![]() | 【人】 ベビーモデル ダヴ[子供服ブランドのポスターで、ベビーモデルが秋服を着て 写っている。 1歳になるかならないか位の小ささで既に目鼻立ちが はっきりした美しい子どもだ。] (0) 2025/10/02(Thu) 22:54:29 |
![]() | 【人】 アパレル店員いらっしゃいませ〜 [マタニティ服とベビー・キッズ服を多く取りそろえたブランドで 店員がにこやかに接客をしている。 店内には若い夫婦や小さな子どもが多くいて、人気店である様子が伺える。] (1) 2025/10/02(Thu) 22:58:51 |
![]() | 【人】 イウダ[秋物の買い出しで新しく出来たショッピングモールを歩いて いると、ふと子ども連れで賑わっている店が目に入った。 マタニティ服も取り扱う子供服ブランドらしい。 今までは全然気にも留めなかった店が目に入るようになったのは 近い将来自分が父親になるということを具体的に考えられる 状況になっているからだろう。 ただ、今はまだ利用するには少し早い。 二人だけの時間をもう少し楽しみたいから。 職種の違いによるすれ違いで、なかなか休みが合わない分、 合わせて取れる時に色々なことを二人でしておきたいのだ。 目下の予定は紅葉が有名なスポットへのピクニック。 所謂「紅葉狩り」というやつである。**] (2) 2025/10/02(Thu) 23:08:08 |
![]() | 【人】 織戸 紫亜── ショッピングモール ── [秋晴れの休日。 珍しく週末に休日が重なって彼と出かけることになった 郊外のショッピングモールは どこもかしこも人で賑わっていた。 女子高生たちのはしゃぐ声や、 親子連れの会話を耳にしながら、 化粧直しを済ませて彼の元へと戻るところ。 今日の二人の目的は秋物の洋服のチェックと、 秋の行楽に決まったピクニックの準備の買い出し。 ようやく涼しくなった気候の中、 久しぶりの遠出に心が躍る。 今回は車で隣県ではなく、前々から準備を進めていた 古都への旅行も兼ねていたから。] (3) 2025/10/03(Fri) 1:53:43 |
![]() | 【人】 織戸 紫亜行きたいところたくさんあるんです。 まずは渡月橋でしょう?それと、着物体験っ。 知ってます? カップルで着物を着てお出かけすると 割引になるんですって! 基依さんの着物姿、似合うだろうなぁ……。 和風の旅館のお泊まりも久しぶりですね。 初めての温泉に行った以来? ……ふふっ、 行きたいこととやりたいことが多くて困っちゃう。 [──そんな話を観光名所が乗った雑誌とインターネットで 調べながら、足を運ぶスポットを計画していたのは数日前。 (4) 2025/10/03(Fri) 1:54:32 |
![]() | 【人】 織戸 紫亜[けれど、入ったショッピングモールの人の多さに ほんの少し見て回っただけで 人の多さに早速休憩を挟んでいた。 通路をたどり戻れば、子供服ブランドの前で 待ってくれている彼の姿が目に留まる。 背が高いから一目で見分けがつくと、 少し歩調を速めて彼の元へと駆け寄っていく。] ──基依さんっ、お待たせしました。 何見てたんですか? ……子供服? [プレゼント、だろうか? 基依さんが用意するならば思いつくのは 早々にまだ生まれていない子供の話をしている 実の兄夫婦、かもしれないけれど。**] (5) 2025/10/03(Fri) 1:55:02 |
![]() | 【人】 イウダ[二人とも仕事をして休みが中々合わないと、順調に 貯金が増えていく。 紫亜は着道楽で洋服は多くあるし、卯田も職業病で珍しい 食材等の買い出しに出費を惜しむ訳ではないから、 節約をしているという感覚は特にないのだが。 だから、今回の休みは思い切って遠出をしてみることに したのだ。 地元では少し浮いてしまう和装での散策も、 古都ならば街並みにも馴染むだろう。 カップル割もあるとなると、男性の和装もそれなりに いそうだから、紫亜と並んで歩いていても不躾な視線を 感じることもないかもしれないし。 普段着る機会のないものに対する忌避感は左程ない。 寧ろ、着せるのも好きな紫亜が喜んでくれるのなら、 何でも着たいとすら思っている。] (6) 2025/10/03(Fri) 21:00:58 |
