21:39:04

人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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ソニー暗殺屋 レヴィアに投票した。(ランダム投票)
リカルドヒットオアスタンド ヴィオレッタに投票した。(ランダム投票)
マキアート冷たい炸薬 ストレガに投票した。(ランダム投票)
レヴィア冷たい炸薬 ストレガに投票した。(ランダム投票)
ヴィオレッタ蜉蝣 アベラルドに投票した。(ランダム投票)
テンゴどこにも行けない ヴェルデに投票した。(ランダム投票)
ビアンカノーモアベット マキアートに投票した。(ランダム投票)
ストレガノーモアベット マキアートに投票した。(ランダム投票)
ヴェネリオ鳥葬 コルヴォに投票した。(ランダム投票)
コルヴォ花で語るは ソニーに投票した。(ランダム投票)
ルチアガット・リベロ ルチアに投票した。
ツィオガット・リベロ ルチアに投票した。(ランダム投票)
ラウラ蜉蝣 アベラルドに投票した。(ランダム投票)
アベラルドどこにも行けない ヴェルデに投票した。(ランダム投票)
ヴェルデノーモアベット マキアートに投票した。(ランダム投票)
サルヴァトーレ花で語るは ソニーに投票した。(ランダム投票)

マキアートは村人の手により処刑された。

月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
アベラルドが無残な姿で発見された。
ヴェルデが無残な姿で発見された。
サルヴァトーレが無残な姿で発見された。

幽界の歪み
突如として空間が歪み、この世とあの世の境界が曖昧になってしまった! 今日に限り、生者も死者の声や姿をハッキリと捉える事が出来るだろう。

現在の生存者は、ソニー、リカルド、レヴィア、ヴィオレッタ、テンゴ、ビアンカ、ストレガ、ヴェネリオ、コルヴォ、ルチア、ツィオ、ラウラの12名

【見】 郵便切手 フラン

【街中】

バーで共犯を働いた後日。
青年は若干の寝不足を伴って配達業務に勤しんでいた。

「………眠いなぁ。」

帽子のつばで日陰を作って。
眠気覚ましのドリンクを一本飲み干してから、
荷物と共に石畳の上を歩く。
三日月島で足音を鳴らす人間の数が減ったことになんて、直ぐには気づかない。
或いはずっと。

「こちらへお受け取りのサインをお願いします」

配達員の日々は殆どいつも通りだ。
(@0) 2022/08/17(Wed) 21:19:37

【置】 デッドヘッド ヴェネリオ

あの夜、黄昏が訪れる前に電話を掛けた。

「そうなんだよ、困ったことに後継が捕まらなくなった。
 悪いな。また連絡しよう……運がよければな」

通話を切って、また別の端末で連絡をする。
3コールも鳴らないうちに出た声に普段通りの挨拶をすれば笑いかけてやる。

「今夜は戻らない、会議は遅刻するだろうな。
 一人で行ってくれるか?ああ――上手くやってくれよ」

足音が一つから二つに、また一つになった頃。
この街にかかった悪魔の手を知った男は誰かと共に夜に姿を消した。
(L0) 2022/08/17(Wed) 21:27:32
公開: 2022/08/17(Wed) 21:30:00

【人】 piacere ラウラ

【マウロの部屋】 >>3:77 リカルド様

こちらから向かう前にその手に写真立てを持ち、戻ってきてくれた。
だからまだ水の音は止まなくて、けれど懐かしむように語る貴方の声は水の音など気にならないほどにはっきりと耳に届く。
写真を見つめていた菫色は、語る全てをその目に、耳に残るようにと真っ直ぐに貴方に向いて。

大切な思い出なのだろうと察せられるのは語る口調が優しいからか。その表情に多くの感情が乗せられているからだろうか。
それとも今まで見てきたものがあるからだろうか。女は、賑わう人々を見つめていたものと同じように貴方を見ているだろう。

「……マウロ様は、あまり お変わりありません、ね。
リカルド様とツィオ様は、……ラウラの知る御二方とは、異なります が。
きっと、マウロ様しか知らない変わらない何かも あったのでしょうね」

己はただのアソシエーテ。それ以上にはなれるなどと思えなくて、過去を問いかける真似はせずにいた。
今はそれを悔やんでいるのだと思うし、こうして聞けることは何一つ聞き逃さないようにしたいと感じている。

