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人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

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月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
カミシノが無残な姿で発見された。

伝承は真実だった。異形の刃を持つ魔物“人狼”は、確かに存在するのだ。

もはや村人たちに猶予は無い。早く人狼を見つけ出し、処刑しなければ。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ない……。

現在の生存者は、???、ヒルコ、結、四谷 隆史、名坂愛子、カナ、勢喜 光樹、タチバナの8名

【置】 千早 結


  ── 胡蝶の夢 ──
   
   

[必修ではないけれど、興味本位で取っていた心理学の授業。哲学、人間行動学と共によく見かける女の子の隣に座った。
学部は違うはずだが、どこかで出会ったことがある気がする]

   
  ね、この時間さ、お腹空かない?
  お腹が減ると無気力にもなるじゃない
   

[どこか張り詰めた様子で教授の言葉を聞く横顔に声をかけた>>0:204
教授が小難しい話を始める前だったか。学習性無気力と書かれたホワイトボードの文字に別れを告げて彼女の手を引き教室を後にした]

   
  芸学の裏にさ、
  ぼっろい喫茶店があるんだけど知ってる?
  そこのマーマレードティーが美味しいんだ
  あ、生ハムサンドもお勧め

   
(L0) lumny_ 2022/08/13(Sat) 7:12:17
公開: 2022/08/13(Sat) 10:10:00

【置】 千早 結


   
[さらりと伸びた黒髪と、淡白な瞳が特徴的な女性だった。まるで作り物のようだと思えば、幼い子供のように笑う事もある。
家に帰りたくなさそうだったから、じゃあ二人で暮らそうと半ば彼女を攫うようにしてアパートを決めた。

ちょうど学校近くにアトリエがわりのアパートを借りようと思っていた所だったし、なんだか辛そうな顔をして帰るくらいなら、もう20歳も過ぎてるのだから家出くらいいいんじゃない?だなんて。親からの鬼電は何度かぼくが切った。学費の事を心配している君に代わって、じゃあ彼女の生活はこの先もぼくが見るって言ったらそのうちに鳴らなくなったんだっけ。

大学のうちは反対されていたとしても、絶対に彼女と暮らすのだと職を探して、そして]
(L1) lumny_ 2022/08/13(Sat) 7:12:30
公開: 2022/08/13(Sat) 10:10:00

【置】 千早 結



 も〜ごめんって〜
 花蓮ってばしっかりものだよねぇ
 

[その先、二人で過ごす日々は貧乏ながらも、楽しかったと思う。

取り込んだ洗濯物を一緒に畳む。だらしないぼくとは正反対でいつも四隅を揃える彼女の几帳面さが眩しかった。
君はご飯を作るのが得意じゃなかったけれど、ぼくとどっこいどっこいだったから二人で作るようになったんだっけ。彼女がお皿を洗ってくれる日はあまりに綺麗に洗う物だからぼくがドン引きした記憶がある。とても綺麗にしてくれるのは嬉しいけれど、彼女の手が荒れるのは心苦しかった。白くて嫋やかな指の先にハンドクリームを塗ってから、ぼくが適当にあらうことにした。

ぽつり、ぽつりと、彼女は話してくれただろうか。幼い頃から繰り返された抑圧という名の毒の日々を。

あの時のぼくたちの選択が正しい事だなんて今は言えないけれど、ぼくはあの時、君に会えていたから幸せだったと言える]*
(L2) lumny_ 2022/08/13(Sat) 7:12:58
公開: 2022/08/13(Sat) 10:10:00

【人】 四谷 隆史

[我が子を堕胎することを決めても
その結果心を病んだ恋人が自殺しても
死を身近に感じる、ということはなかった

苦しむ声は知っている。流した涙を知っている
それでも子であった残骸は目に触れることないまま
処置室より処理室へ運ばれていったし
女の死を知ったは翌日の学校であったから

       
――それは遠い出来事のようであった
   見ないふりができた

じゃあ、今は?

