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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【神】 暗殺屋 レヴィア

【ノッテアジト】

「執拗なのね。」

報告をしにきた下っ端を一瞥もせず、呟く。

「それとも、下手なのかしら。」
「2発も撃つなんて。」

「………。」
「貴方、いつまでそこに立っているの?
 出口はあちらよ。」

冷ややかに告げられた下っ端が、
慌てて部屋から出ていくのだった。
(G6) arenda 2022/08/12(Fri) 17:10:09
レヴィアは、両手で箱を抱えて、路地を歩く。カコン、カコンと音が鳴る。
(a1) arenda 2022/08/12(Fri) 17:10:58

【神】 暗殺屋 レヴィア

【ノッテアジト】

隣に誰がこようとも、一瞥する事もなく。
夕闇の瞳はどこでもない場所を見つめる。さながら猫のように。

「次は心臓じゃなく、口を狙うわ。」
「そうしたら、同じように停止してくれるのかしら。」

視線を膝元に落として、長い袖からすっと取り出したのは、
小型化された改造拳銃。
かちゃ、かちゃとメンテナンス代わりに手袋越しの指で弄ぶ。

「食事は静かに摂りたいの。」
「媚びを売るならアンティークの一つでも買ってくださらないかしら。」

死ぬまでにいかが?と、冷ややかに。
(G10) arenda 2022/08/12(Fri) 19:28:18

【人】 暗殺屋 レヴィア

【寂れた時計塔】 >>ストレガ

カコン、カコンと、両手に抱えた箱から音を鳴らして。
辿り着いたのは、もう随分前から廃墟となった時計塔。
さして遠くもないこの場所にたどり着くために、
随分と遠回りした。
途中でした変装も解いて、黒のリボンを再び頭に結ぶ。
服の埃を軽く払って、錆びついた扉の前に立つ。

「入口までは知らないわ。
 出迎えてくださるかしら。」

お届けものよ、と、中にいるであろう
特定の誰かに向かって呼び掛けた。
(10) arenda 2022/08/12(Fri) 19:35:01

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>12 ストレガ

「ここは廃墟すぎるわ。」
「木を隠すなら森の中、とはよく言ったものね。」

声の方に目を向ける。
ノッテが蔓延らせた情報網は広くて正確だ。
それがたとえ同じ【血の掟】を交わした構成員と言えど。
秘密は許されない。秘められるのは心くらいだ。

「興味がないわ。」
「でも」
「帰るにも、時間を置かなければいけないわね。」

この場所が見つからないように工夫はした。
なればそれは最後までされるべきで。
廃墟に入ってすぐに出てくる、なんて不自然な動きは
するわけにもいかない。

「少しだけ場所をお借りするわ。」

手渡した箱は、ずしっとした重さを伝える。
件のものがそれなりの数、入っているのだろう。
そうして貴女が迎え入れてくれるなら、
小さな穴に華奢な体をするりと通すのだった。
(13) arenda 2022/08/12(Fri) 20:15:15

【神】 暗殺屋 レヴィア

【ノッテアジト】

「それなら安心ね。」
「貴方から熱を感じた事、一度もないもの。」

冷たくあしらう様はいつも通り。
拳銃の握り心地を確かめて、袖から出すときの
スムーズさを確かめて、また袖にしまう。

「貴方の毎分毎秒が大切な時間になる事を願うわ。
 その時間の中に、私がいない事も。」

好意も敵意もない覚めた言葉の応酬。
それから。
夕闇の瞳が、ふと、貴方の方を見る。

「教えてあげましょうか。」
「貴方が、店で一番高い品物を買うなら。」

冗句かどうかも判断のつかない、
どこまでも抑揚のない声で告げた。
(G12) arenda 2022/08/12(Fri) 20:22:13

【秘】 鳥葬 コルヴォ → 暗殺屋 レヴィア


カラン、カラン。


晩鐘のようにドアベルが鳴って、
喪服姿がアンティークショップを訪れた。

どうにも仲間意識の薄いらしいこの掃除屋がここに来た理由は、
親交を深めるだとか、そんな理由であるはずもなく。
ただ先日処分した『ゴミ』絡みだと、あなたにはわかるはずだ。

「どうも。客入りはどうですか」

実に事務的な声色で、言外に他に客は居るかと問う。
他に客が居るなら、今ここでする話でもない。
元よりこちらは急ぐ用でもないことだ。出直したって構わない。
(-53) unforg00 2022/08/12(Fri) 21:19:19