「…リカルド様が そう仰るのであれば、その方がいいと ラウラも思い、ます。
……、…ただ。………少しだけ、ラウラに お貸しいただけませんか」

だからかもしれない。肯定ばかりで、こうしたタイミングでの意見を発することなど無かったはずの女は、ここに来て己の言葉
紡ぎ出す。
勿論断ったところで「分かりました」と頷くのみで、あっさりと引き下がるだろうが。

ベッド脇のサイドテーブルの上、そこに置かれた便箋についてはまだ──気付かない。
(0) 2022/08/17(Wed) 22:06:45

【人】 ガット・リベロ ルチア

【路地裏】

──薄暗い路地裏を歩く。
嫌な予感がして、悪い予感がして。
きりきりと目の奥が締め付けられるような感覚がして。

──歩く。右を、左を、見て回る。
転がっているのは、放られたゴミか。
自由猫たちは、珍しい来客に足元までやってきて。

「……ねこさん、ねこさん。
 わたしの大事なひとを、知りませんか?」

そっと、猫に語り掛ける。
それに応えてくれたのかは、わからないけれど。
つい、と首を振って、猫が路地の奥へと駆けていった。
予感はその先へ、わたしの足を促している。

──嫌な予感がする。
おぼろげな記憶。わたしが、ここにいる理由。
頭が痛くて、はっきりとは思い出せないけれど。

──嫌な予感がする。
昔の記憶、それを路地の壁模様がなぞっているよう。
少しずつ、少しずつ、潜り込んでいく。目の眩むような暗闇に。

──嫌な。予感は。
いつだって、当たるんだって。知っていた。
(1) 2022/08/17(Wed) 23:33:06

【人】 ガット・リベロ ルチア

【路地裏】

「……アベルさん?」

──そこにあったのは。
首に穴を空けて、その周囲を真っ赤に染めて。
虚の瞳で天を見上げている──。

「……あは。うそつき。無茶はしないって、言ったのに」

こんな所でひっそりと。
──きっと、何かをしようとしたのだ。
真相に近づいたのか、それを追跡していたのか。
深奥へ触れ過ぎたのか。引き際を誤ったのか。

「……ねえ、大丈夫だよって。言ってたのに。
 わたしを置いて行かないって、言ってたのに。
 ひとりぼっちになんてしないって、言ってたのに」

あなたが拾ってくれたから、わたしは今ここにいるのに。
──太腿に括り付けたホルスターから、ハンドガンを抜いて。
お祈りをするように握って、ホロサイトを額に押し付けた。
(2) 2022/08/17(Wed) 23:34:37

【人】 ガット・リベロ ルチア

【路地裏】

「……うう」

崩れて、膝を折る。

「うぁ、ああ……」

縋るように、天を仰ぐ。

「ああああぁ…………」

雨も無いのに、床が濡れる。
(3) 2022/08/17(Wed) 23:35:29

【人】 ガット・リベロ ルチア

【路地裏】

今、すぐに。あなたに触れたい。触れたくない。
駆け寄って泣き叫びたい。けれどそうしてしまえば。
砂のように──崩れ去ってしまいそうな、気がして。

いいや。そうだ。
わたしの、このつかの間の幸せだった時間こそ。
砂で固めた、脆い牙城で。それをわたしは。
もっと、全力で、出来る限りのことをして守るべきだったのに。
わたしは、また。

こうしてすべてを失うまで、結局。
また、何ひとつすら出来なかったのだ──。
(4) 2022/08/17(Wed) 23:36:41

【人】 小夜啼鳥 ビアンカ

ナイト・バー「Pollo Nero」の3階、従業員用に与えられた狭苦しい部屋
はあ、と漏れた息が、窓ガラスを白く染めた。

「こんな時も仕事か、あのガキ」

ビアンカ・ロッカは、育ちが悪い。
男性を喜ばせる仕事をしている以上、好まれる立ち居振る舞いというものを技術として身につけはしたが、こうして独り言ちるようなときはそれなりに口が悪くなる。

肩越しに振り返る。
二人で分けるにはキリがわるく七枚、皿の上に並べられたブルスケッタ。
バターでソテーしたきのことベーコンを、チーズといっしょにバゲットのうえに乗せただけ。
家庭料理トラットリアと呼ぶにも手軽すぎる皿の脇には、ミルクとレモネートが入ったグラスが置かれている。

