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人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

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極夜の季。異形の刃が朱に染まれば、月の女神が蒼ざめる。
地上の民は怯え、惑い、鋭き刃に蹂躙される。
女神はただただ無力を嘆き、涙を零すのみ。

――三日月国の伝承

【人】 廃病院の院長 カミシノ

あぁ――…今日もまた、治療を求めて人々がやってくる。
私たちが、治療して差し上げなくては。

[埃の積もった、病院の一室。
男がうわ言のように呟く。]
(0) 2022/08/07(Sun) 0:18:16
不審死の元凶 ???が参加しました。

【人】 不審死の元凶 ???

そうですね、ね。
ち、治療してささ、さしあげなくては。


[男の後ろから、『それ』が顔を出す。
枯れ枝のように萎びた胴に、捻くれた手足がぶら下がり、奇怪な様相の頭部は、時折発作でも起こしたように、激しく痙攣する。]

ち、治療しなくては。
肉を接いで、血を注ぎ込んで、その心と魂を苦痛から解放してさしあげなければ。


[『それ』の口が歪む。
果たして、その表情は笑っているのか、それとも別の感情に起因するものか、判別がつかない。
男と『それ』は、ガラスの抜けた窓から見下ろしながら、新たな患者を待っている。]
(1) 2022/08/07(Sun) 0:24:55


劇場の支配人(村建て人)は、メモを貼った。
2022/08/07(Sun) 0:34:55

不審死の元凶 ???は、メモを貼った。
(a0) 2022/08/07(Sun) 0:42:46

村の設定が変更されました。

劇場の支配人(村建て人)は、メモを貼った。
2022/08/07(Sun) 23:07:58

水子たちの霊 ヒルコが参加しました。

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

ー死体安置室ー

積もった埃が舞い、僅かに水気を含んだ空気が、すえた臭いを発している。
肌に触れれば、汗ばんだ時に似た不快感を感じるだろう。

そんな中で、ふと。
水面で泡が弾けるような音が響く。
見れば、室内の隅。
最も暗闇が濃い場所から、小さなあぶくがたっている。

ひとつ、ふたつーー…。
何かが近づいている事を示すように、あぶくの数は多く、そして間隔は短くなっていく。
やがて、あぶくの根本から、何かが立ち上がる。

最初に頭が見えて、それから手が、上半身が…。
そうして、影の中からは現れた姿は、存外に小さく、子供ほどの背丈しかない。
(2) 2022/08/08(Mon) 12:58:12

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

「探さないと。
見つけてあげないと。

『僕』の、
『私』の、
『俺』の、お母さんを。」

囁くような声。
けれど、郁恵にも重なって聞こえる。
『子供』はやがて歩きだし、部屋の外へと消えていった。
(3) 2022/08/08(Mon) 12:58:32
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。
(a1) 2022/08/08(Mon) 13:04:19

千早 結が参加しました。

【人】 千早 結

   

 ここが噂の廃病院か
 確かに原付でも来れないなぁ…


[公道を逸れた脇道はいつの間にか鬱蒼とした森に飲まれていた。スマホの電波も場所によっては次第に途切れ始める。

オカルト板で拾った肝試しの書き込みや過去の事件の情報を元に、雑草の生い茂る獣道を進めば件の廃病院らしき建物が見えて来る。

逢魔ヶ刻を追う薄らとした月明かりが、寂れた建造物の闇に吸い込まれるかのように感じた]

   
(4) 2022/08/08(Mon) 19:19:07

【人】 千早 結

   


[死後の世界など信じた事がなかった。
死ねばそれで終わりだと考えている。
ホラーチャンネルやオカルト板を見るのは好きだが、
それは「よく出来た創作物」としての話。

超常現象と称される物は全て科学的裏付けが可能だと思っている。そうでなければ脳が作り出す幻惑幻覚の類だとも。


これまではそうだった。
自らの「死」の宣告を告げられる前までは]**
   
   
(5) 2022/08/08(Mon) 19:28:13
千早 結は、メモを貼った。
(a2) 2022/08/08(Mon) 19:30:43

四谷 隆史が参加しました。

【人】 四谷 隆史

「堕ろそう。だって俺ら、まだ学生だよ。」



[今でも、その言葉をあいつに言ったのを後悔してる。]
(6) 2022/08/08(Mon) 19:35:53

【人】 四谷 隆史

 ……ちぇ。ばーか。
 やっぱビビってんじゃん。

[やっぱり帰る、やめるのスタンプは既読無視。

とある出来事があって、気も漫ろだったせいだろう。A判定だった大学に落ちてしまった去年。
滑り止めに行く気にもならず、予備校通いながらの半年。
今年こそは受からないと親の脛齧りと言われてしまう。

