
![]() | 【人】 謎の子ども[ 名前とは個体名を識別する必要がある時に付与されるもの。 星々が囁き合うだけなら名前など個々には不要であり、 魔術師にも子どもにも名が無いのは必然であった。 鏡の中を見知らぬ他人だと思い込み、 攻撃していた小さい手がスっと引っ込んでいく。 怯えて逃げたり大人に救いを求めるのではなく、 自分で追い払おうとジタバタするあたり 幼子は存外気が強いようだった。 ] ともだち、よぶの? おとうさん、おかあさんって? へん。 おなまえ、ひつよう。 [ まるで仕方の無い子どもを言い含めるような調子で、 大真面目な顔でこくりと子どもは頷いた。 どうやらアドバイスしたつもりらしい。 見目は不思議なほどに共通点の多い二人でも、 幼さゆえか、性格面は違いが見えた。 ] (52) 2026/04/04(Sat) 18:59:50 |
![]() | 【人】 謎の子どもこーひー? [ それは人間が好む飲料だ。 どうやら違うらしい、と目をぱちぱち瞬かせてから、 むうと子どもは唇を突き出して、あい、と首肯した。 ] コヒ。 こっち、よびやすい。すき。 [ 幼子の菓子より甘い滑舌でも言いやすく、 大人の耳にもきちんとした形で聞き取れることだろう。 靴を脱がされる時はされるがまま、 終わった時、子どもはぷらぷらと足を揺らしていた。 二人の分が並ぶと、自分の靴の小ささが際立つ。 幼子は大人ぶってコヒのものを履き直そうとしたが、 それより先に、名付けの気配に頭を上げた。 ] (53) 2026/04/04(Sat) 18:59:56 |
![]() | 【人】 謎の子どもでぃあ? [ こちらは少し舌がもたついた。 舌を噛みそうになり、むむ、とどうにか言い直してから 何度も口の中で音をころころと転がしていく。 幼子には、まだその名前に込められた意味は分からず けれど何も察せないほどに鈍くはない。 ふにゃっと頬をゆるめ、ココア色の頬を赤くして ようやく己の名前を飲み込んだ。 ] ありあと、コヒ。 わたしのおなまえ、でぃあ。 よばれたら、なあに、する。 [ 覚えたよ、とアピールするように胸を張って さっきのコヒの発言をなぞらえるように返事をする。 拙い子どもの、大人ぶった真似事だった。 ] (54) 2026/04/04(Sat) 19:00:01 |
![]() | 【人】 ディアのむ。こーひー。 [ 飲めるわけがないのだが、幼子はしたり顔で答えた。 頬と頬がぴたりとくっつくと、 なんだかくすぐったいような、こそばゆいような、 訳もなく笑いだしたくなるような 色んな感情が、星の瞬きよりも色付いて重なった。 ] おあよ、コヒ。 [ おはよう、の言い方はすっかり溶けきっていたが 子どもは気付かないまま、嬉しそうに笑った。** ] (55) 2026/04/04(Sat) 19:03:28 |
![]() | 【人】 はじまりの魔術師 コヒ[鏡像を自己だと認識出来ないのに、 友達におとうさんやおかあさんと呼ばれるのが変だという 常識が備わっているのが面白い。 ふふ、と魔術師は笑った。] そうだね、友達に変だって思われる前に 教えてもらって良かったよ。 [彼もきっと「変」だと衒いなく言って来る性質の人間で 率直なところは子どもと似ているかもしれなかった。 指を鳴らせば鏡は消えて、辺りは元の森に戻る。] (56) 2026/04/04(Sat) 20:05:49 |
![]() | 【人】 はじまりの魔術師 コヒ飲んだことあるの?コーヒー。 あれを「コーヒー」と呼ぶのとは別のことばを持った 人たちが名付けたんだけどね、「コーヒ・ヌール」。 [ヒはイに近く、「コ・イ・ヌール」とも呼ばれるが そういった蘊蓄は披露する機会もなく、子どもの口からは 縮めた「コヒ」という言葉がまろびでた。 この瞬間、由来からは離れ、魔術師は「コヒ」という 個体名を手に入れたのだった。] ありがとう。 これで、友達にも自己紹介出来る。 「わたしの名前はコヒだよ」って。 [親と認識できる呼称も捨てがたかったが、 呼ばれてみればこれが特別なのだとしっくりくる。 子どもが成長して発音が上手くなっても、自分は 「コヒ」のままでいる。] (57) 2026/04/04(Sat) 20:06:08 |
