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人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

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???8人が投票した。

???は村人の手により処刑された。

月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?

優しい光が村人たちの姿を映し出す……。人狼に怯える日々は去ったのだ!

村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

【置】 千早 結

   


 ──世界の境界>>L4──

   
[ここは君の腕の中だろうか、
それとも夢の続きだろうか。
ぼくは微睡む意識の中、ちいさな残滓のかけらにほほえんだ]


  きみは、おとうさんについててあげて
  ここはもうすぐ違う世界になっちゃうから
  

[ドロドロで、影のようになってしまった
かつて「おかあさん」だった形は
小さなかれと共にいけるかはわからないけれど

ひかりの欠片のようなかれが残るには、
ここはあまりに深い深い怨讐たちの存在が
混ざりすぎているから>>0:3]

   
(L0) 2022/08/15(Mon) 10:05:27
公開: 2022/08/15(Mon) 10:10:00

【置】 千早 結



   
  きっと呼んでもらえるよ
  おとうさんが、
  前を向いて歩ける日が来たなら───
   

[だから、おとうさんと、
おとうさんを支えてくれる>>2:145
これから出会う先のたくさんのひとたちを

いつの日かおとうさんが自分自身の闇に飲まれてしまわないよう>>L6

四谷くんと彼の大切な人たちを取り巻く世界が
少しでも
自分の意思とは離れた何物かに
「囚われないよう」見守ってあげてね、と
あたたかな欠片の輪郭を撫でて見送るだろう]
   
   
(L1) 2022/08/15(Mon) 10:06:14
公開: 2022/08/15(Mon) 10:10:00

【置】 千早 結


   

   

   さよなら、まなぶくん


      
さよなら。四谷くん。



   

   
(L2) 2022/08/15(Mon) 10:08:17
公開: 2022/08/15(Mon) 10:10:00

【人】 勢喜 光樹

─異界化が解かれる前─


[嫌な記憶が過った。
憤懣をぶつけるように叩いた窓は、無事な姿のまま。

まるで己を嘲笑うかのようで、猶更に毒が回る。]
(0) 2022/08/15(Mon) 11:34:33

【人】 勢喜 光樹

[……冷静になれ。

目を瞑る。心を落ち着かせる。
傷を負った掌では上手く力が入らなかった。
だから、窓は割れなかった。そう言う事なのだと

憎悪に呑まれてしまえば、四谷を独りにしてしまう。]

………悪かった。

[無駄に不安がらせてしまっただろうか。>>2:154
その様子に気が付き、目を開きお前を見た。
見つめる瞳に、怨恨の色はもうない。]
(1) 2022/08/15(Mon) 11:35:35

【人】 勢喜 光樹

[止血してくれた掌。
傷口は開き切ってはいないものの
じわり。手当の跡に血が滲み出てしまってる。
幸いにも開き切ってはいないものの、
与えられた優しさを無碍にしたくなくて
片方の手で労わるように、拳を包んだ。]

……病院だからな。
頑丈に出来ているんだろう。

他に出口がないか、探すぞ。

[己に言い聞かせるみたいに言葉を発して
窓から離れたなら、お前の手を取って再び歩き出すだろう。]
(2) 2022/08/15(Mon) 11:36:14

【人】 勢喜 光樹

─終焉>>2:L4


[それから、どれくらいの時間
消えたチハヤの行方を追いながら、出口を探しただろう。
その間にも怪異との遭遇はあっただろうか。

何があっても、四谷の手を離すことなく
"一緒に"生き残れたらと思う。

明けない闇に、半ば諦めかけていた

              ───その時、]
(3) 2022/08/15(Mon) 11:36:54

【人】 勢喜 光樹


────!