![]() | 【人】 イウダ[紫亜と付き合うまで、旅行など行きたいとも思わなかった から、卯田の私物に旅行用の持ち物は元々なかったが、 二人で泊りがけも増えて来て徐々に用意も揃って来た。 だから今回はそれこそ洋服の買い足しくらいで一日仕事には ならなさそうだったが、それにしても人の多さに辟易して 休憩を挟むことになった。 化粧室から戻って来る紫亜の声がして、我に返る。] おかえり。 おー、今まで子供服の店って意識の外だったのになって 思ってたとこ。 いつか二人で来ることもあるんだろうな。 [考えていたのは自分達のこと。 友人であり彼女の兄の夫婦へのプレゼントなど 1ミリも考えていなかった薄情者である。 彼らは既に籍を入れているのだから、いつ子どもが出来ても おかしくはないのだろうが、吉報はまだ聞かない。] (7) 2025/10/03(Fri) 21:01:11 |
![]() | 【人】 イウダまあ「いつか」の話はその時で、 今は今度の旅行のことを考えないとな。 後はどこを見て回るんだっけ? [洋服のブランドに関してはまだまだ知らないことだらけ。 自分が着る服も彼女の見立ての方が確実なので、 卯田の私服も今では収納ボックスでは足りずハンガーラックを 買い足して使用している。] 着物レンタルは何も用意しなくて良いって書いてあったけど 正直肌着と足袋は持参したいところだよな。 呉服屋、寄るか? 何となく勧誘がきついイメージあるから、小物なら ネットで買う方が良いかもしれないけど。 [さて、紫亜の意向はどうだろう。 疲れていそうだから、目的を果たしたら早目に帰って ランチも家で作ろうか。*] (8) 2025/10/03(Fri) 21:01:42 |
![]() | 【人】 織戸 紫亜[声を掛けると弾かれたように彼が上がったのが見える。 隣に並んで彼が眺めていた子供服を見る。 まだ”赤ちゃん”と呼ぶにふさわしいくらいの 可愛らしい姿は指も人差し指に乗れるくらいのサイズだ。] ……ふふ、可愛い。 私もちゃんと見たことってないです。 会社の同僚のお祝いに立ち寄った時くらい? 可愛い服、多いですよね。 二人で……、 [そう会話を続けようとして、はた、とその意味を理解する。 きっとそれは今までのように 誰かに贈るためのものではないから。] (9) 2025/10/03(Fri) 21:45:43 |
![]() | 【人】 織戸 紫亜……そうですね、いつか。 ちゃんと選んであげなくちゃ、ですね。 [くすり、と笑って彼と目を見合わせて笑う。 同じ気持ちだと伝える代わりに 彼の手元へと指先を伸ばした。 今は、まだ二人の時間をお互いのために使う日々。 選ぶ服も子供用ではなく、最近、 洋服のストックの数が増えた彼のものや、自分自身もの。] レンタルってどこまで貸してもらえるんでしょうね。 ちゃんとお店にお問い合わせしたほうがいいかなぁ……。 基依さんのサイズだと買っておいたほうが確実? 肌着は確かに使いまわしは避けたいかも……、 [うーん、と迷いながら手を繋いでモールの通路を なんとなく行先を決めずに歩いていく。] (10) 2025/10/03(Fri) 21:46:20 |
![]() | 【人】 織戸 紫亜後、見ておきたいのは…… あ、旅行の準備じゃないけれど、 輸入雑貨のお店でスープのストック見たいのと、 それと……、 [肌着で思い出したものを、こそ、と彼の耳に耳打つ。*] (11) 2025/10/03(Fri) 21:46:32 |
![]() | 【人】 イウダ[成程、会社勤めだと出産祝いを贈る機会もそれなりに あるのだろう。 SASANKAは独身が多く、卯田の勤めている間にそういった イベントは縁がなかった。 ――以前のプロポーズが成功していたら、或いは今頃 祝われる立場だったかもしれないが。 あの時上手く行かなかったから今があり、 今ではこれが正解と断言できる程に幸せだ。] 赤ちゃん服もだけど、マタニティ服もあるようだし。 まずは紫亜が妊娠期間中にテンション保てるようなのを 探そうな。 [子どもの為に選ぶのは勿論だが、「いつか」が来る前には 紫亜の身体の変化が先に来るのだから。 悪阻もあるかもしれないし、気分も不安定になるかもしれない。 そういう時に好きなものに囲まれて少しでも癒されて ほしい。] (12) 2025/10/03(Fri) 22:21:46 |