![]() | 【人】 はじまりの魔術師 コヒ[響きに乗せたコヒの想いを感じとったのか、 子どもの舌では少々上手く言えない「ディア」を 拒否する言葉は出なかった。 たくさん呼ぼう。 親愛を込めて。 いつか大きくなって子どもにとってのdearが現れても 別の愛称を選んでほしい。 dearは、このなんでもないありふれた夜を特別にして くれた「小さいさん」だけの大切な名前だから。] ほんとうに? [苦いのを好むのかどうかは知らなかったが、 飲めないならば自分が飲めば良い。 それが親だとコヒは思った。 魔道具を使って湯を沸かし、粉に注いで抽出するのは 人間と同じように自らの手で。 飲みやすくする為のミルクも傍に置いて、 毛布を魔術で固く組み上げた簡易のチャイルドチェアに ディアを座らせる。 向かい合って飲んだコーヒーは苦い筈なのに、 星をはちみつにして溶かしたように甘かった。*] (58) 2026/04/04(Sat) 20:06:25 |
![]() | 【人】 はじまりの魔術師 コヒ――それから―― [友人が訪れたのは数日後のこと。 彼はもう迷わないように彼自身に誘導魔術の刻印を こっそり施しているので迎えに行く必要はなく、 今まで通りノックとほぼ同時に扉が開かれた。] (59) 2026/04/04(Sat) 20:06:37 |
![]() | 【人】 植物学者 ジョバンニえ、は?! いつの間に産んだ?! いや、妊娠してたらさすがにわかる、 てことはよそでこさえた子か?! [友人は人間じゃあないってことはとっくに察してたが、 こないだまでは確かに独り暮らしだった筈だ。 赤子って言うにはデカい、友人そっくりの子ども。] 坊ちゃん?嬢ちゃん?? [そんなところまで、こいつにそっくりだ。] (60) 2026/04/04(Sat) 20:07:40 |
![]() | 【人】 はじまりの魔術師 コヒ産んでないし、わたしの胤でもないよ。 でも、わたしの子だ。 ご挨拶、できるね? この男がわたしの友達、ジョバンニ。 [ディアをちらりと見る。 前に話したことがあったろう?と。] そうそう、わたしにも名前ができたから名乗らなくては。 「コヒ」って、これからは呼んでくれるかな。 [此方は友人に向かって。] (61) 2026/04/04(Sat) 20:09:07 |
![]() | 【人】 植物学者 ジョバンニ[花が綻ぶように咲うのを見てつられて笑う。] 俺が言った時はいらないっつってたのにな、名前。 コヒ。 呼びやすくて良い名前じゃねーか。 [ちょうど土産にコーヒーを持ってきたところだ。 淹れてもらおう。 子どもは飲めるか知らんが、飲めなきゃ何かはあるだろ。 ここにコヒの子どもとして暮らしているなら。**] (62) 2026/04/04(Sat) 20:09:22 |
![]() | 【人】 ディア[ コーヒーの由来たる薀蓄手前の発言は、 幸か不幸か、生憎と幼子の耳には右から左だった。 一応は「ふーん」と返事をしているものの 明らかに海馬に刻まれている様子はない。 ありがとう、と礼を言われれば 幼子はきょとんとしてから、にこっと笑った。 何故礼を言われているのかはあまり分からなくても、 良いことをした、とは思っているらしい。 ] のめるもん。 でぃあ、おとなだから。 [ 何の根拠も無いまま無駄に胸だけを張り、 幼子はコヒが飲み物をいれてくれるのを大人しく待った。 暴れず、ぐずらず、ちんまり座ったまま 出されたコーヒーカップをきらきらと見つめる。 ] (63) 2026/04/04(Sat) 21:51:42 |