「………さっさと荷物も、纏めさせないといけないのに」

がん、と爪先で、窓の下の壁を蹴る。
窓硝子がほんの少し揺れて、そこに映った不機嫌そうな自分の顔を揺らした。


「はー……」

こつん、と。窓枠に額を押し付けて。

「ガキは嫌い……」


そのあともずっと、ブルスケッタがすっかり冷えてしまうまで、人々が行き交う通りを、見下ろし続けた。
(5) 2022/08/17(Wed) 23:59:32
ビアンカは、あの日のヴェルデに手を伸ばした。
(a0) 2022/08/18(Thu) 0:55:04

ビアンカは、あの日のヴェルデの頬に触れた。
(a1) 2022/08/18(Thu) 0:56:23

ビアンカは、あの日、ヴェルデの足を思い切り踏んづけた。
(a2) 2022/08/18(Thu) 0:58:22

【人】 小夜啼鳥 ビアンカ

PiPiPiPiPiPiPi.....


冷めたブルスケッタを、皿からひとつ。
指先で抓みあげて口に運びながら、やかましくなり始めたを取る。

「……はい、【Pollo Nero】。
 なぁに? 今日も休むの?
 あんたね、マジでバカなの?
 生理は一月に一回──…」

電話口の向こう、従業員のひとりがなにごとか喚いている。
それを聞くたび、

「……」

ビアンカは、口許に笑みを浮かべて。

「……」

浮かべて。

「………
あ、そう
(6) 2022/08/18(Thu) 1:02:14

【人】 小夜啼鳥 ビアンカ

「そう」


まだ何か、喋っているスマホの通話をぶつ、と切って。
(7) 2022/08/18(Thu) 1:03:33
ビアンカは、ブルスケッタが乗った皿を壁に叩きつけた。
(a3) 2022/08/18(Thu) 1:04:17

【人】 小夜啼鳥 ビアンカ

硬質な音が、劈くように響き渡る。
べしゃりと汚らしく壁に張り付いたキノコのソテーが、ぼたぼたと不快な音を立ててカーペットの上に落ちた。

「…………」

胸を抑える。
ぎりぎりと指が鎖骨の間に食い込んで、そうしたって抑えきれないくらいに肺が何度も不規則に膨み、胸を内側から圧迫する。

「……、……、……」

――何度も、何度も。

砕け散った皿を、のろのろと片づけながら。


ビアンカは、口許を笑みのかたちにゆがめた。
そうすること以外、なんにもできなかった。
(8) 2022/08/18(Thu) 1:06:35

【人】 小夜啼鳥 ビアンカ

/* 抜け
>>6
指先で抓みあげて口に運びながら、やかましくなり始めたを取る。 

〜やかましく鳴り始めたスマホを取る。
(9) 2022/08/18(Thu) 1:09:34

【人】 銀の弾丸 リカルド

【マウロの部屋】>>0 ラウラ

「そうだろう。
 ツィオもこう見えて変わらない部分はあるんだが、分かりづらいだろうな」

今もあぁ見えて気が弱い所がある男だ。
男とは虚勢を張りたいものだから、あの軽薄な態度にも裏返しの感情が見え隠れしている。
それがわかるのはきっと、幼馴染ゆえのことなのだろうが……もしかしたら、どこかでそれを理解する誰かがみつかっているのかもしれない。

―――マウロに、ラウラという部下が居たように。

「この写真をか?
 あぁ、……勿論だ。君が、アイツに返してやってくれたらそれでいい」

何に使うのかは知らないが、悪用などするような女性ではないことくらいは認識していたから、写真立てごと貴方に差し出して、そういえば、と呟く。
写真を取りに行った際に見えた、マウロらしくない便箋には、何か書かれているようだった。
もしかするとあれは、貴方に宛てた手紙だったのかもしれない。

「テーブルに手紙が置いてあるようだった。
 まだ書きかけのように見えたが……ラウラに宛てたものだったかもしれないな。
 手の痛みが引いたら読んでみると良いだろう」
(10) 2022/08/18(Thu) 3:15:03

【見】 郵便切手 フラン

【街中】

「お届けものです。
 ……今日も賑わっていますね」

民家を訪ねて、慣れた手際でサインを受け取る。
薄っすらと漂う屋台の匂いを感じ取りながら、ぎこちない世間話で間を埋めた。
普段は一言、二言で社交辞令を終わらせて、そそくさと車に戻るだけ。
それが今日は珍しく、遠慮がちに言葉を続けた。
増えた手札は少ないけれど。