![]() | 【人】 イウダ[手を繋ぎ、「いつか」の未来からゆっくりと離れる。 今は、同じ方向を向いていると確認するだけ。] サイト見たら「手ぶらでOK」って書いてあったよ。 てことは着て行く下着をそのまま使うか脱いで店のを 借りるか脱いで裸のまま羽織るかだろうけど…… 折角着物を着るなら、下に着るのも専用のものを持ってた 方が綺麗に着られる気がする。 俺はともかく紫亜のは持ってたらこの先別の機会でも 使えるかもしれないだろ。 (13) 2025/10/03(Fri) 22:22:04 |
![]() | 【人】 イウダあー、1階の、コーヒー配ってるとこな? 今日は荷物持ちがいるから任せろ。 [いつも店頭でコーヒーを配っている店は卯田もよく 知っている。スーパーには揃っていない珍しいチーズや スパイスを時々購入するし、見ているだけで楽しめる店だ。 1階に向かうかとエスカレーターを探していると、 耳打ちに瞬きする。] (14) 2025/10/03(Fri) 22:22:29 |
![]() | 【人】 織戸 紫亜[隣に並ぶ彼の表情が緩むことにつられて微笑む。 読めない思考の海の中、過去を振り返る彼が 自身の隣を選んだことを噛み締めているとは知らずに 子供服からマタニティ服へと話題は移っていく。] ! マタニティ服って意外と可愛いもの多いですよね。 ほら、今日みたいに外を歩いていると 時々見かけて可愛いなって思うものが多いんです。 その時にしか着れない服って考えると 選ぶのも楽しくなりそう。 ……一緒に選んでくれるんですか? [着道楽だから自身で服を選ぶことが多いけれど いつだって彼には可愛いと思われていたいから、 そっと、彼の好みを伺う機会を得る。 それは、将来のことを話す中にも紛れていた。] (15) 2025/10/03(Fri) 22:59:50 |
![]() | 【人】 織戸 紫亜[古都で二人で着る予定の着物も、 肌に直接身につける下着も、彼の気配を纏うように どこかに取り入れてしまいたい癖がついてしまっている。 もちろん、その選んだ一品が、 自分自身も気に入るものになればもっといい。] 手ぶらだと確かに……。 海外から来る方も多いだろうから持っていない人に 向けたものが多いのかもしれませんね。 じゃあ、一緒に見ちゃおうかな。 [なかなか普段遣いにできない着物だからこそ 綺麗に着こなして写真に収めたい。 彼の提案に笑って頷き、行先の中に着物店を追加して。] (16) 2025/10/03(Fri) 23:00:01 |
![]() | 【人】 織戸 紫亜[旅行の準備と日常品の追加。 当たり前のように過ごす日々の中に 彼と相談していくものが増えていく。 お店の名前を伝えるとすぐに察した彼に、そう!と また笑い声を立てて首を揺らした。] あははっ、あのお店入っちゃうと つい買いすぎちゃうんですよね。 もちろん 基依さんの作ってくれた料理が一番ですけど…… [視線の先にエスカレーターを見つけ、乗り込む。 先に足を運んだ彼が一段下に沈むと視線の高さが いつもより合いやすく、潜めた声も聞き取りやすかった。] (17) 2025/10/03(Fri) 23:00:32 |
![]() | 【人】 織戸 紫亜……もうっ、見せるなんて言ってないですっ! [エスカレーターを降りきったところで、 照れ隠しに彼の二の腕を軽く押しやった後は 結局自身から手を伸ばしてしまって、 再び彼が握り返してくれるのを待っていた。] (18) 2025/10/03(Fri) 23:01:35 |
![]() | 【人】 イウダ[服の話になるとやはり食いつきが違う。 顔がぱあっと輝く様子を見てくすくすと笑った。] そうだな、少し前までは店に来る妊婦さんは ゆったりしたパステルカラーのワンピースみたいな 印象があったけど、最近はデザインもマタニティじゃない 服と変わらない感じのが増えてきた気がする。 上はトップスで隠れててどうなってるか見えないけど 下はスキニージーンズみたいなのも見るよな、 どうなってんだあれ。 [じろじろと構造を見る訳ではないので、ウエスト部分が 伸縮性のある腹巻のような形になっていたり、 前のファスナーとボタンを全開にしても左右の生地を繋ぐ 専用のベルトつきで産後は普通に閉じて履けるボトムスも 発売されているということを知るのはもう少し先の話に なるだろう。 選ぶなら彼女の好きなものをとは思うが彼女が自分の見立てを 望んでくれているなら、真剣にどれが一番可愛くなれるか 選ぶ気は満々だ。] (19) 2025/10/03(Fri) 23:41:46 |
