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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【秘】 情報屋 ロッシ → 害のない毒 マキアート


ふわり、ふわり。

意識が曖昧な夢の中、誰かに何かを問われたような気がする。
──そんな夢を見たことを、あなたは覚えてもいないのだけれども 


/*
御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。

ドラッグドラ3様のPCの役職は何になりましたか?
決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに
一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね!

運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。
この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。
なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜!
(-19) 66111 2022/08/08(Mon) 22:18:28

【秘】 害のない毒 マキアート → 情報屋 ロッシ

/*
はい黙狼です〜(天下無双)
(-21) backador 2022/08/08(Mon) 22:20:51

【人】 害のない毒 マキアート

【賭博場】

彼女なりの弔いを穏やかな瞳で眺め、
ちいさく嘆息をする。ああ、確かに素晴らしい紳士だった。

アルバの傘下にある賭博場でも決して臆さない度胸。
正に、人の上に立つに相応しい人物で。
けれどツキに見放されてしまえば、勝負師はそれまでだ。
実に──幸運の女神は残酷だな、と二度溜息を吐く。


やがて賭博場の門扉が開かれれば、
入ってきた客や招かれた来賓の案内へ。
そこにはもう悼むような悲しげな表情はなく。

堅い靴底の音を引き連れて、行く先は楽しい遊び場。
カードテーブルにスロットと、望みのままに捌いて。

何処へ向かおうかと迷う者に対しては胸に手を当て進言する。

「聖母の名を冠した祭りが行われているのです。故に、
 カジノの女王ルーレットなんて如何でしょう、お客様方?

 宜しければ、僭越ながらお相手させていただければ」

ポケットのないタキシードに身を包んで微笑むディーラーは──果たして女神が遣わす天使か、人を破滅させる悪魔か。
(10) backador 2022/08/08(Mon) 23:16:38

【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート

どう思う、と。囁いたのはバカラ台を挟んでか、それとも宛てがわれた部屋の中でか。
花屋としての表情よりかは落ち着いた声で、"従業員"へと話しかけた。
人目のあるところであれば男は花屋らしく軽薄に、
人目のないところであれば男は裏の人間らしく凪のように。
ざわめく喧騒も、いずれにせよカードの前では話の種に過ぎない。

「どんなふうにイッたのかだって、聞こえてこないんだぜ」

あくまで世間話めいて、噂の"彼"の話を進める。
死の与えた影響力と、その余波は凄まじく大きいのに。
それが報じられて人の口に上る頃には、これほどまでにあやふやなのだ。
(-49) redhaguki 2022/08/08(Mon) 23:31:38

【秘】 害のない毒 マキアート → 花で語るは ソニー


ふむ、と僅かに首を傾げながら、
手は休まることなく引き、入れ、混ぜ続ける。

同胞やお得意様を招くための、
プライベートでありつつも広いサロンでは、
部屋の外の一喜一憂の声がまるで遠くに聞こえるような。

「自分はてっきり家のが我慢ならず先走ってしまったか、
 あるいは向こうの誰かが絶頂に上り詰めようとしたか」

「そのどちらかと思っていたが──」

伏せたカードを二枚ずつ、互いの前に配って、
外でするよりも何処か懐っこい笑みを浮かべてみせる。

「何かもっと……裏があるのでしょうか?
 しかもこのタイミング。まるで争いを望むかのよう」
(-60) backador 2022/08/09(Tue) 0:20:18

【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート

であれば男の表情もいつもよりは比較的のっぺりと、もしくは真剣に。
話している内容について、頭を巡らせながら回答しているのだろう。
カードを扱う手管もそこそこに、別に疎かにしているわけでもないけれど。

「手前らでヤッたんだったら、さっさと状況は明かすはずだ。
 こうやってヘタに勘ぐられる時間を引き伸ばすよりも、
 カバーストーリーを早い内に展開して火消しをしたほうがいいんだから」

手元のカードを見て、開く。(8)1d13(9)1d13
楽しんでいないわけではないけど、考える内容が血腥いせいか少し手付きは落ち着いている。
どこか錯綜したままなのだろう街の様子を思いながら、カードの数字を合計して。