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>16 ストレガ

「わざわざ蹴られに来る口説き屋を一人知ってるわ。」

どかされた箱を一瞥してから、するりと穴の中に入る。
内装を、首は動かさないまま視線だけで見回して。
廃墟というには随分と小奇麗で生活感のある部屋。
靴先で床を擦る。ワックスまでかけてあるらしい。
通っていないはずの電気が通り、PCの画面が冷たく光る。
ランプの灯りだけが妙に暖かかった。

「猫は好きよ。」

興味がある事、への回答。
何処かに腰かけることはせず、壁にもたれて佇む。

「珈琲よりアールグレイの方が馴染みがあるわ。」

そう告げて。
飲み物が運ばれてくるまでは、分解された銃を
横目に眺めている事だろう。
(18) arenda 2022/08/12(Fri) 21:33:26

【秘】 狡兎 ツィオ → 暗殺屋 レヴィア

「――ひとつだけ聞かせてよ。
 "した"か"してない"か、じゃなくてさ。
 レヴィちゃんなら、あの犯行は、"可能"?」

貴方の顔を覗き込むようにして、
男はマフィアの顔でそう問うた。
(-67) reji2323 2022/08/12(Fri) 23:29:04

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 鳥葬 コルヴォ

人通りのない路地、目立たぬ佇まい。
控えめに扉に掛けられた『APERTO営業中』の看板だけが、
そこが店であることを示していた。
中からは甲高いグラスハープの鎮魂歌が響いている。

カランカラン

「一人来ればいい方ね。」
「今日は貴方が初めてで、そして最後のお客様よ。」

ぴたり、鎮魂歌が鳴りやんで、視線をグラスに落としたままの
女が問いかけにそう答えた。

「何か用かしら。掃除屋さん。」
「残念だけど、今日は貴方の食べ物はないの。」
(-114) arenda 2022/08/13(Sat) 16:57:11

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>20 ストレガ

「貴女も猫なら良かったのに。」

上へと昇る背中を見つめて、そんな風に言って。
家主が消えたとて、女は何をするでもなく。
ただ同じ場所に、石像のように立ち続けている。
ガチャ、パタン。
こつ、こつ。
音を聞いて、投げ渡されたものを片手でキャッチする。

「手ずから淹れられたものより、こっちの方が安心できるわ。」

キャップを回して鳴る、パキリという音が心地よい。
こんな仕事をしていれば、いつどこで、何を入れられるか
分かったものではないから。
だから未開封の飲み物は、嫌いじゃない。

「そのライフルは、狙撃用かしら。」

薄い色の唇を飲み口につけて、喉を上下させ。
それから、作業机の上に視線を移した。
(43) arenda 2022/08/13(Sat) 17:04:18

【神】 暗殺屋 レヴィア

【ノッテアジト】

「試さなくてもわかるわ。」
私達マフィアは皆冷たい血をしてるもの」

目の前で銃を取り出したりすることは有れど、
今まで銃口を向けたり、発砲まで至ったことはない。
ギリギリ許容できるラインの上を、
綱渡りしているのかもしれない。

「お店は金銭で取引をする場よ。」
「粗大ごみの収集は承ってないの。」

視線はすぐに違う場所へ動き。
話も終わりかと、席を立とうとしたところで───
(G14) arenda 2022/08/13(Sat) 17:12:53

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 狡兎 ツィオ



───troppo facile.


誤魔化しも繕いもせず。
平時のように目線を合わさぬまま、言ってのけた。
(-115) arenda 2022/08/13(Sat) 17:15:21

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>47 ストレガ

「だから外では飲食をしないようにしているわ。」
「ファミリーから貰うものだけ、受け取ってる。」

"同じファミリーなのだから毒を盛るわけがない"という楽観的な考えなのか、
あるいはまったく別の考えがあるのか。
氷のように動かぬ表情には、何一つも読み取れる要素はなく。
猫を可愛さで好いているわけでない女は、
可愛げのない言葉を気にした様子もなく。

「そう。」
「威力を下げる改造は、威力をあげるよりも
 随分簡単なことに思えるけれど。」

ゆるりと分解されたそれを眺めたまま、
まるで疑うような言葉を、疑心の見えぬ声で紡ぐ。

「誰かからの依頼かしら。」

何故この銃が此処にあるか、という問いかけだ。
(49) arenda 2022/08/13(Sat) 19:24:58

【独】 暗殺屋 レヴィア

ファミリーから毒を盛られたのなら、快く飲みましょう。
私がいない方が、安心できるという事でしょう?