![]() | 【人】 イウダああそうか、外国人が着るなら確かに準備物は ない方が客を見込めるのか。 [呉服屋を予定に加えてフロアマップを思い出しつつ、 レンタルショップの事情を考える紫亜の言葉に納得する。 日本でも買える店が少ないのに、海外からだとネットでも 知識がないと買いにくいだろう。 それなら下着もレンタル出来る方が手軽だ。 つまりはやはり、恐らく手入れはしてあるのだろうが 下着は他の人が身に着けたことがあるものではなく 個人で持ちたいものだ。 男性用の肌着や足袋もあるのだろうか。 通り過ぎた時は煌びやかな振袖しか目に映らなかったが。 男性用はまあなければネットで探すことにしよう。] (20) 2025/10/03(Fri) 23:42:06 |
![]() | 【人】 イウダ[目当ての輸入ショップは品揃えが多く無料のコーヒー目当ての 客も含めて店内はいつも賑わっている。 荷物は少ない方が動きやすいだろうと先にエスカレーターに 乗り込んだところで、囁きに反応した彼女が頬を染めた。] ナニ、ずっと内緒にすんの?寂しいじゃん〜 [この位の反応は普通の声でも問題はないか。 それよりも一度押し離した癖してまた自ら手を伸ばすのが 可愛くて、口角は上がりっぱなしだ。 うっかりコーヒーの熱さに驚いて零してしまわないと 良いけれど。] (21) 2025/10/03(Fri) 23:42:24 |
![]() | 【人】 織戸 紫亜妊婦さんでもオシャレしてたいですものね。 着やすさを重視して作ってくれているのも もちろん、嬉しいですけど。 [服の構造を不思議がる彼の声にくすくすと笑いながら 同意を示すように頷く。 自身がその服を着る頃には、 トップスで隠されているスキニージーンズの履き口を 彼も一緒に知ることになるのだろう。] その内、分かるかも……? [と、小声で囁き、 疑問に詳しく答えるのはもう少し未来の話。] (22) 2025/10/04(Sat) 11:24:45 |
![]() | 【人】 織戸 紫亜[ふと口にした考えを飲み込む理解の早さに微笑む。 観光で訪れる海外の人が増えている傾向は 仕事やテレビを通じてもよく報じられている。 聞きかじりの知識から答え合わせをするみたい。 予想で擦り合わせをしていく会話は、 彼との価値観の歩調を合わせていくようで 些細な反応も楽しみの一つになっていた。] 日本が好きな方が増えてるって聞きますし、 着物離れしている今でもお試し感覚で 触れられるのっていいですね。 気に入ったら肌着も足袋も、また使えますしね。 ……外国の方のサイズがあるなら、 基依さんサイズの着物も置いてそう……? [エスカレーターでようやく視線の高さが平坦になる彼の 瞳をじっと覗き見るように見つめてしまった。] (23) 2025/10/04(Sat) 11:25:03 |
![]() | 【人】 織戸 紫亜[そんな会話と織り交ぜながら周囲に聞こえないように 配慮された声も、結局声に出してしまったから 一瞬、振り向いた前の人にハッとして口元を抑える。] そもそも隠すためのものですっ! ……内緒、ってわけじゃないですけど、 [悪戯の反応にツン、と顔を背ける矢先 さみしいと言われると横目に彼の様子を伺ってしまう。 伸ばした手を握り返されずに、そわそわしてしまうから。] (24) 2025/10/04(Sat) 11:25:35 |
![]() | 【人】 イウダ[どのくらい先の話になるかはわからないが、 紫亜が着る頃にはまたデザインの凝ったものや より快適に着られる服が出てきているかもしれない。 妊娠期間、好きなものを出来るだけ諦めずに過ごして ほしいし、勿論産後も彼女の為に出来るだけのことは したいと思っている。 「家族」を作りたい。 機能不全家庭に育った自分を温かく包んでくれた 織戸家のような、それぞれがそれぞれを尊重しあえる 素敵な家族を。] (25) 2025/10/04(Sat) 21:34:49 |