![]() | 【人】 ディア[ 大人と言い張った割にチャイルドチェアはピッタリで、 世話されるのも当然のような顔で受け入れた。 くんくんとコーヒーの匂いを嗅ぎ、 苦そうな気配を察知してはミルクに手を伸ばす。 ] おとなはね、みるく、いれる。 いっぱい。 [ だばだばと有り得ない勢いでミルクを注ぎ、 もはやミルク味のコーヒーまで進化を遂げたところで 幼子は満足気に薄茶を飲み干し、おいしいと笑った。 向かい合ったコヒの方が自分よりミルクが少なければ、 負けたと思ったのか、勝手にミルクを入れ始める。 そして明らかに自分よりも甘そうな見目になったところで 「小さいねぇ」と勝ち誇ったように唇を持ち上げた。* ] (64) 2026/04/04(Sat) 21:51:47 |
![]() | 【人】 ディア[ 数日後、幼子はなんだか騒がしい男を見て眉を寄せた。 坊ちゃんか嬢ちゃんかと自分を見てくる視線に、 自然と小さな体はコヒの後ろへ隠れていく。 これがコヒの言っていたともだち、と理解をしても ちらりと自分を見やるコヒに気づいても 幼子はぷいっと顔を背けた。 ] ごあいさつ? [ やらないといけないの?と言いたげな声色だったが、 渋っていても諦められるものではないと 幼子ながらに理解と察知はしたらしい。 じとっと男を眺め、コヒの服を皺になるほど握りしめ、 ぽて、と1歩足を踏み出した。 ] (65) 2026/04/04(Sat) 21:55:38 |
![]() | 【人】 ディア…………でぃあ。 ばいばい。 [ 早く帰れと言わんばかりの不貞腐れた態度だった。 同族ではないと本能で察しているのだろう。 そんな子どもらしいといえばらしい無礼さも、 男が土産を出す気配を察せば、少しばかり薄まった。 ] こーひー? [ 欲しい、と身を乗り出し、男を見上げた。 それから可愛らしく整えられた衣服の裾から手を出して 「ください」と言わんばかりに手のひらを広げる。 ] ありあと。 [ コヒに数日で可愛がられたこの幼子は、 男の土産を自分のものだと思い込んでいる節があった。** ] (66) 2026/04/04(Sat) 21:59:58 |
![]() | 【人】 はじまりの魔術師 コヒ[子どもの一人称は「わたし」だった。 コヒと出逢う前から星々の前でもそう称していたのか、 そう教わったのか、或いはコヒを真似たのか。 与えた名を自分に馴染ませようとしているのか、 一人称が「でぃあ」に変わる。 その様子を見て、愛し子と名付けたのは本当に正解だったと コヒは目を細めた。] ミルクが好き?一緒だね。 ディアが持ちやすいようにピッチャーで出してるけど 瓶にはまだあるからいっぱい飲んで良いよ。 [薄める為の言い分が可愛らしい。 ここまでの色をコーヒーと呼んで良いものかは 知らないが、コヒが咎めないのでこの場のこの飲み物は コーヒーで確定する。] (67) 2026/04/04(Sat) 22:44:22 |
![]() | 【人】 はじまりの魔術師 コヒわたしにも入れてくれるの? やさしいね。ありがとう。 [表情からすると対抗心のようだったが、 存外気の強い子どものその心を刺激する心算はなく、 更に色が薄まった飲み物を飲む。 「ミルクをいっぱいいれるのが大人」という理論なら、 ディアよりも薄い色のコーヒーを飲むコヒは大人という ことになるのだけれど……そこは言わぬが花だろう。 そんな風に、たっぷりと甘やかす生活が始まった。] (68) 2026/04/04(Sat) 22:44:37 |
![]() | 【人】 はじまりの魔術師 コヒ[ジョバンニは子どもからすると途方もなく大きく見えるだろう。 背が高いだけで屈強な体つきでもなければ顔も全く怖くは ないのだが、違いに敏感な子どもは瞬時に彼が「違う」と わかったらしく、わかりやすい警戒と拒否を示す。 普段はとびっきり甘やかすコヒだったが、 その態度を見ても男を追い返さなかったので、 ディアはきっとそれもショックだっただろう。 それでも挨拶の為に一歩踏み出した成長をコヒは喜んだ。] お名前、よく言えたね。 次は「ばいばい」の我慢を覚えようか。 彼はわたしのはじめてのお友達だから、 ディアをもっと見せびらかしたいんだ。 [とはいえ、本能的な拒否はコーヒーのように簡単に 薄めることはできないから、徐々に慣れてくれればと 思っていたのだけれど、土産が功を奏したようで、 説得する必要はなさそうだ。] (69) 2026/04/04(Sat) 22:45:06 |
