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人狼物語 三日月国


258 【身内】冬融けて、春浅し

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蒼い三日月が辺りを照らす。伝承は果たして真実なのだろうか。
もし真実であるならば、異形の刃を見つけ出し、打ち砕かなければならない。

どうやらこの中には、村人が1人、囁き狂人が2人、皇狼が1人いるようだ。

【人】 街路灯 灯り

 
[日が沈み ぼうと辺りを灯していく。周囲の喧噪も、変化にも、その光で照らしては ただ人の営みを見守るのだ。]
 
(0) 2024/04/29(Mon) 23:00:00
灯りは時が進むよう祈った。

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


 なあ、……仮に、
 もっと早く逢う手筈が在ったなら、俺もそれを選んでしまうかも知れないが。


[今此方を気遣ってばかりの相手が、独り耐え抜いて来た日々を思えば。若かりし頃の彼を抱き締めて、その心を守りたくもある。けれど、]


 唯、俺は今、あんたに逢えて嬉しい。


[俺があんたに教えられる事もあるだろうから。
囁いて、仄かに唇を吊る。頬から頤への輪郭をなぞり、彼の所作を真似る様に襟の隙間からその奥へ、つと指を這わせた。過日 己もまた彼へ残した跡を探るように。]
(-0) 2024/04/29(Mon) 23:02:03

【赤】 葛切 幸春



 ………あんたを寝室へ誘っても?
   
[互いが互いのものだと、知りたい。]



[浅ましい欲求に抗えず―――熱に浮かされた眼で、双眸を覗き込んだ。*]
(*0) 2024/04/29(Mon) 23:03:43

【独】 葛切 幸春

/*
日を跨いでいたのをいいことに赤窓へ移行したが、消去の猶予がないんだな……気を付けなくては。
(-1) 2024/04/29(Mon) 23:05:20

【独】 葛切 幸春

/
さておき、
>>0:43>>0:44〜の表情の変化、天才じゃないか??
ここで初の赤チップ……
(-2) 2024/04/29(Mon) 23:11:07

【独】 葛切 幸春

/*
そもそも、俺の過去話をするにあたって正直良い方向への帰結方法が思い付いていなかったんだが、冬莉の優しさに全てが救われた……。[拝む]

あと良い男なだけに嫉妬が可愛い。
(-3) 2024/04/29(Mon) 23:18:46

【独】 靖国 冬莉

/*

か、わいい…………
 
(-4) 2024/04/29(Mon) 23:28:18

【独】 靖国 冬莉

/*

幸春さん研究会は幸春さんの健やかな日々を応援しています
 
(-5) 2024/04/29(Mon) 23:28:50

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春



……北極星、か。


[如何なる時も等しく方角を指し示す、指標≠フ星。夜空に一点瞬く星の真白さを思い起こし、薄く笑みを零す。そのような 過大な期待を置いていい身でないことは、他の誰よりも自身が一番良く知っていた。]


 星になってしまったら、傍に入れなくなるじゃねぇの。


[なんてな、と冗句を交えつつ。それでも、目の前の彼の憂いを晴らすことが出来るのなら、星間物質であれど 一等星の輝きをも超えて彼の行く先を導けばいい。手繰るのではなく、彼自身の意思で、———何かを損ねる方法で無しに、二人でこの幸福を繋げていく術を掴むことができるように。]


 ………お前さんの口から、その言葉が聞けて嬉しいよ。


[安堵するような声音のまま、伏せる目尻に口付けを落とした。]

 
(-6) 2024/04/30(Tue) 0:51:32

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春

 

[覆っていたものが取り払われた先の、堅さが削がれた優しい笑みに此方も一層口元が緩んでしまう。彼の中での良い男≠ナ居られたことに感謝しなければならない。……綺麗だな、ほんと。¥ャさく呟いて 食い入るようにその表情を眺める。自室で、———俗世から切り取られたこの場所で 唯一 彼の表情を味わうことができる愉悦に浮かされながらも、続く囁くような密事にすいと目を細め。]


 ……なら、こうやって会う時間をもっと増やして、


[耳元へと唇を寄せて、 僅かに触れるほどに余白のないまま。もっと、互いに暴かねぇとな?≠ニ耳朶に直接注ぎ込む音には欲の色合いを乗せて笑気を漏らした。 ]