「あの、お聞きしたいことが」

配達員の日々は少しだけ、いつも通りではなかったようだ。
(@1) 2022/08/18(Thu) 3:53:46

【人】 ショウダウン ヴィオレッタ

【どこかのバー】

>>3:79 マキアート

「ふふっ、ありがとうございます。
 私も楽しみにしておきます」

今度は思った通りの二つ返事に、笑みを返す。
カウンターに肘をついて、あなたを見つめながら。

「でも、あまり余裕ぶっていると
 私が勝っちゃうかもしれませんよ?」

なんて。敵うわけがないって知ってはいるけれど。
負けず嫌いギャンブラーのサガがひょっこり顔を出す。



もし。もしも。

その大勝負ではなくても、何か一つだけ。
何か一つだけでも、先輩に勝つことができたら。

この憧れは、別の感情にできたり……するのかな。
口に出さない、出せない淡い想いは、密かにしまって。
(11) 2022/08/18(Thu) 9:39:29

【見】 郵便切手 フラン

【バー:アマラント】

ここ数日、毎夜のように配達員は仕事終わりにバーに現れる。
目的があるかなんてわからないし、
ありもしないかもしれないが。

「……今日も、開いてない」

提げられたままの『CLOSED』のプレート。
職場にアマラント宛の荷物が受取人不在で持ち帰られているのを見た。
だから此処は、先日来たときからこのままなんじゃないかと思ったりして。
店主の意味ありげな笑顔を思い浮かべながら、
青年は幾ら見つめようと裏返る筈のない板をじっと見ていた。
(@2) 2022/08/18(Thu) 11:56:44

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

【街中】

工房に詰めかけるソルジャー人員に上の意向と
仕事の邪魔すんじゃねえの意を伝えてから少し後。

やってられんとばかりに街に繰り出して
アイスコーヒーを買い、適当なベンチに腰掛けた。

「はあ〜〜〜〜〜〜…………」

面倒だ、とは零さないが。
ろくでもない予感がずっとある。
なんとも、憂鬱な状況だった。
(12) 2022/08/18(Thu) 12:03:10

【人】 piacere ラウラ

【マウロの部屋】 >>10 リカルド様

語るリカルド様を見つめながら、ラウラはやはり皆様を羨ましいと思いました。
その言葉はたった一人に告げたのみで、この場では口にしませんが。


「…ツィオ様は、……確かに 軽薄に見えます、が。
それだけでは無いのだと、…見ていて 感じます、から」

幼馴染の貴方達を理解出来るなどと思わない。
それでも見てきたものがある。
菫色は今までだってずっと、貴方達を映してきたのだから。

あっさりと渡された写真立てを片手で受け取り、大切そうに胸に抱いてほんの少しだけ微笑む。
それは
いつものように
作られたものではなくて、ラウラ本人の心からの笑み……だったのかもしれない。

「…必ず、マウロ様にお返し致します。
……リカルド様、ありがとう ございます」

続く話の頃にはいつも通りの表情で、けれど実は驚いている。
あの方が自分宛に何かを残すのだろうか、とか。

何が書かれているのか、とか。とにかく気になって。
そろそろ問題ないだろうかと冷やしている手に視線を向け水を止め。

懐から取り出したハンカチで手を拭いて、チラリと貴方を見上げた。
ついで手のひらを見せるのはきっと、もう大丈夫だという女なりの意思表示。

それからサイドテーブル近くに早足で向かい、そこに置かれた便箋に手を伸ばして──ラウラは、動きを止めた。
(13) 2022/08/18(Thu) 12:10:26

【人】 ガット・リベロ ルチア

【路地裏】

ふらふらと。
少女は歩く。

コーヒーショップは、仕事にならないから。お休みをもらって。
なんのあてもなく、ただ、周囲を窺って、なにかを探すように。

うつろな表情で、瞳だけをぐるぐると回しながら。
……歩いている。
(14) 2022/08/18(Thu) 12:39:47
ビアンカは、あの日。  「知ってる」 と、笑って。
(a4) 2022/08/18(Thu) 13:23:30

【人】 デッドヘッド ヴェネリオ

【裏路地】

「――
Dannazione!!