私、ファミリー家族の事が大事だもの。
(-134) arenda 2022/08/13(Sat) 19:28:42

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>50 ストレガ

「それが、罪を犯すという事だもの。」
「罪と欲とエゴが私達マフィアのドレスコードでしょう。」

だから、仕方のない事だと眉一つ動かさず。
暗殺屋は、マフィアの中でも恨みを買いやすい役割だ。
沢山を殺す、それも、自分の危険を殆ど犯さず。
きっと仲間であるノッテの中ですら、女に忌避感を抱くものは
少なくはないはずだ。


「そう。出来ないわけではないのね。」
「趣味仲間を見つけるのが大変そうね。
 そう。やってないならいいのよ。」

返答をすんなりを受け入れる。
敵意も害意もない。徹頭徹尾、冷えた声と表情。

「じゃあ何のために?」

だから紡ぐ言葉は、ただの純粋な疑問だった。
(53) arenda 2022/08/13(Sat) 20:39:19

【秘】 情報屋 ロッシ → 暗殺屋 レヴィア

/*
御機嫌よう、運営です! 匿名連絡タブを見る限り、本日の能力行使は「パス」になるかしら? 特に何もなければそう考えておきますね。
急に殺意の波動に目覚めた場合はどこかしらで叫んでください。「襲撃先変更→運営連絡」でなく「運営連絡→運営から返信→襲撃先変更」なら問題ないので!

そんなところかな。この後もおたのしみくださいませ〜Ciao!
(-147) 66111 2022/08/13(Sat) 21:15:41

【秘】 鳥葬 コルヴォ → 暗殺屋 レヴィア


「客として扱って頂けるなら、
 客として振る舞わなくちゃなりませんね」

まったくもって、心にもない言葉。
あなたの淡々とした声色とそう変わらない。

「先日は御馳走になったんで、礼を言いに来ただけですよ。」

「『ゴミ』は焼却処分済みです。もう形も残っちゃいません。
 あんたのやり方は綺麗なんで助かりますね」

つまりはただ、仕事は済ませたと一言伝えに来ただけ。
硬く重い靴底が、カウンターに寄り付きもせず店内を歩く。

暗殺を専門とするあなたの寄越す死体は、
殆ど無駄のない、最小限の創傷のみが残るものが大半だろう。
誰かの持ち込む損傷の激しい死体とは違う。
半ば挽肉のような死体は、却って解体に手が掛かるものだ。

「ああ、それと。
 客らしく、一つ買わせてもらいます。
 この頃はどうにも夜通し仕事をする事が多くてね…」

重たい足音はある所で一度止まり、また歩き出す。
今度はあなたの居るカウンターの方へ。
カウンターに置かれたのは、飾り過ぎない意匠のランタンだった。
(-149) unforg00 2022/08/13(Sat) 21:24:27

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>54 ストレガ

「この年まで生きてるから、しっかりしてるのよ。」
「そう。貴女を大切に思う人は大変ね。」

興味のない声色で告げる。
静粛なパーティ会場を土足で踏み荒らすかのような態度。
正装をきっちりと着込んだ女は、石の顔で笑顔をちらりと見た。

「ファミリーの整備士の工房が、こんな廃墟の中だなんて嘆かわしいわ。」
「立場に相応しい住居を得るべきではなくて?」

銃の構造に深く精通しているわけではない。
しかし、全てのパーツが揃ってない事くらいは分かる。
机全体を見て、それから部屋を緩く見渡した。

「人体消失マジックでもするのかしら。」

それから、夕闇が貴女を見据えた。
(55) arenda 2022/08/13(Sat) 21:31:25

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 鳥葬 コルヴォ

「客じゃない来訪者は皆烏の餌になったわ。」
「お客様で居てくれると嬉しいわ。手間がないもの。」

先日のゴミは、片目を一発で打ち抜かれていた。
脳にまで埋まった弾は小型銃のもの。
殺傷力に欠ける小さな弾丸で、しかし、
一切の無駄なく仕事をこなす。
女は、人を殺すことにかけてはプロフェッショナルだ。