![]() | 【人】 植物学者 ジョバンニおっ コーヒーが飲めるのか? 見た目よりおませさんだな。 [バチバチに警戒してんなと思いきや、土産につられる なんて、やっぱりまだ子どもなんだな。 結局坊ちゃんか嬢ちゃんかわかんねーままだが、 名前があんならそれで呼ぶか。 ディアだなんて、 オレの友達は結構ロマンチストだったらしい。] (70) 2026/04/04(Sat) 22:45:23 |
![]() | 【人】 植物学者 ジョバンニオレは基本裏の花畑にいるよ。 夕方帰る前にコーヒーを飲む時だけ、 コヒとディアのウチに入れてもらってもいいか? [掌にコーヒー豆の入った麻袋を置いて、 いつものように靴を脱がないまま扉を開ける。 後ろで、コヒが「ジョバンニは裏の花畑を綺麗にお世話 してくれてるんだよ」と説明しているのが聞こえた。*] (71) 2026/04/04(Sat) 22:45:34 |
![]() | 【人】 ディア……ばいばい、がまん? [ ぶすっとした顔は不満をありありと表現しているが、 幸いなことに、幼子は文句が長引く性質ではなかった。 そう言われるなら仕方ない、と唇を尖らせて つま先でつんつんと床を蹴る。 坊ちゃんか嬢ちゃんかと聞かれ答えなかったのは、 警戒心ではなく単に脳が追いつかなかっただけだ。 誰かを理解し、コヒの様子を伺い、名前を名乗る─ という手順は幼子には重労働だったのである。 とはいえキャパシティが追いついていたとして、 「どっちとかない」と言う他ないのだが。 ] (72) 2026/04/06(Mon) 19:45:59 |
![]() | 【人】 ディアのめる。 みるくいっぱい。 ……いま、みためよりって、どういういみ? [ 今貴方は私を馬鹿にしましたか?と 言わんばかりの顔で幼子は男を見上げた。 靴を脱がない様はコヒとは逆だ。 こちらの許可を得ようとする男の言葉を聞き、 コヒからも説明が飛んでくるのを耳に入れ 幼子は少しの間考え込んだ。 ] (73) 2026/04/06(Mon) 19:46:03 |
![]() | 【人】 ディア[ びし、と短い指で男の足を指差すと 幼子はまるで家主のような顔で返事をした。 ] くつ、ぬぐなら、いい。 [ 譲れないラインであったらしい。 ぷくっと頬を膨らませ、 幼子はコヒの足にしがみついて顔を背けた。** ] (74) 2026/04/06(Mon) 19:48:10 |
![]() | 【人】 はじまりの魔術師 コヒそう。出来るよ。 ディアはとても賢いから。 [理由に「賢い」を選んだのは、我慢した時としない時の コヒの感情の変化等を予想して、選べるという確信が あったから。 それとは別に、コヒは子ども扱いをあまり好まずに、 大人ぶる一面があると感じているので、 言い聞かせるような言い方よりは、出来ることを 信じているのだと伝える方が効果的だと判断したのもある。 続いてのジョバンニからの質問は結果的に空中分解した。 コヒからもフォローの回答はおきない。 どっちかに決めることに意義を感じるいきものなら、 性器を両方後付けしたりしない。 こだわる必要はないのだから答えなくても良い、という 考え方である。] (75) 2026/04/07(Tue) 22:14:15 |
![]() | 【人】 植物学者 ジョバンニおっと、悪かったな。 オレくらいデカいとチビっこに見えてんだよ。 ディアもこの家の「あるじ」だもんな。 靴を脱ぐのはオレには結構抵抗があるんだけど―― 折角の機会だ、コーヒーの時間には脱いで お邪魔させてもらおう。 [ディアはコヒと同じ感覚なんだろうか。 オレにとっちゃ靴下なんてのはパンツと同列の、 つまりは下着なので無暗に見せたくはないんだが、 しょうがない。 今までは玄関先でもらってた飲み物を この「親子」と一緒にテーブルについて飲めるなら オレの細やかな羞恥心は捨てるべきだ。 約束をして、一度花畑に向かう為に家を出た。*] (76) 2026/04/07(Tue) 22:15:21 |
