調云々に関しては専門外かもしれない。
鮮やかさの違う緑の視線が交われば、やっと思考も覚めてくる。

「人違いでした……」

全く見知らぬ誰かであったことに少なからず焦燥を見せて、帽子を身体の前に構えてどこか落ち着きなく目が泳ぐ。
逸らした視線。
その先のカウンターを見れば、
入店時には見なかった客が会計を済ませているところだった。
随分な間席を占領していたらしい。
それから漸く荷物の安否に思い至り、何事もないことを確かめて胸を撫で下ろす。
更にそれから、声を掛けてくれた女性を放ったままという事に気づいて、また遠慮がちに明るい緑を視界に映す。

「……その。
 起こしてくださってありがとうございます」
(@1) dome 2022/08/12(Fri) 21:11:12

【見】 郵便切手 フラン

>>25 ヴィオレッタ
【バー:アマラント】

「おはようございます。
 夢見は良かったり、悪かったりですが」

挨拶はしっかり返す。
仕事の夢でうなされかけたが、寝る姿勢の悪さが見せただけだろう。
綺麗に笑う人だ、とありふれた感想を抱いたが
残念ながら青年にはそれを自然に音にできる社交性はなく。
整った微笑みは己には縁遠いもので、視線を再び右左。
言葉を交わすときだけはその緑と目を合わせた。

「気分は平気です。お手数を掛けました。
 …………。」

幾らか迷いを顔に出し、
その先はこそこそと耳打ちを。
(@2) dome 2022/08/13(Sat) 1:42:24

【秘】 郵便切手 フラン → プレイスユアベット ヴィオレッタ

帽子を口元に添えて伝えられたのは、ささやかな提案。

「注文がまだでしたら……いえ、あなたさえ良ければ、なんですが。
 お詫びに一杯だけ、奢らせていただけませんか」

律儀な青年は手間を取らせた埋め合わせをしたいだけだ。
断るのも、受け入れるのも。
一杯を貰った後に帰らせて、
一人の時間を選ぶのだって自由だろう。

どの選択をしても、あなたの意思を邪魔することはない。
(-82) dome 2022/08/13(Sat) 1:42:47

【秘】 プレイスユアベット ヴィオレッタ → 郵便切手 フラン

「お詫びだなんて。
 ご無事なようでしたら、お気になさらずとも。

 ですが、そうですね…」

密やかな提案に、暫しの思案顔。
それからあなたの対面の席に浅く腰を掛ける。

「お時間をいただくことが許されるのでしたら、
 少々お話しを伺っても?

 先ほど、お疲れとお見受けすると申しましたが、
 もし不安などあれば少しだけ零すことで、
 お気持ちを軽くできるかもしれません。

 もちろん、お疲れとのことでしたら
 すぐに帰って休まれるのが一番と存じますが」

淡い笑みを口元に湛えての如何ですか?と問いかけ。
(-101) 968. 2022/08/13(Sat) 11:29:23

【秘】 郵便切手 フラン → プレイスユアベット ヴィオレッタ

「え。」

思わぬ形で提案を受け入れられて、伏し目がちな瞳が瞬く。

「此方こそ、お時間を頂いてしまって良いんでしょうか。
 ……いえ、とても有り難いです」

奢ると申し出たのは自分であるが、普段は仕事柄長く人と話さないせいか、少なからず緊張する。
この前の屋台の店主は被り物をしていたおかげで気楽に話せたのだけれど、人は被り物をしていない場合が殆どだ。

「……よろしくお願いします。
 疲れが見えるのは……祭りのおかげか仕事が繁盛しているので、それが原因だとは思いますが」

堅苦しい挨拶が返された。
青年は会話のお供にスプモーニを頼む。
きらびやかな赤で満たされたグラスの上を、白い泡が覆っている一品。
あなたも好きなものが注文できるだろう。
(-104) dome 2022/08/13(Sat) 12:18:59