![]() | 【人】 イウダカップルでレンタル出来るなら男物は当然あるだろうけど 俺も足袋と肌着は出来るなら持っていきたいかな。 まあここの店になかったらネットで探すよ。 [着丈もだが足のサイズも29センチと大きいので 合う足袋は置いていない気もする。 普段の靴下も「大きいサイズコーナー」で選ぶ程の品揃えが ないのが現状だから。 呉服屋の方にスープ等の買い物を持ち込むのも邪魔かとは 思ったが、紫亜だけが選ぶなら店の隅の方にいれば良いか。 下着屋と違って、此方は男が入っても可笑しくはないだろうし。] (26) 2025/10/04(Sat) 21:34:59 |
![]() | 【人】 イウダへえ、「隠す為」って言われると余計見たくなるな〜 [ぷんすこしているのも可愛くてつい揶揄いを継続してしまう。 尤も、エスカレートして周囲に悟られるのは本意ではないので 意地悪な囁きは会話の終了の一撃の心算で。] (27) 2025/10/04(Sat) 21:35:13 |
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![]() | 【人】 織戸 紫亜[「家族」を作るための準備をする期間。 お互いにもうしばらく二人の時間を過ごしたいと望み 恋人として過ごしていたけれど。 今は婚約者として、挙式の話や、 家族を増やそうという話も自然と上がるようになっている。 二人で季節を超える度に、準備を楽しめるようになり やがて二人以外の時間を望むようになるのかもしれない。] ふふっ、そうですね。 今日見つからなくても、当日までに用意できたら。 和装って花火大会の日に着た浴衣以来になるかな。 [あの時は夏で浴衣だったから、足袋用意しなかった。 二人で暮らすようになった今は、彼が着るサイズも 確認せずとも諳んじられるようになったのは微かな変化。] (30) 2025/10/04(Sat) 22:36:20 |
![]() | 【人】 織戸 紫亜[拗ねる仕草を見せても呆れられやしないと、 分かった上で拗ねてみせることを 彼の前で露にするようになったのと同じように 彼のからかいが本気じゃないことにも気づける今。 からかう声に反応をしないようにとぐっと唇を結んで 返事を待っていると彼の視線が鋭くなった気がする。] ……? [沈黙を破ろうとして、唇を開こうとして──、] (31) 2025/10/04(Sat) 22:37:55 |
![]() | 【人】 織戸 紫亜[1階のフロアに降りて、今から向かうのは場所的には 当初のコーヒーショップが近いだろう。 けれど──、] 食品系は後々増えるかもだから、 一番最後にしましょうか。 上に戻って、先に着物屋さんと衣類を見に行きましょ。 [緩やかに笑み向ける彼に自然と微笑みを返して、 降りてきたエスカレーターとは反対の階上を 目指すものへと再び足を向けることを面白がっていた。*] (32) 2025/10/04(Sat) 22:38:33 |
![]() | 【人】 イウダ[花火と浴衣と言えば、最中に盛り上がったことを思い出す。 脱がせる時に洋服とはまた違った興奮があった。 今回はレンタルだし散策用に着るからそういうシチュエーションにはならないだろうが――] 呉服屋もこのモールだけじゃなくて色々ありそうだしな。 あんまり長居して高い着物を売りつけられても困るから ここで見つからなくて後日の時も俺を連れて行けよ? 「嫁の買い物に理解のない旦那」として店から 脱出する助けになるから。 [久々に過保護が顔を出す。 紫亜なら着物も上手く着こなすのだろうが、何せ洋服とは 桁が違うのでそう何枚も持つと流石に心配になるので。] (33) 2025/10/04(Sat) 23:26:07 |
![]() | 【人】 イウダわかった、戻ろう。 [紫亜の提案に頷いて反対側のエレベーターに乗る。 吹き抜けの天井から映画の垂れ幕が大きく見えた。 時間があれば映画でもと思っていたが、果たして。] お〜やっぱり女性ものだけっぽいな…… [呉服屋の方が近かったので先に寄ってみると、 小物は店頭のワゴンに入っていてすぐに見られるように なっていた。 4枚コハゼのフォーマル用から、くつしたタイプのものまで 色々あるが、サイズは25cmが最大なので女性用だけのようだ。 これは?と手に取ったのは履きやすいくつしたタイプで レースで出来ている可愛らしいもの。 今回着るのはフォーマルな場ではないのでカジュアルな デザインでも良いだろう。 因みに肌着はパッケージにSMLと書かれているのが置いてあり 見本はなさそうだ。店内にはあるのかもしれないが。*] (34) 2025/10/04(Sat) 23:26:51 |