「そうしないってことはウチの誰かが早とちりしたか。
 ……前兆もなければ話も回ってこなかった。"ベベ"が命じたとは思えないんだよな。
 どっちにしたって不自然な動きばっかりだ」

(-67) redhaguki 2022/08/09(Tue) 0:50:50

【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート

「コリャだめだ」

開いたカードをぱらっと投げ出した。合計して9に近づけるどころではない。
相手の手札も一応見るけど、どうしたって勝ち目のないコトだ。

「とにかく、早いとこヤッたやつを捕まえないと、
 意図も命じた人間が誰なのかも、互いにわからないまんまだ……
 ……これってオレが脱ぐの?」
(-68) redhaguki 2022/08/09(Tue) 0:53:09

【秘】 害のない毒 マキアート → 花で語るは ソニー

「別にそれでも構わないけど、
 服を賭け皿に載せた覚えがないって言うならどうとでもしていいんじゃないか。キミはオレにとって重客に違いないから」

債務者に対するギャンブルみせしめじゃあるまいし。
そもそもがそっちの為の娯楽だ。やりたいようにすればいい。
なんて言葉の裏に言い含めながら適当に自分のカードも開いて。

「この状況になって得をするのは一見我々に見える。
 けれど、ただでさえ血の気が盛んなノッテに、
 滾った激情をぶつける理由を与えたとなれば……

 此方も結構な痛手を負うことになる、でしょうね。
 それを狙った第三者っていう線もなくはないか」

(9)1d13(12)1d13。無益な人死にが出かねないことを思うと、
親しい相手以外は誰も見ていないことも相まって、
思わず物憂げな面持ちになってしまう。

「余計な争いを避けるにしろ、何にせよ、
 下手人を縛り上げるのが先でしょうね。
 それは恐らく、向こうさんも同じだろうけどさ」
(-74) backador 2022/08/09(Tue) 2:01:29
マキアートは、諸手を挙げ肩を竦めた。勿論イカサマじゃありませんとも。
(a2) backador 2022/08/09(Tue) 2:03:54

【人】 害のない毒 マキアート

>>7 サルヴァトーレ

【街中】

「……お、サルヴァトーレさんじゃないですか」

仕事の前か帰りか。ともあれ仕事中より随分気の抜けた様子の男が、見覚えのある車と人に気づいて声を掛けた。

「奇遇ですね、こんな所で出会うなんて。
 今は誰か一緒ではないんですか?珍しい」

ついさっき別れたところとは露知らず、
なんだか不思議そうに首を傾げている。
マフィアとしてディーラーとしての皮を剥いだこの男は、
結構察しが悪く、それでいて人懐っこい。

度の入っていない眼鏡越しの碧眼が、呑気に瞬いた。
(16) backador 2022/08/09(Tue) 2:39:50

【秘】 情報屋 ロッシ → 害のない毒 マキアート

/*
確認しました、ありがとうございます〜!
今は能力行使欄が「襲う:アウグスト」に設定されていると思います。
2日目以降には「襲う:ランダム」になるように設定していただければ!

役職に関してはこのくらいかな。
海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao!
(-79) 66111 2022/08/09(Tue) 2:50:20

【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート

「ずり……」

こちらは8と9を合わせて下一桁は7、そちらはQ(0)に9。
疑うというわけじゃない、そもディーラーの仕事は店の利益を出すことだ。
客は常に不利な勝負を挑んでいるのを理解して盤面を見る必要がある。
それにしたって。唇を尖らせ不服そうな目が見上げる。

「ブラックマフィアがあちこちに出張ってるって言うし、ありえなくはないな。
 けど面子を掛けた事態を収集するには、結局近場から解決することにはなる」

事実関係はどうあれ、まずはソルジャーやアソシエーテを納得させる必要がある。
だからこそこうして今、抗争の火が上がっているのだろう。
真面目な話をしつつ、ジャケットから肩を抜いて肘まで落とす。
固めの生地を引っ張るようにして袖を抜くと、誰も座っていない椅子にくしゃりを掛けた。
若いわりには使い込んでやけに節張った指が、皺にならないように布地を均す。
小柄な割にはずいぶん引き締まった体が、黒いシャツの下から輪郭を浮かび上がらせる。