【秘】 プレイスユアベット ヴィオレッタ → 郵便切手 フラン

「眠る前に一杯いただこうと立ち寄っただけですから。
 時間はたっぷりありますので」

遠慮がちな了承に、にこりと笑みを返す。

「そう堅苦しくならずに。
 石、と言われると少々寂しく感じますが、そうですね…。
 花にでも話しかけるような心持で、お話しいただければ、と」

花の意の名前の女は座り直しながら、そう前置く。

「このところ何処も賑わっていますから。
 有難い事ですが、大変ですよね。
 お仕事は、何を?」

注文を訪ねるマスターにもにこりと笑みを。
少しすると、ここ最近の彼女のお気に入り――
カジノが届くことだろう。
(-105) 968. 2022/08/13(Sat) 12:45:29

【秘】 郵便切手 フラン → プレイスユアベット ヴィオレッタ

「お花に話しかけるなら、できる気がします。
 ええと、お名前を伺っても。
 自分はフランといいます」

あなたが花のように笑うから、とは言えなかった。
それでも名前を尋ねられる程度に
少しずつ緊張は解けてきているようだ。
届いたグラスを両手で包み、話を続ける。

「仕事は配達員です……。
 普段はこの辺りの家や店を回ってますが
 最近はお祭り関連の依頼が多いかも」

大きな会社ではないが、活動地域が三日月島周辺だ。
この辺りで配達を頼めば自然と彼らに会う機会はあるだろう。
手広く仕事を請け負っているため、
あなたの職場に訪れたこともあるかもしれない。

「……お酒、お強いんですね」

かなりきつい酒の筈だ。
感心や驚嘆を滲ませてカクテルを見る。
表情こそ薄いものの、そこに現れる感情は手に取るようだ。
(-106) dome 2022/08/13(Sat) 14:04:38

【秘】 プレイスユアベット ヴィオレッタ → 郵便切手 フラン

>> フラン

「ヴィオレッタ、とお呼びください」

フラン、とあなたの名を呼ぶ。
艶を帯びたものではなく、親しみを込めて。
…少しでもあなたの心が落ち着けるよう。

「そうですか、それではお忙しいですね。
 祝い事があれば物も便りも行き来が多くなりますから。
 お疲れさまです」

早速届いたカクテルを軽く掲げ、労いの言葉を口にする。

アジトと賭博場裏と表どちらの職場にせよ、
こちらを知っている素振りを見せない限り、
女は初対面を通すだろう。

「お酒は…それなりに。
 ですので、酔い潰したいのでしたら
 それなりのお覚悟を」

くすり、小さく笑ってみせる。
青年がそういう・・・・目的で誘った訳ではないと
知りながらも…いや、知っているからこそ揶揄うように。
(-109) 968. 2022/08/13(Sat) 15:41:01

【秘】 郵便切手 フラン → プレイスユアベット ヴィオレッタ

「ヴィオレッタさん。良い名前、ですね」

やはり花の如き人なのだと思った。
親しみを込めた呼び掛けに、肩に入った力が抜けていく。
控えめな所作で杯を掲げてから一口、酒で唇を湿らせた。
同じ場所ですれ違ったことはあるかもしれないが、
初対面を通すのならば、きっと二人が互いを認識して言葉を交わすのはこれが初めてなのだろう。

「はい。仕事が増えるのは嬉しいことです。
 ヴィオレッタさんはどんなお仕事を?
 お話し慣れされてますし、接客とか」

己が慌ただしくしていたときも落ち着いた対応をしていたから、慣れた人なのだろうと考えて。
揶揄う言葉にはまた視線を泳がせる。

「そんなつもりは……でも、あの。
 ………………覚えておきます」

精一杯で絞り出した回答がこれ。
どこまでも真正直。
そんな気はない、と言い切ってしまうのもなんだか失礼な心地がして。
いつか来るかもわからない覚悟を記憶に留めた。
(-121) dome 2022/08/13(Sat) 17:41:39