闇に飲み込まれ連れ去られるを見るは二度目
自分の目の前で人は消える

瞳があった、と思うは錯覚か>>1:155

見られている。なんて自意識過剰か
何せこちらからは遠すぎてそれが本当に
此方を見ているかどうか、なんてわかりはしないのだから

それでも肌を撫でる強烈な死の気配が
己の混乱に拍車をかけたは確かであった]
(0) leaf 2022/08/13(Sat) 7:18:32

【赤】 四谷 隆史

[死にたくない怖いお願い一人にしないで
廃病院で出会っただけの人らへの精神的依存
こんなの知らない分からないとの現実逃避

色んな感情を綯交ぜにして、
蹲り絶叫する己に注がれるものがある

視線であろう。或いは気配であろうか
怖い、見ないふりして耳を塞いでしまえばいい
なのにふと、一瞬だけ顔をあげてしまった


 みてしまった


どうして、それが笑んでいるようだ
なんて、思ってしまったのだろうか

ああまるで許されたみたいに!
―――そんなことはありえないというのに
]
(*0) leaf 2022/08/13(Sat) 7:20:11

【秘】 四谷 隆史 → 空虚 タチバナ

[死の気配は己に染みこむ

まるで、不安を煽って絶望に堕とさんとするかのように]
(-0) leaf 2022/08/13(Sat) 7:21:27

【人】 四谷 隆史

  
ごめんなさいごめんなさい許して楽にして


[魅入られた、というわけではない
死の色だけが蹲る己を撫でた

――それだけのはずだった。*]
(1) leaf 2022/08/13(Sat) 7:22:21

【人】 千早 結

   

[例えばあの時出会っていたら。
例えばもっとこうしていたら。

そんな後悔に意味はない。

あるとすれば
憐憫と共に死者に悔い続けながら生きる事で
自分の責を振り返り続ける自慰に他ならないとぼくは思う。

深い眠りの中で、叶わない夢を叶え続けるのは
たしかに甘くて、幸せで、
───なんて、虚しい・・・]
   
(2) lumny_ 2022/08/13(Sat) 7:24:03

【人】 四谷 隆史

[あの怪異に連れ去られた影はきっと、チハヤさんだった
そうでないかもしれない。でも――
そうではない可能性の方が低いことはわかってた

指摘で、認めなければならぬ現実を知り
不安定な心は更に追い詰められる>>1:162

怖い、こわい。苦しい、悲しい、痛い
――俺の隣に座ったセキさんが肩を抱き
とん、と隣に引き寄せた

触れる彼はまだあたたかい
”人”であるのだと

ああ、セキさんはまだ生きてる。
まだ、大丈夫だと思えば自然、張り詰めた弦が緩むように
少しだけ落ち着きを取り戻す。]
(3) leaf 2022/08/13(Sat) 7:39:13

【人】 四谷 隆史

[絶望や恐怖に飲み込まれそうな所を
何度も助けてもらっていた。

だからこそ、自分の精神的な脆い部分を
死を望んでいると知ってはいながら
自分は彼に依存していることに気づいていなかった

セキさんがいるなら、まだ大丈夫だ、なんて
迷惑以外何物でもなく
それを心の支えにすればいつかなくなるものだと知っていても
もしかしたら。このまま怪異がみつからなければ
この世に留まってくれないか

なんて甘い考えを持っていた。

  だから。

その微かな囁きに目を見開いて]


            セキさん?