受験勉強の合間の息抜き。
廃病院で肝試しって計画したのは同じ予備校通いの1人。
結局びびって中止の連絡をフリックして追いやった。

しかし、自転車で来たのはいいが行く道は雑草ばっかり
歩いた方がいいなとスマホの明かりを頼りにがざり、がざりと音を奏でて獣道。

ふと画面をスライドさせればトーク一覧の一番後に、見たくない名前を見て 


 ――LINEのアプリをそっと仕舞った ]
(7) 2022/08/08(Mon) 19:39:35

【人】 四谷 隆史

[遠目からもわかる病院は、塗装も剥げておどろおどろしい。

どうせ雰囲気だけで、野生の獣とかが住み着いたり、
水場で蛙が合唱したのがうめき声に聞こえたとか。
どうせそんなのが真相だろうに、
地元ではここは一種のオカルトスポット。

*年前、デート代わりに行った後輩カップルが
誘い込まれて死んでしまった、とか。
そういった眉唾ものの噂もまことしやかに囁かれている。


夏合宿の帰りにやろう。との誘いだったから。
背負った通学カバンの中には赤本と受験用の重いテキスト、
あと夜道を帰ることがあるから手持ちライトとカロリーバー、
飲み物あたりが無造作に放り込まれている。

ただ、冷やかしてかえるだけ。
来なかった奴らにマウントとるため。

そのためだけに、
錆びたドアノブをハンカチで包んで開けたのだ。]
(8) 2022/08/08(Mon) 19:41:47

【人】 四谷 隆史

[堕胎の費用は俺のお年玉貯金から出した。
親には言ってない。年齢も詐称したのに医者は何も言わなかったから多分大丈夫、の、はずだ。
9週だから、性別はわからなかったと言っていた。

そんなこと聞きたくない。
それよりどっか飯でも食いに行こうと、
いつも通りを装う位しかできなかった。

涙の跡が残るあいつの顔を、平然とは見れなかった。]


 「***、って。名前、呼んであげてよ。」


[なんにもいなくなった腹をさすったあいつが、
そんなことを言う。

俺に組み敷かれて女の顔で喘いでたくせに。
自分らの将来のために殺した躯は、
病院でとっくにゴミとして出されているんだろうに。

もういない命の母親の面して気持ち悪い。]
(9) 2022/08/08(Mon) 19:50:16

【人】 四谷 隆史

「なんで、そんな燃えるゴミに出されたモノの
 名前、呼ばなきゃなんねーんだよ。」

[お前が、お前じゃなくなったようで。
それがたまらなく、怖かっただけだよ。


その翌日に、学校の屋上から飛び降りるなんて思わなかった。]
(10) 2022/08/08(Mon) 19:51:51

【人】 四谷 隆史

[世間では受験のストレス、ってことになってる。
当時付き合ってるのも内緒だった。

友人グループも違ったし、接点だって少ないもんで。
ただ、夏の日に図書館で本を一生懸命取ろうとしたお前を見て
なんの気まぐれか、1冊とって渡した。

ただそれだけが切っ掛けで始まった関係だったんだ。


墓参りにすらいけないまま。1年。
明日はお前が、今日は―――***が死んだ日。*]
(11) 2022/08/08(Mon) 19:54:49
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a3) 2022/08/08(Mon) 20:03:26

校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2022/08/08(Mon) 20:14:36

校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2022/08/08(Mon) 20:19:34

【人】 不審死の元凶 ???