 
(-7) 2024/04/30(Tue) 0:51:39

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春


[跡を付ける行為を包み込む彼の腕の中が 温かい。顔を上げようと力を籠めるも、それを留める彼の広い手のひらの中で告げられるその言葉に 鼓動が跳ねる音が、聞こえた。触れる唇から、熱が 伝染って 薄く頬が上気していくのが 体感で分かる。]

 
 ……そうだな。


[緩やかに 辿っていく指先のその感触に擽った気に首筋を少しばかり伸ばして 僅かに首肯をする。あの施設へと赴いたタイミングが逸れれば、こうして触れ合うことも、言葉を交わすことすらも出来なかったのだ。出会えた喜びを、———奇跡を噛み締めながらも 、続く言葉に思い当たるものを覚え 此方も笑みが濃くなっていく。]
 
(-8) 2024/04/30(Tue) 0:51:46

【赤】 靖国 冬莉



 勿論。……行こうか。


[情欲を塗した眼差しに 愛しさが込み上がり 、寝室へと促さんと繋いだ手の力が強まってしまう。]
 
(*1) 2024/04/30(Tue) 0:53:33

【赤】 靖国 冬莉


[歩先を向けて、歩く歩幅は次第に大きくなり 目的の場所へと辿り着けば ———果たして何方からだっただろうか。児戯のように 唇を触れ合わせるものから、次第に噛みつくように 唇へと吸い付き 彼を求め合いながら ベットシーツの波に沈んでいく。舌先を忍ばせて、彼の中へとこじ入れて 口腔の温もりを味わいながら 彼を覆う不要物へと指先を這わせ 取り除いていき。]


 ……なぁ、幸春。


[僅かに顔を離し、求めた余韻で濡れる口元を薄く開いて ——口にするのは 先刻の言葉への問い。]


男同士の付き合い方≠チて、何処まで教えて貰ったんだ?


[その先輩とやらとは何処まで。否。他に身体を、心を預けた奴はいたのか。————自身の嫉妬はどうやら存外根深いらしい。釦全て解いたシャツからはだけた先に窺える鎖骨へと口付けを落としながら自嘲を零しつつも 眼差しは真剣なまま。*]
 
(*2) 2024/04/30(Tue) 0:56:09

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


 本当に星になったら困る。
 だが、ロマンチックな話、嫌いじゃないだろう?


[細やかな冗句へ、何気ない揶揄を重ねて笑う時間が心地好い。
あんたはあの星のように眩いが。
そう添える気持ちに嘘は無く。けれど最後、安堵の滲む声を切欠に 僅かばかり躊躇うように歯切れ悪く、言葉を選ぶ間を置いた。]


 ………正直な、話をすると。

 あんたの言葉に救われる反面、俺は長年こんな生き方だったから……また迷うかも知れないとも、思ってしまっている。
 あんたに迷惑を掛けないと言い切れない。すまない。

 だが、冬莉を好きな気持ちは変わらない。
 あんたと居る為の最善を、きっと考え続けよう。だからその時は…少しだけ、待っていてくれないか。


[勝手な言い分だ。自覚しながら、離れる唇をその一時見詰めていた。]
(-9) 2024/04/30(Tue) 20:49:43

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[最中、恐らく此方を指しての聞き慣れぬ形容に虚を衝かれる。
相手の目には己が如何映っているのか。知りたいようで、知るのが恐ろしくも在るような。――己の眼で見る相手の方が、余程と、思う。
況してこの艶めいた声に囁かれて、落ちない相手は居ないだろう。憎らしい誇らしい程に。]


 ………、ああ。

 あんたは何時までも、暴き甲斐がありそうだ。


[目を眇めて、笑った。]
(-10) 2024/04/30(Tue) 20:59:31

【赤】 葛切 幸春

[―――寝室へ踏み入る前の、幾許の間。
抱き合う中で相手の心音が伝うような心地がしていた。

常よりも血色の刺す頬肌を、掌で撫ぜて口付ける。縺れるように呼気を喰い合いながら、ベッドへ乗り上げて互いを剥いで行く。相手のシャツへ指を掛けたのは、屹度己が早かっただろう。
触れる舌の熱さに確かな情欲を知り、早まる鼓動が抑え難い。咥内へ招いた舌を吸い、互いの粘膜を擦り合わせる頭の片隅で、彼の寝台が長身の男二人に軋まぬ造りだった事を幸いに思う。同時に、此処まで招かれた女性は嘗て居たのだろうかと―――そう考えて。