「いい迷惑だ、こんなことになって。
 どっちにしたって仕掛けたやつは混乱を起こすのが目的なんだろう。
 内側からでも外側からでも、脇腹を突かれる結果にならなきゃいい」

手元の二枚を返し、ぱら、ぱらと次のゲームの札に目を移す。
(11)1d13(6)1d13。いい勝負ができるかどうか。
(-96) redhaguki 2022/08/09(Tue) 7:20:04

【秘】 害のない毒 マキアート → 花で語るは ソニー


「Mi perdoni.」

苦笑を交えて次のゲームに移る。
少しだけ身体を見物するように目を向けながら札を混ぜて、
もう一度、新しく二枚ずつ配っていく。

「こいつがヤりました、はいどうぞ、
 では既に済まない段階まで来てしまっておりますからね。
 一層身を引き締めなければならないでしょう」

「最も良いのは、祭りに免じて……
 目立った事件が起こらないまま収束することだが。
 まあ──……希望的観測だよなあ……」

(9)1d13(1)1d13、それと──(12)1d13
あなたがジャケットを脱いでいる間これ以上気を悪くしないように、ささやかな悪戯を袖の下に忍ばせていた。

(-98) backador 2022/08/09(Tue) 8:05:41

【秘】 害のない毒 マキアート → 花で語るは ソニー

「……おや、」

合計10。次いで引いたもう一枚がクイーン。
結局下一桁は変わらず0で、文句なしのブタ札。
これには先ほどからの苦笑が思わず長引いてしまって。

「ハハ、オレの女王様は気まぐれのようで」

思わず背もたれに体重を預けて、そちらの反応を見やった。

結局順番通りに配っただけではある。
そのイカサマを見抜こうが見抜くまいが構わないし、
或いは指摘してしまってもいい。
何れにせよ、あなたを楽しませる物種になるかもしれない。
(-101) backador 2022/08/09(Tue) 8:20:51

【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート

/*
現状とは無関係ですが、プロローグで追加されたので業務連絡以下コピペです。
ソニーは腰の右辺り、下着で隠れる位置にアーモンドの花のタトゥーがあるようです。
花言葉は『希望』です。
知ってておかしくない話なので、ご参考までに……
(-141) redhaguki 2022/08/09(Tue) 18:21:14

【人】 害のない毒 マキアート

>>28 トトー

「ごめん、つい」

客としても顧問としてもあだ名呼びは憚られるものだから、
人目のある所ではどうしても他人行儀になってしまう。

指摘されるたび少し照れ臭そうに、
では、トトーと呼び直して。

「賭博場での仕事が終わったところで。
 祭りの様子でも、と街に繰り出していたんです」

そっちはいつも通りそうだ、と見遣れば、
どことなく嬉しそうに目を細めた。

「良ければご一緒しても?今日はオレも、
 何して時間を潰そうかと思っていたところなので」
(34) backador 2022/08/09(Tue) 22:51:51

【神】 害のない毒 マキアート

【アルバアジト】

「ただでさえ物騒な情勢だというのに。
 今頃向こうははらわた煮え繰り返ってるでしょうね」

手帳に個人的な仕事の帳簿をつけながら、
眉を八の字にしてこの先のことを憂いた。
ファミリーを違えど、無用な衝突は避けたいのだが。

「……報復も含めて、うちも他人事ではないからなあ。
 今のところ皆の食事に異変があったりはしませんが、
 それもいつまでそうであってくれるやら」

毒殺を企てられたら真っ先に危機に晒されるのが毒見役。
とはいえ、それ自体が恐ろしいわけではなく。

「何が敵かが分からないのが……せめて、
 誰が向こうの頭領を手に掛けたか分かっていればな」

短慮に走るのが向こうのファミリーだけならいい。
だが此方や、或いは水面下で暗躍する他勢力まで至れば……
全てが終わった時、皆無事に済むかは危ういものだ。
(G28) backador 2022/08/09(Tue) 23:13:07