[希望というものは、絶望への呼び水である
希望を抱かなければ、人は
絶望というものを得ることはないのだから]
(4) leaf 2022/08/13(Sat) 7:39:42

【人】 四谷 隆史

[彼は生きろと己にいう
どんなことがあっても。何があっても。
生きて苦しむことを願われる

逃げることをするなと告げる言葉は
罪に向き合い続けろという

――それがどれほど、苦しくても。]
(5) leaf 2022/08/13(Sat) 7:40:14

【赤】 四谷 隆史

[ふと、嫌な予感がしたのだ。
頭をぽんと、手が撫でて、それから]

     (それから?)
(*1) leaf 2022/08/13(Sat) 7:40:35

【人】 四谷 隆史

[振り向いた時には――……>>1:167>>1:168]
(6) leaf 2022/08/13(Sat) 7:40:49

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

[ぴし、と何かが軋む音がする]
(-1) leaf 2022/08/13(Sat) 7:41:18

【人】 四谷 隆史

[彼の掌から流れる血。
少し埃を被ったシーツに、染みこんでいく赤

俺は悲鳴すら上げられないまま
隣で刃を握る貴方を見る>>1:169]
(7) leaf 2022/08/13(Sat) 7:41:46

【人】 四谷 隆史

[はくり、はくり。
息ができないようだ

――ふらふら、と。まるで夢遊病患者みたいに
その手をとろうとするだろう。
叶うなら、刃を遠ざけてそれ以上傷つくことはないように

無理ならせめて、血を止めねばとその手を握ろうとするだろう
血で汚れるのも厭わずに]


 セキさん、せきさん。


[顔色はもはや青を通り越して真白
譫言のように名を呼び、それを止めようとする

――手当しなきゃ。どうすればいいだろう

ぱたり、ぱたりと涙を零しながら*]
(8) leaf 2022/08/13(Sat) 7:42:24

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

 死なないで……

[言ってはいけない。拒絶されたら等の保身が崩れて
残酷な願いを口にする

 叶わないだろうという諦念を抱きながらも
 もしもを願って。

――現実が残酷なことなんて、知ってる癖にさ*]
(-2) leaf 2022/08/13(Sat) 7:42:46

【赤】 千早 結



   
[ぐちゃぐちゃと音を立て、彼女の腹の内をかき混ぜる。
冷ややかな身体を抱きしめて、名前を呼んで。
>>*54互いに貪るように繋がりを深め、最奥に何度も契りを打ちつける]

   
  ・・・かれん、はぁ・・・、かわい・・・
  

[至近の瞳は胡乱を称え、彼女はうっとりと微笑んでいた。
はくはくと蠱惑的に漏れる吐息ごと、溢れるぼくの名前に口付けをした。

名前を呼んで、欲するままに与え合い奪い合って、
それでも、彼女は
(ぼくは)

互いの本質を分け合う事はできない、そんな気がした>>*55

あまりに近すぎるのに、あまりに遠くて、
欲しいのに、手にすると壊れそうな、
輝きのように思えた]
   
(*2) lumny_ 2022/08/13(Sat) 7:48:06

【秘】 千早 結 → 空虚 タチバナ




  ・・・、ころしてくれて、いいのに、
   
   
[挿入したまま、幾度と内側を穢しただろう。

引き抜く際、少しだけ悔しさの残る声を彼女に向けた]
(-3) lumny_ 2022/08/13(Sat) 7:53:30
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a0) leaf 2022/08/13(Sat) 7:58:06

【赤】 千早 結


 ── 名もなき病室 ──
   

   
[目覚めた時は一人だったか、意識は保てているが記憶の混濁が激しい。ズキリ、とこめかみに走る痛みを抑えて身体を起こした。

生を全うし寿命を終えた夢が真か。怪異を貪り半ば人ならざるものに近づいた現が真か。鼓動は変わらず時を刻んでいるのに、意識がふわふわと定まらないのだ。自分自身の存在がひどく曖昧になっている気がする。

黒いシャツにかけられた黒いカーディガンを羽織り直し、ふらふらと部屋を出るだろう]


  ・・・ぼくは、何を・・・
   誰を?探していたんだっけ
   
   
[何を、探していたんだったか。
生と死の狭間で、部屋に満ちる甘い香りは柔らかに思考を溶かして行く]*
   
(*3) lumny_ 2022/08/13(Sat) 8:17:50
千早 結は、メモを貼った。
(a1) lumny_ 2022/08/13(Sat) 8:23:14

校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
Eve 2022/08/13(Sat) 10:29:27

不審死の元凶 ???は、メモを貼った。
(a2) Eve 2022/08/13(Sat) 10:31:30

水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。
(a3) eve 2022/08/13(Sat) 11:47:10

【赤】 勢喜 光樹


[誰が
した?