 あいつ早まってないか。俺にまで連絡がひっきりなしだ」

よれたスーツをだらしなく着こなしながら頭を抱えて路地裏にしゃがみこむ。
酔っぱらいにしか見えないその姿で、何人もの部下からの慌てたような連絡をさばいていた。

勿論甘ったるい個人の選択肢は与えない、この状況に必要なのは統制である。

「ドナートの指事に従え、何があっても絶対だ。
 俺から言うことは――」

内部のこびりつきを探している内に空気は塩水がぶっかかったような状況に一変。見つかったのは一欠片の情報と、既に取り戻すことのできないアルバとノッテの深い溝だった。


男の言葉は後にノッテの会議室へと通達はいくだろう。

「裏切者はいたのか、って聞いたな」
「うちにそんな輩は
いないよ


少なくともこれまでには。
(15) 2022/08/18(Thu) 14:29:46
ヴェネリオは、知っていたはずだ。
(a5) 2022/08/18(Thu) 14:31:44

ヴェネリオは、どうしてお前がと、咲って。
(a6) 2022/08/18(Thu) 14:33:11

ヴェネリオは、その夢を酷く否定したくなった。
(a7) 2022/08/18(Thu) 14:33:38

ヴェネリオは、手向けの花一つ贈らない。
(a8) 2022/08/18(Thu) 15:03:11

【人】 銀の弾丸 リカルド

【マウロの部屋】>>13 ラウラ

思い出の写真は、貴方の胸に。
普段見られないような、柔らかな笑みを垣間見て「あぁ」と頷く。
貴方なら、きっと約束を違わず写真を本人へと渡してくれるだろうことを信じている。
だからそれは、俺やツィオの仕事ではないのだと思う。

「あぁ、もう大丈夫そうだな。ゆっくり読んでくると良い」

手紙の話を切り出せばそう言って、ラウラが手を冷やすのをやめ手紙を読んでいる間、俺は部屋を見物していた。
あまり物が置いてない生活感がない部屋は、それでも煙草のほのかな香りが確かにマウロがここで生活していたことを証明している。
自分の部屋も大差はないが、本当にマウロらしい冷たささえ感じられる部屋だ。

最後にマウロと顔を合わせた時のことを思い出しながら、小さく息を吐いて、スプリングを軽く軋ませベッドに腰掛けた。

「アイツは本当に……人の話を聞かぬやつだ」

いや、本当は聞いていたからこそ、無理せずラウラを動かしたりしていたのだろうが。
それでももっと、俺やツィオを頼ってくれても良かったのにと、そういう思いがどうしても頭を離れない。
(16) 2022/08/18(Thu) 16:36:26

【人】 piacere ラウラ

【マウロの部屋】 >>16 リカルド様

便箋に書かれているのは、仕事に対するメモ──アドバイスで。
床に転がるいくつかは書き損じたものなのだろうかと察せられる。
どうしてこんなものを?答えは……答え、は。


──便箋に小さな雫の跡が作られた。
視界が滲む。


「……、っ」

己の感情に理解が追いつかず、口の端から震える吐息が漏れる。
それらが自身が零したものだと言うことさえも、信じられなくて。

近くにいる貴方に気付かれないように、
また
乱れてしまった呼吸を整えるために深く息を吸う。
はく と口を動かす様は餌を求める魚のようで、何だか滑稽にも見える。

写真立てを握る力は僅かに強まり、1度落ちた雫は止められない。
顔を歪めることなく落ちていく涙は、本当に女の意思ではないように思えてしまうが……。

ゆっくりと、背が丸くなる。肩が震えることも抑えられない。
それから少しして、カタンッ と音を立てて写真立てがサイドテーブルに置かれた。

女は、……ラウラは──────。
(17) 2022/08/18(Thu) 17:49:34
ラウラは、両手で顔を覆う。涙を流すのはいつ以来だろう。
(a9) 2022/08/18(Thu) 17:50:09