【神】 害のない毒 マキアート

【アルバアジト】

>>G31
マフィアとしては下っ端もいいとこなんだけど。
そんな困惑にも似たような表情を浮かべて、
とはいえ唐突なご指名に緩く手を挙げて応える。

「崇高な皆様の賭場で暴れる者は、“如何様”にでも。
 目に余るなら身包みも肉も剥いで差し上げましょう。

 だからご安心ください、なんてね。
 心当たりはあるからそれとなく声を掛けておくとするか」

自分を餌にして釣れるならそれはそれで解決するし。
そういう趣味がなくとも、いけすかない輩を辱めたい者は多く、
故に噂話が役に立ったりもする。やや不本意ではあるが。
(G32) backador 2022/08/10(Wed) 0:43:52

【人】 害のない毒 マキアート

>>47 トトー

「オレは子供じゃないんですよ、Bello?
 大体、もう我儘を言う年なんかじゃないんですし、こうして親しくしてもらえるだけでうれしいですよ。……ああもう、だから人前で……」

大の大人が街の通りで撫でられることのなんとむず痒いことか。
緩やかな表情ではあるもののそれは仕事によるものではなく、
ちょっとした困りや気恥ずかしさ、それから手から伝わる熱によるもの。

仕事着から少しラフなシャツに替えており、はにかみながら見上げる仕草はやはり何処か年齢よりもうら若い印象を与えるだろうか。

「予定があるんじゃなかったのか……?
 じゃあ、って賭博場に誘ったらどうするつもりなんですか。
 只では返しませんが……いや、どうもしないか。貴方なら」

というより、結局は此方が遠慮することも見透かしていそうな。
どこでもは行きません。と断言しておいて、
けれど快諾されたことには嬉しそうに口角を上げた。

「はは、ではそうですね……祭りは一人なら、だったので。
 バーにはヴィー──賭場の後輩が行っているようだから、アルコールを入れても大丈夫そうならそこでもいいし、或いは、水入らずを望むならカフェでゆっくりするのもいいでしょう」
(51) backador 2022/08/10(Wed) 3:53:51

【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート

互いの面子を掛けて。既にじんわりと水面下には動きがあることだろう。
祭りの喧騒に紛れてきっと互いに、剣呑な気配を感じている。

「明確な指針も出せないまま終わるなら……
 このまま燻り続けた火は、間接的にも多大な被害を及ぼすことになるだろうな。
 互いに商いを滞らせるようなら、余計にこの場所は手を出しづらくなる。
 三日月島に手を掛けるなら今がチャンスなのは、違いない」

今、何を基として動くべきか。アンダーボスからの指示があったなら重畳。
可能ならボスやアンダーボスクラスが話をつければお互い納得するか。
……きっとそうではないから、こうして三日月島に火がつきはじめているのだ。

さて、真面目な話をしている間に手元が互いにぱらりと開いた。
男がひと稼ぎにきている客だったなら、絵図に描いたような適切な札だ。
思わずといったふうい片眉を挙げて、色目を使うように笑う。
先の通り、ディーラーの仕事が客を喜ばせ、その隙に出し抜くことだというのは知っている。
結局のところ男は客として来ているのは確かだし、家族とはいえ遊びの相手をしてもらっている。
見咎めたにしろそうでなくとも違和感を感じただけにしろ、どっちにしても。
ここであげつらうことに何の意味があるだろう。乗せられたなら、気持ちよく乗っておくのがいい。

「アンタは全く客を喜ばせるのがうまいね。
 いいの? そっちはそのままで」

とんとん、と自分の首元を指の腹で叩いて、タイを外す真似をする。
どうせ遊興であるのなら、上っ面だけでも楽しむのが筋だ。
そしてそれが自身も好むことであるなら上等、真正面から杯は干したほうがいい。
手元のカードはバンカーの手元に送って、次が並ぶのを待つ。
パラ、パラと。顔を見せたのは(13)1d13(1)1d13だ。