![]() | 【人】 はじまりの魔術師 コヒディア、今晩は花のタルトを焼こうか。 ジョバンニは花畑の管理の為に花を間引いたりも しているんだ。 裏の花はみんな食べられる毒のない種類だから、 バターで炒めてフィリングに混ぜるのと、 焼く前に上に飾るのと、一緒に選ぼう? [コヒはなるべく魔術ではなく人間と同じように 料理をするようにしていた。 ディアが人間に擬態したいと思った時に、 魔術を乱用しない訓練を受けている方が便利だろうと 考えたからだ。 食器棚に仕舞ってある型や器具を取り出し、 材料はディアが出すのを見守る姿勢。 さあ、覚えているかしら。**] (77) 2026/04/07(Tue) 22:16:42 |
![]() | 【人】 ディア[ 男は、靴を脱ぐのには抵抗があるらしい。 「へんなの」という率直すぎる目線は飛んだが、 脱いでくれるなら良いかと幼子はひとりで納得した。 幼子には靴の着脱という行為や場所への拘りはないけれど、 コヒが家の中では靴を脱ぐほうを好んでいるから 男にもそうさせたいだけだった。 ] そう。でぃあも、あるじ。 おうち、おそうじとか、してるし。 [ どうやら立派な家主という自認があるらしい。 掃除といっても濡れ布で床を好き放題に拭いてみたり、 小さいホウキで汚れてもいない場所を掃いたり、 どちらかといえばままごと遊びに近いのだが。 あなた、おそうじしたことないでしょ?と 幼子特有の狭すぎる世界観が瞳にぷかりと浮かぶ。 どう考えても花畑を世話してくれる人が、 家の掃除とは無縁なはずもないのだけれど 幼子の自慢したいという欲の方が強かった。 ] (78) 2026/04/08(Wed) 16:30:49 |
![]() | 【人】 ディアたると? [ 幼子はきょとんとコヒを見上げ、それから頷いた。 フィリングね、知っていますよ、と言いたげな顔だったが 当の本人にまだそこまでの記憶保持量はない。 コヒは器具やタルトの型を取り出したものの、 何故か材料には手を伸ばさなかった。 ] …………? コヒ、なんでざいりょー、ださないの? [ 聞いてみて、幼子はハッと思いついた顔になる。 ───なるほど、これは。 ] (79) 2026/04/08(Wed) 16:34:06 |
![]() | 【人】 ディアなにつかうか、わすれちゃったの? もー、しょうがないなー。 [ 幼子の発想というものは、時に月のうさぎより跳ねる。 よいしょ、と台に乗って材料のある場所を探し、 自分が出してあげるつもりでうろうろと指がさまよった。 コヒはさっきバターと言っていた。 つまり、バターがいる。 それから大体は牛乳と卵を使っているし、砂糖もあって、 謎の粉も使っていた……ような……? 幼子の記憶力はコヒの期待ほど優秀では無かったものの、 大枠を組める程度の材料は用意が出来た。 出てきた粉はタルトとは無縁のパン粉であったが、 本人も「なにかちがう」と本能で察しているらしく 少し気まずそうな顔で机に乗せる。 ] (80) 2026/04/08(Wed) 16:38:36 |
![]() | 【人】 ディアおはな…… んと、えっと、……ばら? [ 桃色の薔薇が咲いていたのは覚えている。 けれど今回、それが間引かれるかは分からない。 故に幼子はコヒを伺うように首を傾げ、 ついでとばかり、隠蔽するようにパン粉を引っ張った** ] (81) 2026/04/08(Wed) 16:41:35 |
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※希望能力についての発言は控えてください。
2026/04/11(Sat) 8:00:00までに開始しなかった場合、この村は廃村となります。
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