【見】 郵便切手 フラン

【街中】

「………あ。」

今日も今日とて配達業務の傍らで祭りの喧騒を遠目に見ていたら、見覚えのある屋台(>>39)があった。
じっと見ていたものだから悪さを働く子どもも目撃してしまったのだけれど、それを出向いて止めに行けるような性分でもなく。

そうやって、どうしたものかとおろおろ事の行く末を見守っていたところに青年(>>46)が現れる。
詳細な会話は聞こえなかったが、散っていく子どもたちを見たところ丸く収めたらしい。

「ほっ……」


配達員は人知れず安堵のため息を吐いてから、
荷物を抱え直してまた街中へ消えていった。
(@3) dome 2022/08/13(Sat) 20:25:35

【秘】 プレイスユアベット ヴィオレッタ → 郵便切手 フラン

>> フラン

名を呼ばれれば目を細め、礼を告げる。
やや はにかんだ様子は、社交辞令ではあっても、
少々古臭いこの名前は気に入っているからのようだ。

掲げたグラスを口元へ、白い喉が僅かに鳴る。

「お仕事、お好きなのですね。
 忙しくともそう言い切れるのは、
 とても素晴らしいことだと思いますよ。

 えぇ、正解です。
 接客を、お客様をお迎えする仕事をしております」

敢えてぼかした言い方を選んだのは純朴、に見える青年には
ギャンブルは刺激的過ぎるのではないかとの危惧から。

「ふふっ、失礼いたしました。
 ちょっと揶揄いすぎましたね」

ある意味予想通りの、生真面目で初心な反応に
くすくすと笑ってしまい、それを謝罪する。
覚えておきます、とまで言われるとは
思っていなかったけれども。
(-169) 968. 2022/08/13(Sat) 23:19:07

【秘】 郵便切手 フラン → プレイスユアベット ヴィオレッタ

「仕事しか取り柄がないだけで……。
 でも、ありがとうございます」

褒める言葉には素直に応える。
はにかんだ様子で少し胸が温まった。
自分の言動で誰かが笑顔になる、というのは青年にとって随分稀有なことであったので。

「最近はマフィアの抗争がどう、なんて噂も立っているから、
 万が一でも巻き込まれたくなくて手を引いた業者の分の仕事も回ってきているみたいです」

まさかあなたがマフィアの一員だなんて知らずに。
正解を貰えば『やっぱりそうでしたか』と納得した。
ギャンブルだと教えられていれば、きっとまた驚きを顕にしていただろう。

「愛想良く話せるのって憧れます。
 会話の得手不得手は仕方ないって割り切ってるんですけど」

青年の話し方は洗練された振る舞いとは程遠い。
くすくすと笑う声に、漸く冗談だと確信する。
うう、と言葉にならない呻きを零し。

「揶揄わないでください……」

弱々しく呟きつつも、心底嫌ではなさそうだ。
(-192) dome 2022/08/14(Sun) 0:46:41

【秘】 プレイスユアベット ヴィオレッタ → 郵便切手 フラン

>> フラン

礼の言葉には僅かな頷きだけ返して。
風に揺れる花のように。

「お祭り以外の賑やかさは…困りますね。
 危険な事に巻き込まれないよう、お気をつけください」

素性を明かせない以上、それ以上は言わずに。
…言えずに。身を案じる本心だけ、伝えた。

「…会話が不得手、ですか?」

ひとつふたつ、瞳を瞬かせて。
それから、緩やかに頭を左右に振る。

「そのようなことはないかと。
 現に私はあなたとの会話を楽しんいますから。
 …それともフランにとって私との会話も苦手、と
 つまらない、と感じますか?」

首を傾げ尋ねる。紫水晶が耳元で揺れた。

「ふふっ、ごめんなさい。
 お詫びに次の一杯は奢らせていただきますね」

軽く手をあげマスターを呼び、手で口元を隠し注文をひとつ。
マスターは目元を緩めて頷き、ヴィオレッタも頷き返した。
それはグラスが空になる頃に届くだろう。
(-217) 968. 2022/08/14(Sun) 10:31:53