「助かるわ。ゴミの処理は面倒なのよ。」
「血を拭い去るだけでも一苦労だわ。」

視線がゆるりと動く。止まったのは、煤けた窓硝子。
そこに空いた小さな穴。きっと店の中を覗き込んでいた者を、
打ち抜いてゴミへと変えたのだろう。
もうその穴以外に、ゴミがいた痕跡は何もない。

「そう。最近はランプが人気なのね。」
「配送のサービスはしてないの。自分で持ち帰ってもらうわ。」
「107ユーロよ。」

カウンターから立ち上がり、梱包用の箱を用意する。
そう大きくないランタンは、箱詰めするのは楽だった。

「そんなに仕事が多いのね。
 狙撃で死んだゴミはあった?」

箱詰めの最中、そんな質問を。
(-156) arenda 2022/08/13(Sat) 21:53:55

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>57 ストレガ

「いないことを祈るわ。」
「嫌いなのよ、人。」

煤けた指を見る。
女は普段白いシルクグローブをしているから、汚れとは無縁で。
指を出すのは、グラスハープを奏でるときくらい。
だけれど、血に濡れた手は、不自由だ。

「馬鹿ね。」
「そんな人を殺しますよ、なんてアピールする
 暗殺者、いないわ。」

部屋に這わせられた配線達。
最早銃の整備士、の枠には収まらない技術のようにも思える。
機械全般に強いのだろうか。

「こんな世界に入らなくても、生きていけそうなのに。」
「馬鹿ね。」

瞳を落として、紅茶をまた一口飲んだ。
紅の液体は、まだボトルのラベルの上辺程しか減っていない。
(59) arenda 2022/08/13(Sat) 22:36:10

【秘】 鳥葬 コルヴォ → 暗殺屋 レヴィア


「死体ってのは後始末より作る方がずっと簡単だ」

「俺としても、あんたが良い取引先で居てくれると助かりますよ」

処理の楽なゴミを寄越し、それを丁寧に処分する。
互いに利はあるのだから、それは良い関係と言えるだろう。
殆ど原型を保ったままの死体は容易く解体する事ができた。
ぐずぐずの肉塊は、刃が滑って仕方ないが。

「祭りのせいか、この頃は夜も人の動きが多い。
 どうも灯りが必要なのは、俺だけじゃないようで…」

音も無く動いた視線の先を眇目が追って、
けれど視線は無関心に小さな穴から逸らされる。
言われた通りに代金を支払って、箱詰めを待つだけ。

「急ぎの仕事が多いんですよ。
 鷗どもが臭いを嗅ぎ付ける前に始末しなきゃならない、が」

俺が始末したもの・・・・・・・・には、ありませんね。
 あんたとは違って、そうおいそれと狙撃ってやり方を選ぶような
 腕と度胸のある奴はそう居ないって事です」

梱包作業を見もせずに、カウンター脇で小憩を。
遠回しに、他の烏が始末したゴミは管轄外だ、と。
質問への答えは、それだけを返した。
(-170) unforg00 2022/08/13(Sat) 23:19:09

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>60 ストレガ

可憐な容姿は随分と色んな所で役に立つ。
仕事だって、標的に近づくにはこの顔は便利だ。
しかし、それを振り回して自由に振舞う事はない。
任務に忠実な暗殺者は、自分の意志を重視しない。

「手からする香りが油なのか、血なのか。」
「どちらが良いのかしらね。」

招集でも掛けられなければアジトにも顔を出さない女だ。
貴女の仕事ぶりを見たことはなく。
そして、自分の仕事もまた、誰にも見せることはない。

「そう。幸せな人生なのね。それはよかったわ。」
「私にお店は無理よ。接客、嫌いだもの。それに」
「この世界以外の道もないわ。」
「だって私、ノッテに拾われなければ、
 道端で凍え死ぬ赤子になっていたもの。」

ノッテに拾われ、教育され。
女は"こんな世界"以外の世界を知らない。


「私、人を殺すためだけに生きてるのよ。」


だから、人を殺す以外の仕事はできないのよ、と。
(61) arenda 2022/08/13(Sat) 23:40:23

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 鳥葬 コルヴォ

「えぇ、良いビジネスパートナーで居ましょう。」
「貴方を殺す任務が来ない限りは。」

これからノッテ内部は荒れに荒れるだろう。
敵対組織の事を洗いざらい調べ上げ、疑わしきを罰し。
また、内部にも疑念と私怨が入り交じる。
そうして、幹部達が疑わしきを罰しようと、
女に任務を渡してきたなら………
……女はそれを、忠実に実行する。