「ちょうどいい、次で勝負を賭けようぜ。勝ったほうが好きにしていいてことでさ」
(-190) redhaguki 2022/08/10(Wed) 4:16:04

【秘】 害のない毒 マキアート → 花で語るは ソニー


首元を叩く仕草に気づけば、言い終わるのを待たせずに立ち上がってジャケットを脱いではしゅる、と音を立ててタイを解き、自分の座っていた席に丁寧に畳み込んで置く。

「三日月島を手に掛ける、か。あまり大きな声では言えないが、
 どうも絵空事のようなものだと認識してたな。
 とやかく言えど、何だかんだ衝突していざこざが起きても、
 決してどこかの家族が食われたりしない、そんな───」

「……ああ。それこそ絵空事かもしれなかったですね」

よく鍛えられた起伏の多い肉体が、内側から引っ張られてほんのりシワのついたシャツから浮き出て。
それだけには留まらず、ベルトのバックルを開けて、引き抜きながらまるで自嘲するかのように笑う。

「お褒めに預り光栄。
 此方も気分がいいし、少しサービスしたいな」

緩くなったトラウザーズのホックも外し、徐に背を向ければ焦らすようなファスナーの音が響き、半ば重力に任せずり降ろされていった。

(-198) backador 2022/08/10(Wed) 7:34:19

【秘】 害のない毒 マキアート → 花で語るは ソニー


そうして露わになるのは、ワインレッド色で面積の少ない下着と、筋肉の上にむっちりと重ねられた脂肪が主張する、けれど弛みのない尻臀。
加えて、谷間のみをぴったり覆うT字の布から溢れんばかりのヒップを押し上げつつ伸びる、固く引き締まった太腿。

降ろしたトラウザーズを足首から剥がすために脚を折り曲げれば否応にもそちらに尻を突き出す形になり、黒を基調としたタキシードとは反対の薄い肌色と、色気を蓄え放つようなその男性的な肉感が惜しげもなく主張される。

股下を通り弧を描いて膨らむ陰嚢のラインすらも晒されて、羞恥に堪える様に何度か震えれば、ようやく脱衣が済んだようで。

よく観られない、なんてことがあってはならない様にシャツの心もとない裾をウエストバンドに僅かに噛ませて、豊かな臀部と、内側から仄かに形を浮かばせ丸い傾斜を描くフロント部分が布に覆われないようにして、それから札を手に取った。

「ハハ、そっか。賭けの内容はともかく、
 そんな言い方をされたら“こっちから”は……
 手を抜かず、真剣勝負といくしかないでしょうよ」

席には着かず、いよいよもって配り手ディーラーらしい佇まいでカードを手繰る。
並べられたのは、(4)1d13(3)1d13
(-199) backador 2022/08/10(Wed) 7:42:55
マキアートは、さて、もう一枚どうぞ。なんて頬を染めつつも不敵に微笑んだ。
(a13) backador 2022/08/10(Wed) 7:44:06

【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート

服に手が掛かるのを見守り眺めて、囃すようにヒュウと口笛を吹いた。
"花屋のソニー"にしろ"アルバのヒットマン"にしろ、
女好きと知られてはいるけど男を蔑ろにしているわけではない。
快楽は遊興、気が合い体の相性が良いのなら、それ以上にこだわりはしない。

「いずれは来る道だった、先代さんが倒れてからはさ。
 それがオレたちがまだ決定権も持たない今の時期だった、ってだけで。
 幸か不幸かなんてわかりゃしない、大事なのは今どう動くかだ」

ため息をつく、それで考え事をしているような目をするのは終わり。
ぱち、ぱちと何度か目を瞬かせ、テーブルに肘をついてしっかり目の前に集中。
肌の稜線が動くたびに目で追う、視線ははっきりと刺さるくらいに釘付けだ。

「……ま、堅苦しいのはそろそろ置いとこうよ。
 寝物語にはちょっとムードがなさすぎる、だろ?」

引き締まった体や相手の目元の色の変化を見れば、こちらも何も思わないわけじゃない。
色目を使って見上げる頬と首筋にはかすかに朱がさして、呼吸は深くなる。
賭けの対象にどんなことを想像しているか、なんてのは送る視線でよくわかる。
それに応えてほしいと希望を伝えるように、また瞬きする視線を相手の目に合わせた。

手持ちのポイントは1点、両者にカードが追加される権利がある。
そうして追加でめくったカードの数字、運命を司るのは……(11)1d13
(-221) redhaguki 2022/08/10(Wed) 20:27:07