嗚呼、確かに。もっと早く逢えていたなら、あんたの体を満たすのも俺だけで在れたかも知れないものを。
]


 ……? なんだ、冬莉、


[視線で追った唇は潤いを得て目を惹き付ける。澱んだ思考に蓋をして 呼ばれた名に応えを返し、]
(*3) 2024/04/30(Tue) 21:10:39

【赤】 葛切 幸春


[そうして、自分の失言を悟った。]


 何処まで………、


[真剣な双眸を前に一瞬言葉に窮する。
躊躇う隙間を愛撫に変え、色付いた下唇を指腹でなぞり、通った鼻筋へ唇を押し当てた。
そうする内―――じわじわと、心に広がるものが在った。彼の言葉がつい先刻存在の知れぬ女性に妬心を覚えた己に重なって。
まるで独占欲まで共有するかのような直向な心が、嬉しいと。
]


 ……心から好いた相手とするのは、全部あんたが初めてだ。
 

[だからあんたも、俺にこの行為の快さを教えてくれ。
額に額を重ねる至近の距離で、強請るように囁いた。]
(*4) 2024/04/30(Tue) 21:19:00

【赤】 葛切 幸春


 あんたは何方がいい?


[意図は伝わるだろうか。尋ねながら、その先を考える。
彼の負担を思うなら攻手を任せた方が良いのだろう。しかし心と体は時に乖離するものだ。柔らかな女体に慣れ親しんだ相手がいざ男の体を前にして不全に陥りはしないか、懸念が無いと言えば嘘になった。]


 もしもあんたが選べないようなら……、


[暫時、相手の様子を慎重に見詰めながら胸へ指を這わせる。
促す程度の力で軽く押したなら、その背はシーツへ沈むだろうか。シャツから袖を抜き、素の儘になった半身で後を追うように覆い被さった。]
(*5) 2024/04/30(Tue) 21:21:26

【赤】 葛切 幸春



 ……抱かせてくれないか、冬莉。


[───何よりも。
未だ誰も知らない彼の姿を、知りたかった。*]
(*6) 2024/04/30(Tue) 21:22:16

【独】 葛切 幸春

/*
時間が足りん……遅筆ですまない……。

>>2*
大変可愛い。
(-11) 2024/04/30(Tue) 21:29:23

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春



 へぇ、そう見えているわけか。
 ……ふふ。嫌いじゃねぇな、お前さんとの話なら殊更に。


[否、甘さを塗した言葉や話よりも、それらを受けた彼の姿を眺めるのが好きだと言うのが正しいか。軽さのある掛け合いの中で 添えられた言葉に 少しばかり口元が引き攣るのを 気取られないように、———生きやすさよりも忍ぶことを選んだ年の功は その機微を漏らした笑気に解かし込んで。 ]


 謝んなっての。


[少しばかりの間から吐き出された言葉は、きっと押し隠すことなく曝け出された素面そのものだろう。一層、口元が喜色に緩んでいき。]


 勿論、幾らでも。
 そん時は一緒に迷うか、———お前さんとなら回り道も苦じゃない。


[他者と区切る壁を壊して、伸ばす手の先が他の誰でも無い自身であることの幸福を、噛み締める。]


 ……そんなお前さんも含めて、好きなんだから。
 
 
[視線の差す中で、口唇は 小さく名前を漏らす。愛しいその名前を、掬い取って一滴も落とさないような 用心さと、慈しさを込めて。未だ陽気が伴わない春の浅さの中で、幸せを、願って。]
(-12) 2024/05/01(Wed) 0:31:09

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春



 ……おい。俺にも、大いに暴かれてくれよ?