["光"が、院内を照らす。
その眩さに耐え切れずに、咄嗟に目を瞑った。

次に目を開けた時、院内は────

         朽ちていくだけの、廃墟へ。]
(4) 2022/08/15(Mon) 11:37:38

【人】 勢喜 光樹


………………終わった、のか。

[破ることの敵わなかった窓も、鉄格子も、扉も。
その全てが、本来あるべき姿を取り戻し
今にも崩れてしまいそうな、壊れかけた姿に変わる。

呆然と、その場で立ち尽くしていたなら
ふと上着のポケットに、振動音がした。

それは、チハヤのスマートフォン。
取り出して見えたものは

闇が晴れた、今と同じ
の色───>>2:118
                    そして、]
(5) 2022/08/15(Mon) 11:38:43

【人】 勢喜 光樹

[  四谷 隆史
  "いま、何処にいますか">>2:129

         漸く届いた、メッセージだった。]*
(6) 2022/08/15(Mon) 11:39:15

【人】 四谷 隆史

[そこに貴方がいるのなら
どれだけ怖いことが起きても。過去と向き合って前に進める
――もしもあなたが、闇に飲み込まれそうなら

一緒に生きてくれるといった手をとって
袖引き、貴方の名前を呼ぼう

廻った毒に触れて、己もそれに濡れて
何度でも此方側に引き戻そうとするだろう>>0

貴方がいない世界で生きたくないと思ったことを
心に深く刻んだまま
――それを依存というのなら
そうなのかも、しれないのだけれど
]

 ……セキさん、大丈夫?

[悪かった。という彼の手は
手当したところから薄っすら血を滲ませている
俺のことはいいんだ、けど。

滲んだ血。痛くないのだろうかという思いが強い

――見つめる目は、落ち着いたセキさんだったから
それにはほっとした様子を見せただろうけど>>1]
(7) 2022/08/15(Mon) 17:59:58

【人】 四谷 隆史

[拳を包む所作>>2をする貴方に、
此方もじっと彼を見つめている
そこにいるのを、確かめるみたいに
――そこにいるのを、確認するかのように]

 
 精神科病棟を併設する病院って確か
 脱走を防ぐために殊更強く窓とかを
 頑丈にしてるらしいってニュースで見たことある
 外枠に鉄格子嵌めたりとか。だから

 窓からは難しいの、かも。
 ……は、いっ!

[探そう、という言葉に頷いて。貴方の手を取りまた再び歩むのだ*]
(8) 2022/08/15(Mon) 18:00:12

【人】 四谷 隆史

― 明けぬ夜はなく>>2:L4 ―

[時間の感覚はすでになくなっていた。
チハヤさんの行方を捜し、セキさんと歩いて、あるいて
それでも手掛かりは見つからず。

手掛かりを求め彷徨う間に、別の怪異とも遭遇したかもしれない
それでも、繋いだ手を離すことはなかった。
それが俺の、生きる理由だった。

だからこの手がある限り。
諦めることをしなかった。

     それに、道中一度だけ。
   何かに守られたような感じがあった>>2:150


      ちら、と視界の端に黒が見える
      それは優しくも悲しい漆黒の髪

チハヤさんを連れ去った黒とまでは察せずとも
少しだけ、
加奈
を――喪った彼女を思い出すような]
(9) 2022/08/15(Mon) 18:28:26

【人】 四谷 隆史


セキさん。

[はふ、と疲れと諦念を呼気で吹き飛ばし
貴方に声をかけたその時に。


             ふと、声がした気がして


後ろを、振り返った>>L2]
(10) 2022/08/15(Mon) 18:28:48

【置】 四谷 隆史

―断章:怪異になりきれぬ者と、怪異を愛する者>>L0  ―

[まなぶ は しってる
もうすぐ 夜が あける

でも 多分 おとうさん の おともだちは
きっとまなぶや まなぶの おかあさん と
いっしょに ちかくなるんだ って

おかあさんは この びょういんに
ずっと ずっといるって いってる
いつか おとうさん が しんだら
あのひとに むかえに いってもらえるのだと

うれしそうに わらってた>>2:L6]
(L3) 2022/08/15(Mon) 18:29:20
公開: 2022/08/15(Mon) 18:30:00

【置】 四谷 隆史

 おとうさん の おともだち


[あなたは いいの?
――と、たずねなかった

たぶん ここに のこりたいから のこるのだって
まなぶは わかったの

でも まなぶは おとうさん も おかあさん も
どっちも いたいいたい さみしい
でも まなぶは

   まなぶは よんでほしい

どっちも いたいいたい でも いちどでも
おとうさん に おなまえ よんでほしい

だから
       おとうさん の ところに

おかえりと いう おとうさん の おともだち>>L1

いちどだけ うなずいて
撫でる手 に ちいさく 纏うた あと
おとうさん の ところに 

みえないの しってるけど また いっしょに いくの]
(L4) 2022/08/15(Mon) 18:29:50
公開: 2022/08/15(Mon) 18:30:00