ラウラは、この気持ちの名前を知らない。…胸が痛い。
(a10) 2022/08/18(Thu) 17:51:26

ビアンカは、「またね」と繰り返した。
(a11) 2022/08/18(Thu) 18:02:26

【人】 小夜啼鳥 ビアンカ

かつ、かつ、かつ。

石畳は今日も、リズミカルに音をたてる。

女は今日も、傘を片手に街を歩いていた。

かつ、かつ、かつ。
かつ、かつ
かつ


ときたまよろめいて、こけそうになりながら。
目許を覆い隠すほどの濃いアイシャドウを、燃え盛るすい星のように曳いて。

眸だけは真っ直ぐに、前を見る。

かつ、かつ、かつ。


ビアンカはこの街で、石畳がたてるこの音が好きだった。
それ以外は、みんな嫌いだった。
(18) 2022/08/18(Thu) 18:04:40
レヴィアは、今日も鎮魂歌を店で奏でている。
(a12) 2022/08/18(Thu) 18:18:05

【人】 狡兎 ツィオ

【ラウラを待つ待ち合わせ場所】

どこか慣れない様子で不味そうに煙草を吸いながら、
自分を呼びだした相手を待つ。
女性との待ち合わせで、
予定の時間より、先に着くのは鉄則だ。
ましてや相手がラウラとあっては、
想定していた倍の時間、先に着いている必要がある。

自分は、誰かを待つのが嫌いではない。
その時間だけは間違いなく相手のことだけを考えているから。
その時間は、余計なことを考えなくていいから。

ただそれは。
待ち人が、必ず来る場合に限る話だが。
薄く笑って紫煙を吐き出す。

(――女性と待ち合わせをして、
 心が躍らないのは久しぶりだ)
(19) 2022/08/18(Thu) 19:03:43

【人】 花で語るは ソニー

>>12 ストレガ
【街中】
行き交うばかりの人混みの中からひとつ、控えめな足音・・・・・・がベンチの方に近づく。
男が貴方を見つけたのは偶然かそれとも、探していたのか。
視界の端っこから、野良犬が走り回るみたいな小走りの姿が近づいてきたなら、
相手だって呆れた人間の存在にすぐ気づくと思う、多分。

「や、久しぶり! 今って休憩中?
 手の空いた頃にでも頼みたいことがあるんだけどさ」

人の気知らずの挨拶はやたらに元気だ。
足で距離を取らされでもしない限りは、ベンチの一端に手を掛けてあれこれ喋り始めるかも。
(20) 2022/08/18(Thu) 19:30:22

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>20 ソニー

「あ゛?」

や、の時点で真っ先に浴びせられたのが
そのドスのきいた威圧の声だった。
債務者の何人がこれを聞いた事だろう。

「なんだあんたか……いや余計に悪い、暑苦しい。
 帰んな。あたいは休憩じゃなくて休業中なんだ。
 クーラーの修理ならここ真っ直ぐいった十字路
 右に曲がって300m。腰がほとんど直角の
 ジジイが店番してる電機屋に行きゃいい」

とりつくしまもない。
頼み事も大方依頼だろうと当たりをつけて、
何度か口説きに現れていた青年をしっし、と手で払っている。
(21) 2022/08/18(Thu) 19:40:44
 




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生存者 (7)

ソニー
0回 残 たくさん

子守唄を歌ってよ

リカルド
10回 残 たくさん

ただいま

ヴィオレッタ
0回 残 たくさん

隣を失礼しますね

テンゴ
0回 残 たくさん

 

ストレガ
12回 残 たくさん

時を刻み続ける

ルチア
5回 残 たくさん

赤い華

ツィオ
4回 残 たくさん

 

犠牲者 (9)

アウグスト(2d)
0回 残 たくさん

 

フィオレロ(3d)
0回 残 たくさん

欲しかったな

アベラルド(4d)
0回 残 たくさん

「またな」

ヴェルデ(4d)
0回 残 たくさん

ありがとう

サルヴァトーレ(4d)
0回 残 たくさん

 

ヴェネリオ(5d)
0回 残 たくさん

子守歌を聴くか?

ラウラ(5d)
0回 残 たくさん

──未練と願い。

コルヴォ(6d)
0回 残 たくさん

Nessuno

マウロ(7d)
4回 残 たくさん

三人

処刑者 (4)

ロッシ(3d)
0回 残 たくさん

よい夢を。

マキアート(4d)
0回 残 たくさん

好きな席に、後輩

ビアンカ(5d)
0回 残 たくさん

くたばれ。

レヴィア(6d)
9回 残 たくさん

未来へ

突然死者 (0)

舞台 (2)

クリスティーナ
1回 残 たくさん

 

フラン
1回 残 たくさん

受取人不在につき

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















(0.16 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
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文明開化 by sin
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