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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → ザ・フォーホースメン マキアート

「それでもさ。子どもなんて、長いこと抱いていないから」

両の手に目をやる。大きな手をゆっくり握って、開く。
マフィアという組織に身を置いていれば、どうしたって生より死の話題が耳につく。やれ誰が死んだ、殺した、殺された、自分の組織のことではなくても、ないからこそ日常茶飯事だ。
だからこそ家族ファミリーは新しい命の誕生を喜んだ。男も例外ではなく、きっと周り以上に。
喜びをよく顔に出す男だった。
寂しさも素直に口にする男だった。

「そう? それなら信じよう。君は僕に嘘なんかつかないし」

にこりと笑んでは、その身体を軽く引き寄せて。
軽く頬に口付けて、「君は偉いね」。
それから元通りの位置に収まって、アルコールを一口。

「聞きたいことはもう一つあってさ。君の可愛い後輩のことなんだけど​────」
「どう、あの子は。先輩から見て?」
(-83) rik_kr 2022/08/24(Wed) 20:15:37