【置】 四谷 隆史

[いつか よんでもらえるひを しんじて]
(L5) 2022/08/15(Mon) 18:30:25
公開: 2022/08/15(Mon) 18:30:00

【置】 四谷 隆史

  ばいばい  おとうさん の おともだち

  ばいばい  おかあさん


[何時かまた逢う時がくるかもしれない
その時に

まなぶは おとうさん の ことを
いっぱいおはなし できたら いいなと おもうのだ

おとうさん の おともだちと
そのおとなりに いる やさしい おんなのひと
すこしだけ おとうさん が いっしょにいる
おとこのひとのめに にてる ひと

そして世界は別離を迎える*]
(L6) 2022/08/15(Mon) 18:30:59
公開: 2022/08/15(Mon) 18:35:00

【人】 四谷 隆史

[眩しさに目を閉じれば、次の瞬間には
セキさんも、俺も朽ちた廃墟の。病院の中にいた
床もぼろぼろでいかにも抜けそうで
あの埃は多少あれどしっかりした作りであった病棟が
見る影もなくなっている

スマートフォンを取り出し、見つめるセキさんを
俺は眺めていた

生きてる。一緒に、いきてる
それに安堵して。同時に――不安で

元の世界に戻った今
貴方が俺の手を離して去らないか、というのが
生の安堵よりも先に来た。

ああ、俺はやっぱり自分勝手で我儘だった。
ぐ、と自己嫌悪に苛まれていた時にふと、先ほど聞いた声を思い出した

あれはもしかして。]
(11) 2022/08/15(Mon) 18:31:19

【人】 四谷 隆史

 チハヤさん?

[――いや、多分それだけじゃない。
いつも足元にまとわりついていたような感覚は
まだ残っているような気がして。

それが、チハヤさんはもういないんだよ、と
教えてくれているような気がした。

俺は小さくつぶやく。たった3つの文字の言葉

あの日呼べなかった分も込めてその名を呼べば

少しだけ、きゃらきゃら、と

楽しそうな笑い声が聞こえた気が、した*]
(12) 2022/08/15(Mon) 18:31:47

【人】 勢喜 光樹

[明けない夜は、ないのかもしれない。
止まない雨も、きっとないだろう。

この画面に映る、青空のように………。

チハヤを見つけることは、最後まで叶わなかったが
もしかしたら、それで良かったのかもしれない。>>L2

情か気紛れか、それとも───
怪異の合間に見えた、一度だけの"憂い"が>>2:148
チハヤの傍に在るような気がしたから。]
(13) 2022/08/15(Mon) 20:25:51

【人】 勢喜 光樹

[端末に落としていた視線。
それは、隣に居るお前を見つめる。>>11

今こうして、確かに「生きている」
それを実感した時、自然と微笑みが零れた。

「死ねなかった」と思うことは、もう無い。
温かな掌の感触が、気持ちを強くしてくれたから。]
(14) 2022/08/15(Mon) 20:26:23

【人】 勢喜 光樹


……………。

[お前は、"初めて"誰かの名前を呼ぶ。
己はその名に憶えはない。

けれども、>>L3>>L4>>L5>>L6

       
きっと───…"枷"は、解かれたのだと。


あの時の見た笑顔よりも>>2:-24>>>2:-53>2:-62
今のお前は、ずっと………。

        あの
のように、"綺麗"だと思った。]
(15) 2022/08/15(Mon) 20:27:40

【人】 勢喜 光樹


………出よう。

[朽ちて行くのを待つだけの、この廃墟に
留まり続ける理由は、もう無かった。

俺に"生きる理由"を教えてくれた
お前の手は、ずっと離さないまま
共に、外への一歩を踏み出せたなら

きっと、澄んだ声が語り掛けて来るだろう。>>2:L4>>2:L5]
(16) 2022/08/15(Mon) 20:29:21

【人】 四谷 隆史

[廃病院は元の静寂を取り戻し
陽光が露わにしたそれは朽ち果て
入り口付近の破れた蛍光灯が明かりを灯す様子はない

一夜の夢だったのだろうか
――呼ぶ声も、チハヤさんや怪異との邂逅も

否。そんなことはない
手当された掌――セキさんの血の染みたガーゼ
そして隣の貴方の手の温もりが

あの一夜が夢でないことを教えてくれる。]

      
(おとうさん)


[ならきっと。あの声も現実だったのだろう
俺の子供。今なら大事だったのだと漸く言える。]
(17) 2022/08/15(Mon) 21:24:29