【秘】 害のない毒 マキアート → 花で語るは ソニー


その時点で勝負は決まり。あらら、なんてふうに笑いながら、手にしたカードをそこらに無造作に放った。

「ふう……それで、好きにする、ね。毎度の如く、オレはいつもキミが求めることに応えてばかりだったと思うけど。

 特にここには上質なベッドはない。寛げるソファはあれど、あとは椅子にテーブルかくらいだ。知らないはずはないでしょ?ただまあ……通ってくれるからついご奉仕したくなっちゃうんだ」

苦言を呈しながらもくるり、とテーブルの端に指を滑らせながらそちらの方へ。
立ちあがろうとするならそれを制し、バカラテーブルとの隙間に身を滑らせて──或いは少し椅子を引いてもらうなどして。
許されるならば相手のボトムス越しの股座をそっと撫でつける。反応を伺いながらも言葉を続けて。

「そうだね。負けた方は乱暴できないにしろ、自由すらないわけでもない。……今回、“それ”は賭け皿に……ハッ、乗せられていないからな?」

言い終わり、大股を開いたかと思えば片膝の上に、パンと張った尻を向けて跨ぎ、強調された股間の膨らみを押し付けるように鍛えられた腿に体重をかけた。
はしたなく膝を開いて擦り付けると、隠すものの殆どない尻たぶがつられて割り開かれる。

「Basta!って叱りつけた時にやめてくれるならある程度は看過しようじゃないか。いつもの様にとはいかないだろうが、いくら賭けとはいえキミにとってお預けは苦しいものだろ、ソニー」

腰を逸らしながら振り向いて見せた顔はやはり恥じらいに染まりながらも、そちらから浴びせられる視線を楽しむかのよう。
そう。向けられたからには応えるもの。やがて自らのシャツのボタンに手をかけて、肩からは灰色のインナーが覗く。

独りよがりな遊びを続けていくうちにふにふにとした柔い感触が芯を持ち始め、熟れた葡萄色の布を窮屈そうに押し上げる。随分と熱と湿っぽさを帯びた吐息が漏れ出た。
(-241) backador 2022/08/11(Thu) 6:17:59

【人】 害のない毒 マキアート

【街中】

「あっ!」
「このぬいぐるみ……うちのレオにそっくりじゃないか!」

いい歳してゴールデンレトリバーを模した人形に飛び付き屋台の前で大はしゃぎしてる男がひとり。この時間はまだ仕事ではない様子。
店員の微笑ましいような、何だか生ぬるい視線を受けて我に返り、だがそのぬいぐるみの双眸に見つめられればつい口元が緩む。

「あー、うーん、困るな〜。正直無茶苦茶可愛いが、
 そのレオナルドに妬かれてしまいそうなのがな〜……」

色々理由付けつつ、でも釘付けだ。じきに買ってしまう。
大袈裟にはしゃいだり悩んだりしてるせいでちょっとどころじゃなく目立っているかもしれない。

とはいえ、こんな犬と同レベルに懐っこそうな男に絡まれたくなければ見て見ぬふりをするべきだろう。
(83) backador 2022/08/11(Thu) 12:16:04

【人】 害のない毒 マキアート

>>86 ヴェルデ

「いや、気にしてないよ。
 楽しそうな人を見て楽しく思うのはいいことだ!

 それで笑顔の共有ができるなら何よりじゃないか。
 だからほら見てくれこの愛くるしい犬特有の表情を……」

結局買ったらしい。結構な体格の男が片手で抱えてるせいで、
随分と小柄に見えるレトリバーと共に満面の笑みを向ける。

「っと、あまり屋台の前に長々と居るもんじゃないね。
 キミもどうだい?何なら一つくらい買ってあげようか」

営業妨害か宣伝か判断の難しい状況を漸く省みて、ぬいぐるみが並ぶそこから一旦距離を置き、そちらへ近寄る。

長身の体躯が歩いてくるとなればそれなりに威圧感はありそうなものだが、緩やかな笑みと気の抜けるぬいぐるみ抱えスタイルはあなたの目にはどう映るか。
(88) backador 2022/08/11(Thu) 14:05:12