―廃病院内 四谷と―


――ようこそいらっしゃいました。
ご家族の方ですね。

[夏のなんとも言えぬ生暖かい空気と、辛うじて明かりが灯っているばかりの、薄暗闇の中で澄んだよく通る声が響く。

声は「三人」の来訪者>>8に向けられたもの。
声を投げかけたのは、一人の少女に「見える」。
人形のように、細く華奢な身体つきに、暗闇の中でなお光を反射する、長い金髪。
何より、整った顔立ちに、唇はうっすらと湿りを帯びて、薄く朱が差しており、ガラス玉のように澄んだ翠と蒼の瞳がまっすぐに、男の後ろを見据えている。]
(12) 2022/08/08(Mon) 21:47:37

【人】 不審死の元凶 ???

あぁ、お母さまも、お子様も。
いつも一緒にいるのに、お父さまに気付いて貰えない事が悲しいのですね。
名前を呼んでもらえなかった事が、苦しいのですね。
お父様を一人、この世に残してしまった事を、悔やんでいらっしゃるのですね。

[終始、少女の眼は男に注がれることは無い。
男が何を言おうと、少女が口をつむぐことは無い。
その後ろにいる、母親と子供が少女へ語り掛けてくる限り、少女は応じる。]

ご安心なさいませ。
お父さまがこちらにいらっしゃるのも、もうほんの少しばかり後の事ですから。

[少女の顔が、初めて男を向いた。]
(13) 2022/08/08(Mon) 21:48:05

【人】 不審死の元凶 ???

―――。
(14) 2022/08/08(Mon) 21:48:25

【人】 不審死の元凶 ???


[『それ』が、言葉を発する事は無かった。
ただ、男の方を向いていた、それだけ。

そして、男が瞬きする間に『それ』の姿は消えて、後には元の生暖かい空気と、薄暗闇だけが残っていた。]**
(15) 2022/08/08(Mon) 21:48:43
不審死の元凶 ???は、メモを貼った。
(a4) 2022/08/08(Mon) 21:52:52

不審死の元凶 ???は、メモを貼った。
(a5) 2022/08/08(Mon) 21:56:44

【人】 四谷 隆史

― 怪異との遭遇 ―

 は?

[開口一番何を言ってるんだこの外国人。
と、口をついて言いかけたのが辛うじて喉元で留まったのは。
こいつが何かちがう、と本能が訴えていたからかもしれない。

夏の熱帯夜よりも劣るものの頬撫でる生暖かさ。
薄暗闇を照らす入口の蛍光灯は、20年の歳月を経ても
辛うじて稼働している。そんな、場所にいた1人の女。

美しい少女だ。
それこそ絵本の中から飛び出してきたかのような。
オッドアイなんて見たことない。カラーコンタクトだろうか。
薄紅の唇が、美しい顔立ちの中で
まるで色香を滲ませているかのように艶めかしく映る。

その容姿にあつらえたかのような服を着たこの娘も、
例の噂を聞いてやってきた肝試しの奴だろうか。
いや、それにしては。

ようこそいらっしゃいました。とまるで
この病院の主のような歓迎の挨拶である。
それに。]
(16) 2022/08/08(Mon) 22:24:55

【人】 四谷 隆史

 なに、言ってんだ。俺は。

[女は、俺を見ているようで見ていないかのように
ペラペラ変なことばかり喋る。

お母さま?お子様?何いってんだこいつ。

・・・・・・・・・

俺はずっと1人だぞ?]
(17) 2022/08/08(Mon) 22:25:40

【人】 四谷 隆史

おいっ!なぁ!!何言ってんだよ!
馬鹿じゃねーの?驚かせようとして
テキトーなこと言ってんじゃねぇよ。
少し顔がいいからってバカにして……

……


        は?


[>>14]


 [時間が、呼吸が。一瞬、止まったかのような]
(18) 2022/08/08(Mon) 22:26:01

【人】 四谷 隆史



   [沈黙]
(19) 2022/08/08(Mon) 22:26:25

【人】 四谷 隆史

 ぁ。


[瞬き1つ。

気づけば、そこには誰もいない。
そこには、誰もいない
              
本当に?
]


 は、 はは。
 ……冗談きついぜ。


[冷たい脂汗が滲んだ。
家族。お子さん。お母さん。

思い浮かんだのは肩口までの黒髪
はにかむ笑顔が可愛かった、あいつと]


         
『***の名前を――』
(20) 2022/08/08(Mon) 22:27:44

【人】 四谷 隆史

 ドガッ
(21) 2022/08/08(Mon) 22:28:14