      それは、"俺"だと───家畜は言った。]
(*4) りお 2022/08/13(Sat) 11:48:34

【人】 勢喜 光樹

─追想、存在意義の模索─


[速報です。

20XX年、X月X日深夜。
XX都XX区XX町のアパートに住む
勢喜邦彦さん(45)、洋子さん(40)の遺体が発見されました。

二人は夫婦で、発見された遺体には
ロープのようなもので首や足を縛られており
何者かによって、鋭利な刃物で数か所切られた痕跡が
残っていたということです。

警察の調べによりますと、
二人の死因は失血性ショック死であるとのことです。

二人には一人息子がいましたが、
現在行方が分からなくなっており
警察は、事件になんらかの関与があると見て、
彼の行方を追っています。]
(9) りお 2022/08/13(Sat) 11:51:21

【人】 勢喜 光樹


………………。

[翌朝には、駅前ビルに設置されたワイドスクリーンや
街中の電気屋に設置された数多のテレビに、
そのニュースは流れていた。

それでも、立ち止まって見る者はいない。
誰もがよくある話、と気にも留めずに
どうでも良さそうな、あるいは聞いてもいないのか
何事もなかったかのように、通り過ぎていく。

所詮、他人事なのだ。
自分の身に降りかかる害でない限り
人は何の関心も抱くことは出来ない。

目の前の事しか見ない。
人間とは、そういう生き物。

両親アイツら
きっと己だって、そうなのだ───。]
(10) りお 2022/08/13(Sat) 11:52:46

【人】 勢喜 光樹

[ぽつり、ぽつりと雨が降り始めた。
次第に雨の勢いは増していく。

それはまるで、穢れを洗い流すかのよう。
己の足掻きを、肯定するかのようだと、錯覚すらした。]

『兄ちゃん。そんな怖い顔しちゃって、どうしたの?』

[物騒な繁華街を歩いていた時だった。
質の悪いごろつきに声を掛けられた。
気付けば、人数が増えて取り囲まれていた。]

『困ってんなら、良い仕事あるよ』

[困っている?そうかもしれない。
無一文で出て来てしまっていた。

金を貰えるなら、何だって良かった。
そこに、俺の存在意義は、あるのだろうか。]
(11) りお 2022/08/13(Sat) 11:54:04

【人】 勢喜 光樹


[初めは、ただの運び屋だった。
最後は、トカゲの尻尾切りに遭った。]
(12) りお 2022/08/13(Sat) 11:54:30

【人】 勢喜 光樹





『客商売だからねぇ…。笑ってくんないと』

[笑う?それは、誰が教えてくれるのだろう。
両親アイツらは教えてくれなかった。]

『顔が良くても客の喜ぶような、トークが出来ないと』

[それは、どうしたら身に付くんだ?
罵倒や暴言しか刷り込まれなかった。
他人が喜ぶ言葉なんて、知らない。

次は、水商売だった。
最後は、「使えない」からと、クビになった]
(13) りお 2022/08/13(Sat) 11:55:40

【人】 勢喜 光樹





[三つ目は、四つ目は………
なんだったろうか。
もう、忘れてしまった。

憶えているのは、そのどれもが
己の存在意義を知ることがなかったという事実。

やはり………そう、か。

不要な人間は、何処へ行っても不要なのだ。
その現実を突きつけられた。

抗い、足掻いたことに
何の意味も無かったのだ。*]
(14) りお 2022/08/13(Sat) 11:56:46