【秘】 郵便切手 フラン → プレイスユアベット ヴィオレッタ

「ヴィオレッタさんも、用心してくださいね。
 何があるか判りませんし」

自分よりずっと死と隣り合わせの日々を生きていることを知りはしないけれど、この辺りで生活しているなら危険は零ではないと考えて心配する言葉を掛けた。

「自分は楽しいですけど……そんな、つまらないなんて。
 ヴィオレッタさんとのお話は楽しいです。
 ただ自分の話に自信がなくて」

会話の楽しさは平等ではない。
一方だけが満足してもう一方が不満気であることは珍しくないことだ。
青年はそういった状況を危惧している。
視線を上げれば揺れる紫水晶が瞳に映った。
酒に浸ることで輝きを増し、誠実の名を冠して、誠実を着飾る女性の本質とは何なのだろう。

「……ありがとうございます」

奢り合いになってしまった、と内心で恐縮しつつ、厚意を断る理由もない。
グラスの残りを飲み下しながら、注文が届くのを待った。
(-235) dome 2022/08/14(Sun) 12:55:09

【秘】 プレイスユアベット ヴィオレッタ → 郵便切手 フラン

>> フラン

「…はい、ありがとうございます。
 気を付けますね」

一般カタギの方に案じられるだなんて。
つい緩みかけた唇をカクテルグラスへの口付けで誤魔化す。
サクランボのリキュールマラスキーノの香りが心地よい。

こちらを、紫水晶を映す瞳をじっと見返し、
ゆっくりと諭すように、語り掛ける。

「フランはもう少し自信を持っても良い、かと。

 あなたは落ち着いたペースの会話が好き、というだけ。
 言葉が少なくとも、ひとつひとつ優しく救い上げるような、
 大切な荷を扱うような話し方を私が好ましく思うように、
 あなたの会話のペースと合う方は少なからず居ますよ」

きっと、と付け足しつつも
確信を帯びた目でじっとあなたを見つめる。
思った通りの、思った以上の純朴で誠実なあなたを。

礼の言葉にまた目を細めた微笑を返す。
空になったグラスが下げられると、
その代わりにノンアルコールミルクセーキがそっと置かれるだろう。

「お疲れとのことでしたので、勝手ながら
 少し元気になるようなものを注文いたしました。
 甘いものはお嫌いですか?」
(-258) 968. 2022/08/14(Sun) 19:16:36

【秘】 郵便切手 フラン → プレイスユアベット ヴィオレッタ

諭す言葉が、アルコールでふやけた心にかけられて。
それが全部溶けるのは難しいだろうが、
きっと心の奥に届く程度には沁み入った。

「ヴィオレッタさんが上手にお話してくれるからだと
 自分は思うんですけど……。
 でも……はい。
 少しだけ前向きにはなれました」

仕事には誇りがある。
だからそれと同じだと言ってもらえることは、
青年にとって何より喜ばしいことだった。
目元が緩んで、纏った空気が和らぐ。

「甘いもの、好きです。
 昼間も屋台で駄菓子を買ったりして……」

礼と共にミルクセーキを一口飲む。
炭酸とは違う、優しい口当たりにほっと息を吐いた。
ついでに『食べますか?』と小瓶に詰められた金平糖を取り出したりしただろう。
(-265) dome 2022/08/14(Sun) 20:04:13

【秘】 プレイスユアベット ヴィオレッタ → 郵便切手 フラン

>> フラン

幾分かは和らいだ雰囲気に肩の力を抜いて微笑んだ。
…少し偉そうなことを言ってしまったかな、との
思いもあった故の安堵もあって。

「それなら良かったです。
 …なんとなく、そんな気はしていたのですが」

甘いものが似合う可愛らしい人なんて口にしたら、
また揶揄っていると怒られ…
拗ねられそうだから言わなかったけれど。

キャンディCaramellaですか?」

首を傾げ、尋ねる。
小瓶に詰められた色とりどりの星には興味は見せつつも。
(-275) 968. 2022/08/14(Sun) 20:45:04