薄氷の上の平穏だ。今だけは。

「下働きは大変ね。」
「そう、残念だわ。狙撃、楽なのに。」
「早めにアウグスト殺害の犯人が見つかるといいわね。」

じゃないと。
何人殺すことになるか分からないわ、と
何一つ感情の籠ってない声で呟いて。
梱包した箱を差し出した。
(-179) arenda 2022/08/13(Sat) 23:58:05

【秘】 鳥葬 コルヴォ → 暗殺屋 レヴィア


「そっくりそのまま返しますよ。」

「俺は身内の死体を処分するなんてのはごめんです。」

言葉とは裏腹に、仲間意識の薄いらしい掃除屋は
忠義心を重んじる構成員達からすれば疑わしいものだろう。
言ってしまえば下請けのような立ち位置なのだから、余計に。

そして、そんな事はとうの昔にわかっている。
それでもそのような身の振り方を改めないのは、
単にいつ死んだって構わないと思っているからだ。
自分も、そして他人も。

故に必要とあらば掃除屋とて、自ら死体を作る事もあるだろう。
傍から見れば、あなたとそう変わらない。
その実、何処まで同じなのかは、語られざる限りは定かではない。

「一度燃え広がった火は、
 燃え尽きるのを待つしかないとは思いますが。
 さっさと始末が付いて欲しいもんですね、お互いに。」

「仕事が無いのは困りますが、多すぎるのも困りものです」

特に、こんな暑い日には。
実に他愛無い世間話のようにそう言って、箱を受け取った。

「どうも。次会う時は、仕事の場でしょうね」

生きていれば、なんてのは、互いに無用な前置きだろう。
(-195) unforg00 2022/08/14(Sun) 1:01:24

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>63 ストレガ

「邪魔だわ。楽しみなんて。」
「死ぬときに、未練が残ったら嫌だもの。」

生に執着するような人間にはなりたくない。
屍の山を築いておいて、生きたいなんて言葉を吐きたくはない。
明日が来ることに期待なんてしたくもない。

また一口、ドリンクに口を付けた。

「血でふやけた手なんて、猫は嫌がるわね。」
「ないわ、やりたい事。一つも。」
「それに………あの店を気に入っているの。」

「死ぬならあの店の中がいいわ。」

時代から忘れられた品物たちと共に、
誰にも見つからずに忘れられていく。
貴女が私を殺すときは、あの店にしてくださる?なんて
無機質な問いかけを零した。
(72) arenda 2022/08/14(Sun) 16:59:41

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ


やりたい事は、一つもない。





殺しだって。



(-248) arenda 2022/08/14(Sun) 17:01:30

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

自由なストレガは誰にも止められない。

そして、

故にストレガは、誰の事も止められない。


望まれない限り。
(-257) shell_memoria 2022/08/14(Sun) 18:47:34

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>75 ストレガ

「誰にも見せたりなんてしないわ。暗殺屋だもの。」
「そう。ぜひ死ぬまで待ち続けてくださるかしら。」

暗に探す気もない、という言葉だけ吐いて。
飲みかけのボトルは、鞄の中にしまった。
ここでは全部飲み切れそうにないから。

「じゃあ、お役御免になったらお願いしに行くわ。」
「……………。」

返された言葉を、一切の色もない冷えた夕闇が見つめて。

「わかったわ。」
「後始末は烏にお願いするけれど。」

戸惑いもなく頷く。
それが依頼であるならば、十全にこなす。
女はそのために生きているのだから。

「時間を潰しすぎたわ。」
「ランプと共に、良い夜を。」

最後の挨拶だけは、店員らしく。
そうして、くるりと踵を返して。
飴色の髪がふわりと浮いて、呼び止められなければ、
そのまま去っていくだろう。
(79) arenda 2022/08/14(Sun) 19:23:53
レヴィアは、何かを望んだことがない。
(a22) arenda 2022/08/14(Sun) 19:24:35

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>82 ストレガ

小さな穴を抜けて、服の汚れをぱっと払って。
レースのついた黒い傘を差す。
背中から上をすっぽり覆う、暗幕。

呼び止められて、少しだけ振り向いて。

「そう。」
「興味ないわ。」

また傘を貴方に向けて、そうして、歩き去っていった。
(84) arenda 2022/08/14(Sun) 19:47:52