[対象を彼から逸らすかのような物言いに、耳元から離した口元が僅かに不満げに歪んでいくも、眼差しは穏やかなもの。その笑みも、———彼の底も、知っているのは己だけでいいのだから それ程の防備はあってくれた方が良いやもしれない。]
(-13) 2024/05/01(Wed) 0:31:18

【赤】 靖国 冬莉


[口を噤み、応えることへの躊躇を覚えるその姿に 心の淵を重く伸していくものへと思考が否が応でも向けてしまう。が、降り落ちる口付けに遮られて、———情を擽らせるその児戯に加担して 此方からも啄むようなキスを注いでいく。]


 ………言葉が上手いな、幸春。


[肯定もしないし、否定もしない。はぐらかされたと言っても過言では無いのかもしれない。それでも、視界一杯に映し出される彼の その直向な眼差しと言葉の優越さに手繰られて、———彼の可愛らしい強請りに頷きを一つ、俺が最初で、最期にしような。≠ニ応える声音に甘さを孕ませて その愛おしくも、達者な唇を奪い 彼の柔い赤舌を捉えては水音を立てて吸い付き、彼の欲情を煽らんと 互いの液を絡め合わせては 侵していった。]
 
(*7) 2024/05/01(Wed) 0:31:52

【赤】 靖国 冬莉



 ………、そうだな。


[出会った当初、寝台へと誘ったその先を些か恥ずかしくも目の前の彼に問うてしまったあの日とは違い、少しばかり知識を得ている自身だからこそ、何方≠フ示す先も、その過程も、———一応は頭にあった。
 異性ならば躊躇いも無く押し倒して、緩やかに自身のものへと染め上げて悦ばせる自信は在った。
 確かに、事前に情報を得ている。だが、無知の中で 果たして 今までのように 悦ばせることができるのか。失敗が許されない、目の前の愛しい人相手に。

 年甲斐もなく過った不安が顔に出てしまったのだろう、続く言葉に視線を持ち上げたその途端。]
(*8) 2024/05/01(Wed) 0:33:31

【赤】 靖国 冬莉


 
[とん、と不意に 胸元を圧されて、意図しない挙動に 反応が遅れるままに 促されるままに 寝台に背を置いてしまう。頭上で見下げる眼差しに、——慣れないその構図に、息が、詰まる。]

 
(*9) 2024/05/01(Wed) 0:34:21

【赤】 靖国 冬莉



 ………、


[参考資料として見た、映像。男に組み敷かれる中で、頬を上気させて 女のように善がる姿が、頭を過っていく。
 あのように、自分自身がなるのだろうか。これまで幾度となく 抱いた女のように、嬌声を上げて、希うように身体をくねらせて。否、何より。—————彼に、幻滅されたり、しないのだろうか。
 直球に向けられる言葉と、その欲に満ちた眼差しが、陰ることはないだろうか。
 彼が向ける眼差しに、言葉に沿えるような自分自身でないことを痛いほど知っているからこそ、尚更に。]


 ………、幸春。
 

[彼によって暴かれ、はだけた上肢のままで 彼へと手を伸ばし スーツに隠されていたその引き締まった胸板へとつうと指先を辿らせる。女とは違う、角ばった しなやかな肉体————情を傾けた愛おしい男の、身体。]


 ………… 下手だったら、代わるからな?


[少しばかりの静寂の後に、視線を持ち上げて 軽口を吐くように遠回しの肯定の意を示す。惚れた弱みだ。不安よりも 彼のその言葉に応えたいと願うなんて。後頭部へと腕を回して、俺に、男の善さを、教えてくれよ。≠ニ蜜事のように囁く唇は 薄く笑みを敷いていた。*]
 
(*10) 2024/05/01(Wed) 0:54:20

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[俺以外とそういった話をすると罪作りになると思うが。
少々納得いかぬ色で溢す呟きは、返答と呼ぶにはやや控えめな声量にて。届ける気の無い妬心に過ぎない。
 ───謝罪を止める声に視線を起こし、溢れる木洩れ日に似た笑みをこの眼に焼き付けた。]


 一緒に?

 ……ふ。あんたが一緒に居てくれるなら、迷い道も楽しくなってしまって困るかも知れないな。


[この生き方だ。名を呼ばれる機会も、近年には稀でさえある。況して愛しい声音で形作られる其れを、特別に想わぬ筈も無い。
だから、]


 俺を如何するかは、あんたに任せるよ。


[仮に心の内が知れたなら、次いで応えたに違いなかった。
 
防備?──とんでもない。
 俺の全て、あんたのものだと言っただろう。=@
]
(-14) 2024/05/01(Wed) 20:44:00
 




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